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学生やジュニアの大会では、1ポイント毎に「大声を出して相手を威嚇する」ような相手、いますよね。
団体戦はもちろん、個人戦でも気合いを前面に出すプレースタイルは、私も否定しません。
ですがそんな相手に対する対応策は、アナタ自身用意しておきたいところ。
今回は、ちょっとした視点の工夫について書いてみます。
テニスの試合で「大声を出して威嚇してくる相手」が苦手・・・という方は、少し視点を変えてみましょう
■テニスの試合は「非日常!」、いつもの平穏な日々の感覚では戦えない
大声にビックリしたり、臆病になっていては、試合では戦えません。
気持ちが弱くなってしまう方は、どこか試合を「日常生活の延長線上」で考えていませんか?
勝負の世界は、まさに非日常です。
覚悟を決めて挑む気持ちを持つだけでも、相手に対しての意識が変わるはずです。
■アナタが大声を出したり、ガッツポーズするのであれば、それは自分に向けて
感情を表に出すことは、試合では必要な場面もあります。
ぜひ、相手に向けてではなく、自分に向けて意図的に出してみて下さい。
ガッツポーズは、自分に向けて行うことでメンタルコントロールができます。
大事なポイントを獲ったときには、「良くやった自分!」と、少し解放したような声を出しても良いでしょう。
全ては、意図的に、作戦の上で行うことが大事です。
■「威嚇」に屈しない為に、事前にもの凄いモノを観ておく
これは私が実践していたことですが・・・試合前、ラグビーニュージーランド代表の「ハカ」を観るようにしていました。
あんな怖い人たちの「試合前、戦う前の儀式」を観た後では、対戦相手の声なんて可愛いもの。
むしろ、「大変そうだな、切羽詰ってるんだな・・・」と、良い意味で上から思えるようになりました。
アナタなりの、事前の準備策も考えてみて下さい。
もちろん、必要以上に相手を威嚇することはテニスにおいては反則です。
ですが、大事なのはこういった相手を「恐れない、嫌がらない」ことです。
テンション高く、気合い全開の相手は、慣れるとむしろ試合がやりやすかったりもします。
感情表現も、テニスの試合の一部。
しっかり自分なりに考えて準備して、あのライバルにテニスの試合結果で勝てるように頑張りましょう!