サーブ

「高~いトスアップ」を直すことで、アナタのテニスのサーブはもっと良くなる!

目次

サーブの指導は難しい。

何が難しいって言うと、とりあえず個性的な打ち方していても、それをずっと続けていると入るようになってしまうので、なかなか思い切った修正が出来なかったりする点かな?

癖があるのは分かっていても、「来週試合ある・・・」なんて場合は、さすがに新しいことを取り入れにくかったりする。

 

「高~いトスアップ」を直すことで、アナタのテニスのサーブはもっと良くなる!

 


 

でもやっぱり変な癖があると成長しにくいどころか、ピンチの時や精神状態が不安定な時に、入れるだけでも精いっぱいなサーブになってしまう。

だからやっぱり癖は直して、成長出来るしっかり安定したサーブを手に入れなきゃね。

でも癖って色々ある。

特に多いのが不安定なトス

中でも高過ぎるトスで悩んでいる人が多いみたい。

「高過ぎるから低くしてごらん!」って言っても、大抵低く出来ない。

低く出来ないからそれで試合に出るんだけど、風が強い日もあるし、ビビってトスが上げにくい時もある。

そうなるとこの高いトスのサーブはサーブの精度を落としてしまう。

じゃあどうやって高くない、いわゆる普通の高さのトスになるのか。

それは膝の使い方にヒントが隠されている

トスが高い人で、なかなか低く修正できない人の多くは、トスを上げた直後に、伸び上がって膝が曲がらず、真っ直ぐになってしまうことが多い。

なので、トスを上げた直後の重心は高い。

でも高い打点のボールを打つためには、軽く背伸びやジャンプをしていかないと、ラケットダウンの反動も使えないしスウィングスピードも上がらないので、そこから膝を曲げ、そしてその曲げた膝で上に蹴ってスウィングをしたいんだけど、一拍分余計な動作が加わったため、結局トスを高くして滞空時間を稼がないと間に合わないという訳。

手順で言うと、

①トスアップと共に膝を曲げる

②曲げた膝で一気に上に蹴り上げる

③蹴り上げた反動を利用してスウィング!!

 



 

しかし、トスを高くしないとタイミングがつかめない人は

①トスアップ直後に膝を伸ばしてしまう

②伸ばした膝を曲げてジャンプに備える

③曲げた膝で一気に上に蹴り上げる

④蹴り上げた反動を利用してスウィング!!

という感じで動作手順項目が増えてしまい、その分トスを高くして時間を稼がないといけなくなったのだ。

トスが高い人は、まずトスアップ直後の膝の使い方を覚えよう。

トスアップもある意味難しいが、だからと言ってトスごときに膝を使ってリズム取ってしまうと、肝心なトスアップの後膝が伸びてしまうので要注意!!

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

ピックアップ記事

  1. ※満員御礼【女子ダブルス 八木コーチ レッスン&ゲーム会】1/16(月…
  2. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品
  3. 【定員に達しました】6月10日(土)~11日(日) 高西コーチ&八木コ…
  4. 「プリンス キャスター付きボールカゴ」が、やっぱり一番使いやすい
  5. あらゆる場面で活躍できる「万能タイプスポーツサプリメント」凌駕BCAA+

関連記事

  1. テニス サーブ

    サーブ

    テニスの試合でサーブが入らなくなると、つい「顔の近くで打ちたくなってしまう」から余計入らなくなる

    テニスの試合でサーブが入らなくなると、陥る共通の問題があります。…

  2. テニス サーブ

    サーブ

    テニスの試合で、「サーブのコースがバレてしまう!」ときは、大抵がトスアップの位置が原因です

    サーブのコースの打ち分け、皆さんはどの程度意識しているでしょうか?…

  3. テニス サーブ
  4. テニス サーブ

    サーブ

    試合に備えて積んでおきたい、サーブ&ボレーの基本練習5つ

    試合の中でサーブ&ボレーを入れていきたい、と考えているみなさんへ。…

  5. テニス 観察

    サーブ

    サーブで狙うコースが安定しないときには、「ボディからセンター」みたいな感じで良い

    試合の中で、サーブの調子ってどうしても水物。調子が悪いときって…

  6. テニス サーブ

    サーブ

    周りが苦手なことを、「自分も苦手」に決め付けていないか?

    例えば、サーブ。皆さん、の周りにサーブが得意な人、試合で武器に…

特集記事

  1. テニス ダブルス

    サーブ

    ダブルスのサーブ、ノータッチエースより「相手に触らせる」ことを意識
  2. テニス 練習

    メンタル

    ネット際のボールって、避けておくべき?
  3. テニス サーブ

    フットワーク

    明日から出来る試合での改善策は、リズムとテンポを良くしていくこと
  4. スマッシュ

    グランドスマッシュを打つ前、バウンド前に相手コートをチラッと見よう
  5. テニス メンタル

    戦術

    飛びつきながらも、頭は冷めた感じがベスト
PAGE TOP