テニス メンタル

その他

テニスの試合で勝てる選手は、「上手くいっているうちから作戦を変える」勇気を持って実行している

スポーツの試合には、「作戦勝ち」という言葉があるように、事前の準備は大切。

ですが実際の試合では、準備していること全てが上手くいくことなんてない。

そしてもし上手くいっていたとしても、途中から相手に対応されて逆転される・・・なんてことも、多々ありますよね。

試合に強い人が実践しているのは、「上手くいっている段階」から次の手を打っておくこと。

テニスの試合でも、大事なことです。

 

テニスの試合で勝てる選手は、「上手くいっているうちから作戦を変える」勇気を持って実行している

 


 

■序盤に成功した作戦が、後半に通用するとは限らない

テニスの試合は、長いようで短い。

特に一般の試合のほとんどは1セットマッチ。

短い試合では、30分程度で終わってしまいます。

事前に準備した作戦、例えばネットプレー、リターンダッシュ、ダブルスであればポーチやチェンジプレー、上手くいっているからと言って安心は出来ない。

当然相手も対抗してくるわけですから、そこの準備もしっかりしておきましょう。

 

■対応策、への対応策は実はシンプルで良い

相手が自分たちの作戦に対応してくる、ということは作戦が「効いている」ということ。

何も焦る必要はありません。

大事なのは、相手が何かを変えてきたときに、どう自分がテニスで対抗するか。

ダブルスでチェンジプレーが効いているのであれば、ポーチを嫌がってストレートへ来るのは目に見えていますよね。

早めに「フェイント」を前衛が入れて、ストレートで待ち構えるポイントも作りましょう。

つまりは「またあの作戦だろ・・・」と相手に思わせておいて、実はその逆で待っておく、というのが一番有効。

これは作戦が上手くいっている、と思っている段階で実行しておきましょう。

 

■後手に回ってしまうから、テニスの試合で逆転される

相手が息を吹き返してきてから対応するのでは、遅い。

こうなると相手にも勢いがあり、試合の流れが動いて一気に数ゲームを獲られてしまいがち。

そうなる前に、しっかりリードしている段階で、「逆の作戦」も実行しておきましょう。

バックハンド狙いで先行できれば、ときにはフォア側にもしっかり打っておく。

こうすることで、相手に的を絞らせない。

試合巧者の選手は、こういった作戦の出し入れ、駆け引きが上手いのです。

 

難しい話になったかも知れませんが、シンプルに考えましょう。

まずは自分が得意なパターン、作戦を一つ考えておく。

そして相手がそれに対抗してきたときに、有効な攻撃方法、パターンも考えておく。

この2つ目の作戦を早めに実行しておくことで、相手を惑わせる。

今アナタが持っている武器で、きっともっと、試合は勝てます。

今回の記事もその参考になれば、嬉しいです!

ピックアップ記事

  1. 大人のトレーニングは「DNS プロエックス」を使って効率的に
  2. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ
  3. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?
  4. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  5. テニス関連の記事は note へ

関連記事

  1. テニス 目

    その他

    相手の速いショットを返球出来ない人は、「速いボールを見るコツ」を意識してみよう!

    テニスもレベルが上がってくると、当然相手のボールも早くなる。速…

  2. テニス 環境

    その他

    試合前にやっておくとスタートダッシュが切れる!「試合用のウォーミングアップ」を見直そう!

    「試合前に、どんなウォーミングアップをすれば良いんですか?」と…

  3. テニス メンタル

    その他

    「自分の事より、相手の事」テニスの試合では対戦相手ありきで考えましょう

    自分のテニスをもっと強くするためには、どうすればいいんだろう?…

  4. テニス 練習

    その他

    試合に勝ちたいテニス選手なら、「試合前の準備は2日前に完了」させておこう!

    皆さんは試合前の準備、いつ頃やっていますか?私はいつも、2日前…

  5. テニス 評価

    その他

    テニスの世界だけでなく、「自分の評価は、他人が下すもの」という覚悟を持っておけば強くなる

    アナタは自分のテニスについて、どういう印象を持っていますか?得…

  6. テニス 雪

    その他

    テニスにおいて、「自分はこういうプレースタイル」と決めつけてしまうのは、本当に怖いことです

    アナタは自分のプレースタイル、どう思っていますか?どう思うか・…

特集記事

  1. テニス知識

    40歳からポリストリングにする、という選択肢を
  2. テニス 試合

    その他

    「知らないうちに、やってるかも・・・」テニスの試合会場で見かける、マナー違反な行…
  3. 戦術

    オムニコートとクレーコート、作戦を変えるべき?
  4. 日々の雑記

    大坂なおみ選手、全米オープン優勝の偉業に寄せて
  5. テニス メンタル

    戦術

    試合巧者になりたいなら、自分が打った後0.2秒で相手を観察する癖を付けよう
PAGE TOP