テニス ダブルス

サーブ

テニスの試合で、「ファーストサーブが入らなければセカンドサーブ」、くらいの感覚は命取りになる

テニスの試合では、サーブは2回まで打てる。

2回目をミス、ダブルフォルトをして初めて失点・・・という感覚、どこかで持っていませんか?

試合に勝てる人は、この発想が違う。

試合に勝ちたい、トーナメントを勝ち抜きたいなら、このサーブに対する意識を変えなければダメ。

ファーストサーブに、とにかく重きを置きましょう。

 

テニスの試合で、「ファーストサーブが入らなければセカンドサーブ」、くらいの感覚は命取りになる

 


 

1.同じサーブでも、ファーストとセカンドでは全く意味が違う

例えば同じ威力、同じコースのサーブでも、それがファーストなのか、セカンドなのか。

それによって、主導権は大きく左右されます。

セカンドサーブなら相手は攻撃的に来る、ファーストサーブならポジションも後ろになっている可能性が高い。

ファーストサーブをしっかり入れていけば、リズム良く自分で「試合の主導権を渡さない」ことが出来るのです。

これは感覚、ではなく統計が証明している事実でもあります。

 

2.67%が一つのキーワード

プロ選手の試合でも、学生や一般の方の試合でも、実は近しい数値がこれ。

ファーストサーブの入る確率が67%より下がると、グッとブレイクの確率が高くなる。

自分でこの意識が無いと、「とにかく2球に1回は入れば、まぁ良いか・・・」くらいにしか感じない。

そしてそのまま、ブレイクして負けていくのです。

 

3.自分から主導で打てるサーブの強化は、テニスの基本

なぜ、サーブが、ファーストサーブが大事なのか。

それは、「アナタ自身で打っていくことが出来る、唯一のショット」だからです。

自分で主導出来るショットが上手くいかない、それは予想以上にアナタ自身の自信を削いでいくものなのです。

この事実、テニスという競技を理解しましょう。

逆に言えば、サーブが安定すればそれは全てのショットに良い影響を与えるのです。

 

最後に書いた、「サーブは全てのショットに影響を与える」ということ。

これはぜひ、覚えておいて欲しい。

それなのに、サーブはなかなか練習が出来ない、どう打って良いか教えてもらえない・・・と悩んでいる方が多いと思います。

打ち方だけでなく、ポジションもしっかり研究する。

ぜひ、このT-PRESSでもヒントを色々お送りしていきたい。

試行錯誤の中で、アナタ自身で本気で探せば必ず見つかります。

ファーストサーブ、本当に本当に、大事にしましょう。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合で「足裏の皮膚が荒れてしまう方」にオススメな、皮膚保護専用クリーム「…
  2. 試合で勝ちたいテニスプレイヤーなら、マイランニングシューズは欠かせないアイテム
  3. 「テニスラケット専用ウェイトボール」を使えば、素振りでのパワーアップも可能に!
  4. ヨネックスの新作ラケット、Vコアのハイスピンテクノロジーによる超高弾道は本物だっ…
  5. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える

関連記事

  1. サーブ

    サーブの強化とは、多様性

    「良いサーブが打ちたい!」と、漠然と考えている方は多いですよね。…

  2. テニス リターン

    サーブ

    セカンドサーブからでもプレッシャーをかけるためには?

    試合の中で、「セカンドサーブを叩かれる」と心が折れそうになる。…

  3. テニス 確率

    サーブ

    最初のサービス練習4本、丁寧に入れれば相手は・・・何を感じますか?

    ほとんどの試合、ウォーミングアップでサーブ練習くらいですよね。…

  4. サーブ

    ポジションに着く前に、トスアップ練習を

    サーブのトスアップの重要性。これを感じている人は、本当に試合に…

  5. テニス サーブ

    サーブ

    まっすぐな方向にサーブが打てれば、しっかりコースを狙えるようになる

    サーブをしっかり狙って、サービスゲームをキープしたい。でもコン…

  6. テニス サーブ

    サーブ

    安定感の無い選手のほとんどが、サーブに力を使い過ぎている

    サーブに皆さん、どの程度力を使っているでしょうか?「大事なショ…

特集記事

  1. テニス サーブ

    サーブ

    今年こそ「サーブ改革元年」、試合に勝てるサーブの考え方とは?
  2. テニス メンタル

    戦術

    いつでもどこでも、「反撃コース」を想定しておこう
  3. テニス シングルス

    ストローク

    初心者の方のストロークを安定させる、「正しい打点への入り方」を再確認してみましょ…
  4. テニス メンタル

    ストローク

    「前足?後ろ足?」テニスのストロークは素早い攻守の切り替えが必要なので・・・
  5. その他

    「こんな奴とはテニスの練習をしたくない!」と感じてしまう人の特徴4つ
PAGE TOP