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「テニスに必要な体力は何か?」と考えると、効率的なトレーニングが見えてくる

目次

トレーニングは大事だけど、なかなか取り組むことが出来なくて・・・と、悩んでいる方。

色々と本やサイトで情報は出ていますが、今一度、テニスに求められる「体力」について、客観的に考えてみませんか?

何度もお伝えしている通り、自分で考えること、がまず大事です。

ただキツイ、ハードなトレーニングをしていれば強くなるかと言うと、スポーツは必ずしもそうじゃないです。

 

「テニスに必要な体力は何か?」と考えると、効率的なトレーニングが見えてくる

 


 

■自分が納得したトレーニングなら、乗り越えられる

そもそも、私も体力トレーニングは嫌いでした。

何でマラソン選手みたいに走ったり、筋トレしたりしないといけないのか・・・テニスならもっと、頭脳的にプレー出来るんだから工夫次第じゃないか、と思ってました。

でも今考えれば、この背景にはもっと根深い問題があった。

それは、トレーニングを「やらされていた」んですよね。

人から指示されて、与えられたトレーニングって、きつく感じませんか?

本当にトレーニングは、意識次第です。

 

■自分で考えたトレーニングなら、自信にもなる!

トレーニングには根拠が必要。

例えばアナタなりに、テニスの試合の中での「体力」についてイメージしてみて下さい。

ポイント間はだいたい20秒くらい、その後のラリーも20秒くらいでしょうか。

ダブルスの試合ならもっと、短くて急激なダッシュ、が求められますよね。

テニスの試合は、やって休んでの繰り返し。

それも急激なダッシュと停止を繰り返す、ことを考えると、一定のペースでずーっと走っているよりも変化を付けたい。

アナタなりに、ランニングから工夫しても良いと思います。

70%の力でダッシュ、その後90%の力でダッシュ、の後には軽いジョギングにする、というのをポイントごとに繰り返していくイメージで走ってみる。

試合をイメージ出来るので、走りながらも楽しさもあります。

普通のランニングよりも、自分で工夫した方が絶対に続くし自信になる。

試合の中でトレーニングを思い出せれば、それはメンタル面の強さにもなるのです。

 

■「頭がハッキリしているか?」を常に考えながらトレーニング

テニスでは、以前にも書きましたが疲労度がそのまま思考力の低下につながる。

トレーニングしながらも、しっかり頭がスッキリしているかは確認しましょう。

2桁の足し算を暗算出来るか?

冷静に周りを観る力、疲れても自分の中に残っているだろうか?

こういった問いかけを、常に自分の中で行って、頭の疲労度も確認しておきましょう。

「あ、これくらい疲れてくると、思考も鈍るんだな・・・」という感覚を持てておくと、試合でも慌てないで済みます。

 

体力トレーニングは重要、だからこそ、自分で考えましょう。

大号令で走るのでなく、静かに自分で考えて行動に移していく。

1日5分でも良いので、トレーニングについて考えて実践していくことをお勧めします。

テニスノートに、記録することも。

その積み重ねが、アナタの強さとオリジナリティーになるはずです。

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