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まさに今は、読書の秋。
ということで、最近筆者の私が実際に読んで「これは良い!」と思った本を、紹介したいと思います。
良い!と思う観点は、「テニスの成長に活かせるかどうか」。
他競技からも、学べる要素はたくさんあります。
このサイトでも時々、これらの本から得たエッセンスを入れて記事を書かせて頂いてますが、ぜひ皆さんにも触れて欲しいと思います。
T-PRESS筆者が選ぶ「テニスの成長に大事な考え方」を学べる名著5選
1.Number PLUS オシム語録 人を導く126の教え
愛読している雑誌「Number」の別冊として、元サッカー日本代表のオシム監督の言葉をまとめた内容。
日本人にとって、スポーツとどう向き合えば良いかのヒントは、非常にテニスに活かせるものが多い。
また、平和な日本でスポーツが出来るありがたみと、それに伴う危機感は、自身の壮絶な過去体験によるもので重みがある。
客観的でウィットに富み、なおかつ燃え滾る情熱が溢れてくる、そんな一冊です。
2.東大と野球部と私――勝つために大切なことは何か
元プロ野球選手の桑田さんが書いた名著。
周りはレベルが違う、次元が違うと諦める前に、東京六大学野球に挑む東大メンバーに知恵と工夫、具体的なアドバイスを送る桑田コーチの目線は、テニスにも本当に役立つものが多い。
何より、真剣勝負を自分たちのフィールドの中で挑んでいく姿勢は、格上相手に挑むテニス選手の背中を大いに押してくれるでしょう。
自分の環境に不満ばかり抱えている人は、一度読んでみませんか?
3.新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか
「スポーツと関係無いのでは・・・?」と思った方、残念。
私は何度も書いてきましたが、テニスの成長を妨げている大きな要因は、先入観。
この先入観を打破していくには、身近な具体例が一番とっつきやすい。
北野さんの視点は、シンプルに現実主義で客観的。
今まで自分たちが当たり前だと思っていたことは、実は変化を恐れて甘えていた部分である、ということに気付かせてくれる一冊。
きっとアナタのテニスも、大きく変わっていくきっかけになるでしょう。
4.アルキメデスの大戦
私は何度も、テニスの成長には数字と具体例、が必要だと書いてきました。
漫画でそれを実感させてくれるのが、この「アルキメデスの大戦」。
第二次世界大戦前の日本を舞台にした、戦艦大和を巡る「数値合戦」の珠玉の名著だと思います。
数値を制する者は、戦いを制す。
この漫画を読めば、テニスに必要な準備力と客観的な視点が養えるはずです。
5.ベイビーステップ
やはりこの漫画は、外せないでしょう。
テニスマンガを一気にリアリティの世界へ運んでくれた、またテニスという世界を幅広く発信してくれている。
何より私が好きなのは、作者の方のメッセージ性が感じられるところ。
主人公が自分の足で、活動資金をスポンサーに営業していく姿は、まさに「日本のテニス界のみんな、もっと工夫して頑張ろうよ!」というメッセージが込められている。
私も及ばずながら、こういったメッセージを発信できる一人でありたいと感じています。
テニスの初心者の方はもちろん、今後テニス界に携わっていきたい、働きたいと考えている学生の皆さんにも本当にオススメです!
思い立ったら、吉日。
今回はamazonのリンクを付けさせて頂きましたが、読みたいと思ったら買ってしまいましょう!
私自身、いつも本は人のブログや紹介サイトから買う機会が多い。
だって、amazonで買うと翌日には届きますからね・・・便利で怖い世の中です。
たくさんの本に触れれば、それだけアナタのテニスは成長する。
これだけは、自信を持って言えます。
読書の秋、アナタのテニス人生に大きく影響を与える一冊、探してみませんか?