テニス メンタル

メンタル

過去の栄光にしがみついて生きる選手、が多い

一度実績を残すと、それで満足してしまう人。

これが多いのが、悲しいですがテニス界です。

でも・・・これって、逆にチャンス。

過去の栄光にしがみついている人を蹴落として、どんどん上に上がっていくチャンスを掴めるのは、アナタ自身です。

 

過去の栄光にしがみついて生きる選手、が多い

 


 

1.実績重視のテニス界、だからこそチャンスがある

皆さんの周りにもいませんか?

いつまでも、自分の過去の最高成績に固執している人。

県大会でベスト4に入ったのなんてもう5年も前なのに、今でもその話ばかり。

そういう話をする人は、もう結果を出さなくても自分はテニス界で大きな顔が出来る、と思っているんでしょう。

そしてどこかで、諦めている。

もうあんな成績は出せない、だから本気でやっていないフリだけして、みんなから褒められていれば良い・・・と。

こんな相手との対戦では、絶対に負けてはいけないのです。

 

2.昨日の勝利は、今日には忘れて「飢えて」いこう

本当に試合に勝てる、勝ち続ける強い人は違う。

私も色々な試合で審判台から、ラインジャッジとして見て来ましたが・・・何ていうか、飢餓感が違うんですよね。

何回勝利しても、「試合はまだか・・・出たい・・・」と、すごく飢えている。

もちろん、勝った瞬間は嬉しいんだけど、次の日の朝になるともう飢えたライオンのようにまたコートに戻って来る。

これは、持って生まれた性格、育った環境も大きく影響しているでしょうが、何より本人の意識改革。

人はだれでも、どこかで満足してゆったりした生活を送りたい、と思いますからね。

試合に勝ち続ける人は、何より自分に厳しく、飢えを絶やさない。

空腹感こそ、快感・・・くらいに思っているんだと思います。

 

3.「まだ自分は、何も得ていない」と感じられるかどうか

少し、話がそれましたね。

私自身、社会人になりテニスを趣味として続けている・・・ように思っていますが、まだ何も得られてはいない。

そう、仕事やプライベートでは良い想いを多少は出来ていても、テニスで何を得て来ただろうと。

ふと立ち止まって考えてみると・・・それって、まだ何も得れていないんじゃないかと思うんです。

他の人から観たら、「充分実績残しているよ」と思うことも多少はあるかも知れません。

でも、私の感覚としては、去年の成績だって何の意味も持たない過去のこと。

数年前なら尚更だし、もっと昔のことは全然興味が無い。

と、自分に言い聞かせながら「空腹感」を常に持てるようにしている・・・つもりです。

アナタ自身、自分の過去や実績とどう向き合うのか。

その向き合い方次第で、もしかしたら自分の弱さを打破出来るかも知れませんよ。

 

実績は実績。

事実は事実。

それ以上でも、以下でもありません。

自分の過去と今と、どう向き合うのか。

そこにテニス選手としての本質が見えてくる。

いつの間にか、自分で自分を弱くしていること、あると思います。

一緒に勝利に飢えて、いきませんか?

ピックアップ記事

  1. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!
  2. テニス選手の筋肉に必要なプロテインは、ささみプロテインバーでの補給が最適
  3. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  4. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート
  5. 夏の男性の日焼け止めは、「ギャツビー パーフェクトUV スプレー」が便利

関連記事

  1. テニス ウェア

    メンタル

    試合後の君のテニスウェアは、しっかり汚れているだろうか?

    ふと、思い出してみる。自分の小学生時代を。きっかけは、…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合とはボールを打ち合うものではなく、主張と主張をぶつけ合うもの

    テニスの試合、何が面白いのか・・・。私は技術的なこと、よりも戦…

  3. テニス 客観視

    メンタル

    試合の中で良い流れを手放したくなければ、「テニスの基本」を徹底することを貫こう

    テニスの試合、調子や流れは行ったり来たり。だからこそ、アナタ自…

  4. テニス リターン

    メンタル

    「決まった!」と思う癖を無くさない限り、いつまで経っても詰めの甘いテニス選手で終わります

    昨日の錦織選手とジョコビッチ選手の試合、長いラリーの応酬・・・が多かっ…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    人から評価されることが、目的になってはいないか?

    T-PRESSを始めて4年、最近私も感じていることがあります。…

  6. テニス ミス

    メンタル

    試合中に声出しがうるさい人は、基本メンタルが弱いと思って良い

    試合中に、やたらと声を張り上げてくる人。これは、どのレベル、ど…

特集記事

  1. テニス メンタル

    練習メニュー

    厳しくて続かないトレーニングは、身体も心も消耗するだけ
  2. ダブルス

    「ダブルス練習」テニスの試合で活かせるように!
  3. テニス トレーニング

    ストローク

    フォアが振れない、もしそれが深刻なら
  4. テニス メンタル

    戦術

    プレーに波がある人は、「上の部分」をコントロールしていこう
  5. テニス スマッシュ

    ボレー

    フォアハンドボレーでパンチ力を出したければ、「後ろではなく上」にラケットをセット…
PAGE TOP