テニス 名著

メンタル

試合でパニックにならない為にも、「自分にとって分かりやすい数値」で作戦を覚えておくと落ち着いてプレー出来る

試合前に色々作戦を考える・・・けど、試合になると頭が真っ白に!

という経験、皆さんはありませんか?

作戦を覚えておくには、コツがあります。

それは分かりやすいキーワードや数値、を自分の中で作っておくこと。

私はいつも、「7」という数値を作戦のベースにしながら試合に入っていくようにしています。

 

試合でパニックにならない為にも、「自分にとって分かりやすい数値」で作戦を覚えておくと落ち着いてプレー出来る

 


 

■オススメのキーワードは「7」という数値

7という数値を、作戦のベースに私は考えています。

7割のコートを使う、ライン際の3割のコートはリスクが高いので捨てる。

70%の確率でファーストサーブを入れる。

7割の力でラリーする。

簡単なようで、意外と試合の中で力が入ってくると忘れてしまいがち。

ポイント間では、「7、とにかく7だ・・・」と言い聞かせる、だけでも違ってくるのです。

 

■ベースの作戦があると、応用も効きやすい

もちろん、いつでも7割の力で通用するほど試合は甘くない。

ですが、自分の普段のベースが「7割」だと自覚出来ていれば、強くしたりする調整もしやすいですよね。

漠然と全力でプレーしていると、ギアを上げるときにどれくらいなのかが分からなくなる。

それって、すごく危険ですし勝てない選手の典型例です。

 

■アナタなりのキーワード、を探してみよう!

自分でぜひ、考えてみて下さい。

多いミスのパターンを減らす、にはどんなキーワードが自分にとって最適か。

私はいつも「ネットの2メートル上」を、ストロークとサーブのキーワードにしています。

実際狙いをネットの2メートル上に置いておくと、試合では調子をキープ出来る。

それくらい、ネットミスが多いんですけどね、普段。

だからこそ、アナタなりの工夫、アナタ自身の言葉を創り出すことが大事です。

 

キーワードを作ったら、ぜひリアルに口にしてみましょう。

自分で言葉にして発すること、が大事です。

試合中、0-40や40-0になっても慌てない。

練習から言葉にして発していれば、試合でも自然に言葉になって出てくる。

その一言が、かなり試合では助けになってくれるでしょう。

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