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ダブルスの試合は、「4回に1回は自分のサーブ」だから・・・?

目次

ダブルスの試合、自分のサービスゲーム。

これは、4回に1回、必ず回って来ます。

そのために、準備出来ることは何か。

数ゲーム前から少し考えておくだけで、かなりサーブの精度は変わって来ると思いますよ。

 

ダブルスの試合は、「4回に1回は自分のサーブ」だから・・・?

 


 

1.「絶対にキープしたい」という意志、がまず大事

アナタ自身のサービスゲーム、主役はアナタ自身。

まず、「絶対にキープしたい!」という意志を、強く持ちこと。

4回に1回のサーブ、自分でしっかり精度の高いサーブを打ってキープする、これがダブルスの試合では大事になります。

当たり前ですよね。

では、その為に何が出来るのか。

自分がサーブを打っていない、他の3ゲームの間にイメージを少しずつ固めていくことだと私は思います。

 

2.相手リターンの選手の調子、天候

私が意識しているのは、2つ。

まず相手選手の調子、特徴についてしっかり確認しておく。

味方のサーブ、前衛に立っている時に、「調子はどうかな・・・?」「フォアで回り込んでるな・・・」というのを、確認しておくだけでも違いますよ。

それから、天候。

これも、サーブを打つ時にはかなり影響を受けます。

日差しの向き、風、自分がサーブの時にはどんな感じになるのか。

変化していくなら、覚悟しておくのか。

いざ、自分のサーブになってから考える、意識するのでは遅い。

他の3ゲームで、ある程度イメージを固めておけると良いでしょう。

 

3.広い視野、俯瞰する意識を持とう

「でも、自分のリターンで精いっぱいで余裕が無い・・・」という方も、多いでしょう。

ここは、良い機会ですので自分を変えていきましょう。

先のゲームを考える、俯瞰してコートを見る、試合を考えることは大事です。

最初のトレーニングとして、数ゲーム先の自分のサービスゲームを考える、というのは有効です。

そんなに、深く考えないでも大丈夫。

自分のサービスゲーム、はどんな感じになりそうか、イメージしてみるだけで良い。

テニスには、ポイント間で時間がありますからね。

自分のサービスゲームを想定する、ことはダブルスの試合でお勧めです。

 

4.4-5で自分のサーブ、だって有り得る話

1セットマッチ、ブレイクされたら負け・・・なケース。

これになる場合も、充分考えられますよね。

計算して、心を整えておく。

簡単じゃないでしょうが、いざ4-5になってから考えると、やはりサーブを打つのが怖くなる。

「もしそうなったら、やってやるか・・・」と、考えておいてみて下さいよ。

少しの差ですが、この差って大きいと私は思います。

覚悟出来た人間は、強いですから。

 

自分のサービスゲーム、嫌いですか?

ダブルスの試合、絶対に1/4の確率では回って来る、でもその順番はハッキリしている。

そう考えると、備えない手は無いですよ。

相手の調子、天候、それからスコア。

これがどうなって自分のサーブになるのか、だけでも良いんです。

ぜひ、試合で意識してみて下さい。

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