テニス トレーニング

練習メニュー

「短い練習時間でテニスの試合に勝てるようになる!」ために、必要なのは具体的な意識と準備です

皆さんは普段のテニスの練習時間、どの程度でしょうか?

学生の皆さんであれば毎日の部活動で2~3時間、社会人の皆さんであれば週1回1~2時間程度かも知れません。

なかなか時間を確保するのは、難しいですよね。

テニスは時間をかければかけただけ、上達するという訳ではありません。

むしろ短い時間をしっかり有効に活用出来る人ほど、試合で成果を発揮しやすい。

その為に必要なのは、コートの立つ前と終わった後の意識と行動です。

 

「短い練習時間でテニスの試合に勝てるようになる!」ために、必要なのは具体的な意識と準備です

 


 

■練習はコートに入る前から始まっている、という意識で

練習が始まる前に、アナタが準備しておくべきことはたくさんあります。

自分の課題や、その日の練習内容とそれに対する意識の準備。

テニススクールであれば毎週テーマが違うはずですから、それに合わせて自分なりに「課題と磨くポイント」をしっかり準備しておく。

イメージトレーニングをしておけば、実際にコート上で練習が始まったときには「修正」から入ることが出来る。

テニスノートを試合前に書くのと同じように、練習のときも事前の準備が大事。

練習が始まっているのに、自分の課題やテーマがあやふやな人は、何をどう練習しても主体性が無いので上達は難しい。

コートに入る前に、自分にとって何が必要なのかをしっかり整理しておきましょう。

 

■ボールを打つたびに、自分で「試合のカウント」を設定してみる

ラリー練習でも球出し練習でも、試合の「カウント」を想定してみると練習にも熱が入ります。

私なら、チャンスボールを打ちこむ練習であれば、4-4、40-30 の場面をイメージして練習する。

3周目くらいからは、逆に追い込まれた場面、2-5、15-40 のような場面を想定して、確実性を重視して攻撃していく自分で、打ってみる。

そういう工夫は、アナタ自身で行って、責任を自分に課す努力が求められます。

「ただの暗示、そんなに意味あるの・・・?」と思った方、やり続ければ試合でも練習のようにきっと、打てるようになります!

試合では、カウントシチュエーションが無い場面なんて無い。

練習と試合の環境を近づける工夫は、アナタ次第です。

■テニスノートは練習後30分以内に記録する

練習が終わった後、30分がアナタの上達において最も大事な時間。

練習した内容、感じたこと、次への課題は、時間が経てば経つほど、どんどん薄まった情報になっていきます。

すぐにテニスノートを書くのが難しければ、スマートフォンにメモとして残したりしておく。

私は後でノートに書く用に、その場で自分にメールで送っておくようにしています。

コートに立っている練習時間は短くても、その後の時間をどれだけ使うかはアナタ次第。

ライバルに追い付いたり、市民大会で成績を残したければ、より効率的に短い練習時間を活かす術を身に付けていかないといけません。

 

コート上での練習は、本当に貴重な時間。

1球たりともムダにしたくない・・・という意識で練習できると、実はそれって試合に近い理想的なシチュエーション。

だらだらと長い時間、コート上で打っているだけだと、逆に試合のような短期決戦には弱くなってしまう。

短い練習時間、逆に利用しちゃいましょう。

工夫次第で、まだまだ練習はより良いものになっていける。

私はそう、信じ続けます。

ピックアップ記事

  1. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  2. アディダス テニスシューズ バリケード JAPAN がアシンメトリーで最高にカッ…
  3. テニス選手のフットワークを支える、足首サポーター「ASO」
  4. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊
  5. テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」

関連記事

  1. テニス 気付き

    練習メニュー

    練習中のボールの拾い方一つでも、「ラケットワークの練習になる」ことを忘れない

    テニスの練習は、コート上に入れる人数が限られている。テニススク…

  2. テニス ミス

    練習メニュー

    県内No.1のアノ選手だって、技術の9割はコピペです

    「あの選手のストローク、凄いな・・・」「サーブ、ブレイク出来る…

  3. テニス スマッシュ

    練習メニュー

    テニスのタッチプレーを、ゲーム感覚で練習する方法

    テニスの試合で必要な、タッチプレー。「本当に必要?」と思ってい…

  4. テニス ドロップショット

    練習メニュー

    「この打ち方って合ってますか?」テニスに必要な自己調整能力、上達には不可欠です

    打ち方を覚えるって難しい。俺もレッスンの時に「この打ち方って合…

  5. テニス ダブルス

    練習メニュー

    練習から「相手のいない場所に落とす」が、出来るかどうか

    練習で上手そうに見えても、試合で弱い人。こういう人は、実は練習…

  6. テニス 部活

特集記事

  1. テニス ダブルス

    スマッシュ

    センターロブは早めの声掛けで、スマッシュチャンスを逃さない!
  2. ストローク

    「すぐにでも試合で勝てるようになりたい!」人は、ストロークで回り込みフォアハンド…
  3. テニス リターン

    ストローク

    「打つコースがバレないように隠す」ことが、本気で求められている
  4. テニス メンタル

    メンタル

    トーナメント形式の大会では「一発勝負だからこそ、格上に勝つチャンスがある」ことを…
  5. ストローク

    「初心者にストローク教える時は・・・」テニス部内で最初の段階から準備の大切さを確…
PAGE TOP