テニス メンタル

その他

テニス部を「引退」していく学生の皆さんに、私から伝えたいメッセージ

目次

春は出会いの季節、でもあり別れの季節でもある。

もうすぐ高校生であれば、全国高校総体の予選が始まる。

もう結果が出てしまった地域、学校の皆さんもいるでしょう。

負けたら最上級生は引退、というのが学生スポーツの大きな節目でもあります。

または新学年の新学期、いち早く受験の為に部活を「引退」する人もいる。

私から送るメッセージはただ一つ、またいつでも良いので、「テニス」に戻ってきて欲しいということ。

それだけです。

 

テニス部を「引退」していく学生の皆さんに、私から伝えたいメッセージ

 


 

■社会人になって初めて分かった、テニスの魅力

中学から硬式テニスを始めた私ですが、さしたる成績も残せないまま大学まで続け、その後テニスコーチに。

そして一般企業へ転職して早10年。

テニスをやっていなかった時期は24歳から4年間くらい。

その後再開して、感じることがあります。

「テニスほど、人と人とが本気で交わる人間っぽいスポーツは無い」と。

学生からバリバリ選手としてやっている人、社会人からテニスを始めた人、現在もコーチとして現場で頑張っている人・・・。

みんなが全国のあちらこちらで、市民大会で真剣勝負。

その戦いを通じて、皆で成長出来る場があるとすれば・・・。

その場所に戻ってきて欲しいと思ってしまうのは、当然だと思います。

 

■学生時代に「テニスをやっていた」という財産は、何事にも代え難いこと

「学生時代にテニスをやってましたが、もう辞めてから長いので・・・」と謙遜する人が、私の周りでも多い。

でも社会人からテニスを始めた人から言わせれば、それって贅沢な話。

私もたくさん、社会人からテニスを始めて上達した人を見てきましたが、学生時代のベースがある人はやはり別格。

経験って、絶対に身体に染み付いているし、再開すれば必ず呼び戻せる。

そして何より、勝負の楽しみを覚えた人は、絶対にまた身体が本能的にうずくはず。

テニスの試合って、何が楽しいってやっぱり勝敗が付くから。

悔しいことももちろん多いですが、やっぱり勝つことの歓びって、何度味わっても良いものだし自信になる。

それは仕事や普段の生活にも、大きな刺激になり成長の糧になる。

長い人生、テニス一つあるだけで絶対に変わります。

 

■これからの時代、健康は待っていても掴めないものになる

まだ10代の若い学生の皆さんは実感が無いでしょうが、人間健康が第一。

その健康、少し前の時代であれば自然に維持できる身近なものでした。

しかし今、そしてこれから人工知能やロボットが確実に増えていく時代では、待っていては人間の仕事や行動は減るばかり。

であればテニスのようなスポーツ、継続してみる、再開してみることが大事だと思いませんか?

「だったら気軽に、ランニングで良いよ・・・」と思った方、本当に走り続けられますか?

テニスは良い意味で、上達しないと周りに迷惑がかかるスポーツ。

試合に出れば持久力も要りますし、相手と駆け引きをしていればボケることも無いでしょう。

本気でテニスをやっていれば、きっとそれだけで健康を掴みとれる・・・でしょう。

私はこの先10年で、そんな時代になると本気で思っています。

 

少し大げさな話になりましたが、テニス部を「引退」した皆さん、本当にお疲れ様でした。

受験や色々なこと、テニスをしていた時間に充てて頑張って下さい。

ですが・・・出来れば週に1回くらい、ラケットを振ってみませんか?

「燃え尽きた・・・」という人もいるでしょう。

でも大丈夫。

アナタがどれだけ離れても、テニスはいつでも待ってくれています。

そして私も、アナタがテニスを再開する日までこのサイトで記事を更新し続けます。

更新の通知がうざければ、通知をOFFにして下さい。

また見たくなったときには・・・きっともっと、テニスが好きになっているはず!

という淡い想いも込めて、アナタ自身の今後に期待しています!

ピックアップ記事

  1. 寒くなっても清潔感は保ちたい、テニスプレイヤーのみなさんに
  2. プロテニス選手を目指したいなら、英語は必須!実用的なテキスト5つ
  3. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?
  4. 学生さんや社会人プレイヤーにもお勧め!「タッチ系テニス」に適したガット3選
  5. iphoneでテニス動画を撮影するなら、三脚ホルダーのスマホスタンドを使おう!

関連記事

  1. その他

    「試合に出続けながら苦しもう」スペインテニス界のトーナメント事情

    スペインのバルセロナで練習していた時、月に3大会ほどのペースで大会に出…

  2. テニス ダブルス

    その他

    「また次も試合がある」と考えるか、「目の前の試合は、二度と無い」と考えるかで成長の度合いは段違いにな…

    テニスの試合は、草トー大会から市民大会、腕に覚えがある人は国体予選や全…

  3. テニス メンタル

    その他

    「ラケットバッグの汚れ、どう落とす?」数か月に1回くらいはキレイにしましょう!

    学生の皆さんは、テニスの試合のときだけでなくもしかしたら通学もラケバと…

  4. その他

    良いフォームが必要という、危険な発想

    綺麗なフォームこそ、上級者の証?いえ、それは「そういう人もいる…

  5. テニス コントロール

    その他

    テニスの試合で、「作戦は相手に知られてOK!」むしろ後半は、それを逆手に取っていくのが常套手段です

    スポーツにおいて、「自分の作戦はなるべく相手に悟られないように・・・」…

  6. その他

    希少種になること、は強くなるということ

    テニスだけじゃないですけど、「左利き」は優位とされていますよね。…

特集記事

  1. テニス スポーツ

    メンタル

    自分を持ってさえいれば、どんな試合の結果でも受け入れることが出来る
  2. テニス 粘り

    メンタル

    テニスは試合自体が楽しいんじゃなくて、試合を通じて自分が成長出来ることが楽しいん…
  3. ストローク

    ショートクロスのストローク、打点さえつかめば難しくはない
  4. テニス ストローク

    ダブルス

    初めてペアを組んでの試合なら、この3つだけは確認しておこう
  5. テニス ストローク

    リターン

    速いサーブにリターンが弾かれる人は、この基本を見直そう
PAGE TOP