メンタル

2-5ダウンの場面でも、「3セットマッチなら次のゲームは大事」その理由について

3セットマッチ、皆さんの中で経験したことがある方はどの程度いるでしょうか?

地方の学生大会、一般の草トーではほとんど1セットマッチですが、知っておいて損は無いのが「ゲームカウント」とサーブ権の問題。

プロ選手の試合を観ていると、結構この辺を意識しているのが分かります。

試合観戦も、こういった観点に着目すると面白いですよ。

もちろんアナタ自身の、試合にも活かせる部分が多いはずです。

 

2-5ダウンの場面でも、「3セットマッチなら次のゲームは大事」その理由について

 


 

■3-5にすることで、2ndセットは自分のサーブから始められる

2-5で自分のサーブ、のときをイメージしてみましょう。

まずはキープしたいところですが、3-5になっても相手にキープされたらそれで1stセットは終わり・・・なとき。

そんなシチュエーションで、1ゲームをキープする価値、どのあたりに見出せば良いのか。

2ndセットのことを考えると、答えは見えてきます。

そう、自分からのサービスゲームで始める為には、3-5で相手サーブ、という展開にしないといけない。

小さいことですが、サーブが得意な選手は「自分のサーブから2ndセットを開始出来るどうか」が肝になる。

ただの1ゲーム、ですが無駄な1ゲームでは無いのです。

 

■1セットマッチでも、3-5になればチャンスは広がる

例えば1セットマッチでも、3-5になるとチャンスは広がります。

3-5になれば、ゲーム差は2ゲームですが1ブレイク。

だからこそ、自分のサーブをしっかりキープ出来る部分を相手に見せておくと、プレッシャーになる。

2-5からのサービスゲームは、「まだこの試合、捨ててないよ」というメッセージを相手に送ることが大事なのです。

自分にとってチャンスが広がる、という意識を強く持って試合は進めていかないといけない。

アナタ自身は・・・どうですか?

 

■挽回するには自分の中での成功イメージが大事

挽回に必要なのは、成功イメージ。

相手に自分がプレッシャーをかけて、崩れてくれるようなイメージが、アナタにはあるでしょうか?

強い選手、考える選手ほど、しっかり「プレッシャーも感じてくれる」のが良いところ。

キープするゲーム、ブレイクするゲームも、全て対極を観つつ自分でコントロールしているという感覚を持ちましょう。

きっと意識を高く持てば、自分の中で「あっ、この感覚か・・・」というのに気付くときが来るはずです。

 

ブレーク数で、試合を俯瞰してみる。

このことが、しっかり出来るようになると、試合でも落ち着いてプレー出来ます。

ゲーム数ではなく、ブレーク数を意識すれば、挽回のイメージも出来やすいですよね。

自分のサービス力が無い?

そんなの言い訳です。

自分のサーブ力は磨きつつ、しっかりブレークしていく為のプレッシャー、相手にかけていきましょう!

ピックアップ記事

  1. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について
  2. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
  3. フットワークを磨きたい!なら、足指トレーニングは欠かせない
  4. テニスの合宿・遠征に大活躍なのは、消臭ランドリーバッグ
  5. 大事なテニスウェアを汚したくないなら、シャープの超音波ウォッシャーを持ち歩こう

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    先頭を走る人は、自分でしっかりルールを作って試合に臨んでいる

    試合でコンスタントに結果を出していく人、まさにトップランナー、ですよね…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    格上の上位選手に対して、「このまま勝ってしまって良いのか?」という問いかけに、打ち勝てますか?

    テニスに限らず、学生スポーツでは特に、この問題を避けて通れない。…

  3. テニス 指導

    メンタル

    なぜ、アナタには執着心が身に付かないのか?について、そろそろ考える時です

    2年前、ある高校生の試合を観ていました。それは団体戦で、とある…

  4. テニス 練習

    メンタル

    嫌いな練習ほど、真剣にやって早く終わらせてみたら?

    テニスが上手い人は、きっとどんな練習も高いモチベーションで一生懸命・・…

  5. テニス 指導

    メンタル

    「勝ちたい」ではなく、「勝たないといけない」までもっていこう

    テニスの試合に出ていると、負けず嫌いで勝気な人が多い。これって…

  6. テニス メンタル

    メンタル

    テニスにおける経験値は、初めてからの時間の長さは関係無い!

    私は、改めて最近感じることがあります。テニスは経験が必要?…

特集記事

  1. ストローク

    アウトミスならOK、でいこう!
  2. テニス ボレー

    シングルス

    強いシングルプレイヤーは、ポジショニングがすごく細かい
  3. テニス スマッシュ

    ボレー

    ネットプレーにおいて、「ハイボレーはいつでもウォッチ!」が出来るように準備してお…
  4. テニス スマッシュ

    スマッシュ

    テニスの試合で「スピン回転のスマッシュ」を覚えておくと、厳しい態勢からでもラケッ…
  5. 筋トレ

    テニス知識

    体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
PAGE TOP