テニス 雪

練習メニュー

「挑戦するキャプテン、しないキャプテン」によって、チームの挑戦力の絶対量は決まる

部活やサークル、社会人チームやテニススクール。

皆さんも色々な環境で、テニスを頑張っていることと思います。

チームの雰囲気、どうですか?

試合に勝ちたい、という熱量、持てていますか?

どのグループにもキャプテンやリーダー、スクールであればコーチのようなみんなをまとめて導いていく役割を担っている人は、いますよね。

もしかしたら、アナタ自身がそうかも知れません。

であれば、私が伝えたいメッセージは、これです。

 

「挑戦するキャプテン、しないキャプテン」によって、チームの挑戦力の絶対量は決まる

 


 

■リーダー以上に挑戦する選手、を作るのは難しい

テニスに限らず、あらゆるスポーツチーム、会社の組織でも同じかと思います。

リーダー以上の熱量は、チームの中で育ちにくい。

逆に言えば、リーダー以上の熱量を持っている選手が入ってくればリーダーも感化されて熱量が上がるか、またはリーダー並みに下がっていくでしょう。

それくらい、チームや組織って不思議な力が働く。

大事なのは、リーダーは常に「挑戦するようなスタンス」を貫いて欲しい、ということです。

 

■皆で取り組めれば、「挑戦」は楽しい

私の高校時代も、全部が挑戦でした。

テニスコートが無い高校が、本気で全国を目指していました。

中学・高校一貫の高校でしたので、部員は80人くらいはいたと思いますが、使えるのは公営のコートを2面、2時間。

教えてくれる先生もコーチもいませんでしたが、歴代のキャプテンは皆、「挑戦する」のが好きな人たちでした。

コートが使えないなら、頭を使って工夫する。

「今日から、こんな練習やってみよう!」と、いきなり言い出す・・・けど、結構みんなのことをしっかり考えて、考え抜いて決めている。

コートに立って練習出来るときには、もう120%の集中力を用いて練習する。

この集中力って、すごいですよ。

私は今でも、部活で「挑戦」出来たからこそ、自分のテニスがあるんだと思っています。

 

■どんな組織でも、リーダー以上の人材は来ないし育たない

厳しい言葉かもしれませんが、学生の皆さんもぜひ意識して欲しい。

もしアナタがキャプテンやリーダーであれば、自分以上に頑張る人は来ない、育たないと思って欲しい。

自分が挑戦しているかどうか、常に厳しく自問自答して下さい。

そして、自分一人で頑張ろうと思わずに、出来るだけ周りを巻き込んでいく。

学校を、部員を、家族を巻き込んで、新しい仕組みやトライを行っていく。

それが出来れば、きっと社会人になっても何も怖く無い、それくらいの力が付いていることと思います。

 

「何か難しいこと書いてあるけど、結局どうしろって話?」と思った方も多いでしょう。

テニスの練習環境、考え方、何か最近新しいことに挑んでいますか?

変えるのって、勇気と熱量がいる。

しかも上手くいく、とは限らない。

ですが・・・私の経験上、何かを変える挑戦を繰り返した方が、絶対にテニスは上手くなっていく。

苦しい、孤独な立場だと思いますが・・・リーダー、キャプテン、コーチの皆さん。

日々挑戦、していきましょう!

ピックアップ記事

  1. 真夏のスポーツ観戦には、超軽量・小型の折り畳み傘は必需品
  2. スピンサーブ習得の秘密兵器に、「スピンサーブマスター」を使ってみない?
  3. 雨でコートが濡れていてもテニスがしたい!方にお勧めの「ウォーターバキューマー」
  4. テニスの試合で勝ちたい男子選手に、オススメのゲームウェア
  5. iphoneでテニス動画を撮影するなら、三脚ホルダーのスマホスタンドを使おう!

関連記事

  1. 練習メニュー

    自分が変わることで、仲間も変わっていく

    明後日にて、T-PRESSでは「練習」をテーマにしたセミナーを開催し…

  2. テニス 夜

    練習メニュー

    「闇錬だけで、テニスを上達させて優勝しよう」と思っている人は、ちょっと考え方を改めないと

    よく、「闇練好き」という言葉を聞きます。テニスに限らずですが、…

  3. テニス 部活

    練習メニュー

    高校からテニスを始めても「上達して強くなる」為に、必要な意識4つ

    たくさん頂くメッセージやアンケートの中で、こんなご相談も多くなってきま…

  4. テニス 練習
  5. テニス メンタル

    練習メニュー

    「必要性を理解していない練習」は、ただの作業である

    人って、同じことの繰り返しが一番楽。慣れて、こなせて、頭も使わ…

  6. 練習メニュー

    周りの仲間から、「悪い影響」を受けやすいのもテニス

    一生懸命、練習しているつもりなのに、なかなか上達しない。試合で…

特集記事

  1. テニススクール

    コーチとの関係値も、アナタの大事な実力
  2. ボレー

    「サーブ&ボレー、見習い中」テニスの試合ではまずやってみることが相手へのプレッシ…
  3. テニス 戦術

    その他

    「これじゃテニスの試合で使えない・・・」打ち終わった後に態勢が崩れるのであれば、…
  4. テニス 練習

    練習メニュー

    「大学に進学すると、高校時代より練習量が減ってしまう・・・」からこそ、必要な意識…
  5. テニス ストローク

    リターン

    両手バックハンドのリターンが安定しない人は、「後ろ側の腕の脇」を締めて打つ
PAGE TOP