練習メニュー

プロ選手の練習会で、気付かされた練習の本質

先日取材させて頂いた、プロ選手の練習会。

そこでの練習を見て、感じたこと。

改めて、練習で必要なことってシンプルなことなんですよね。

私たちはつい、難しいことばかりやろうとしたり、強度ばかり求めてしまう。

でも、練習でミスが多い人が、試合で安定したプレーが出来る訳がない。

トップレベルの選手だからこそ、基本的なことを確認して、大切にする。

それが良い練習、ですね。

 
 

練習全体の雰囲気が、違う

良い緊張感と、良いリラックス感

いざ、ラリーが始まれば、一瞬の隙も無い。

ミスも無いし、そのミスの予兆みたいなものも、ほとんど感じられないんですよね。

それくらい、「危ないショット」というのも少ない。

もちろん、お互いに攻撃し合う段階では、ミスもありますが。

ウォーミングアップの段階では、リラックス出来ているのでそのミスの元となる部分も無いような印象でした。

雰囲気は、全体で作るもの

例えば、誰か怖い人がいるとか。

先生や顧問、コーチがいるから頑張る、というのは違います。

そういう緊張感は、試合につながらない。

もっともっと、選手全体で「ミスをしたらお互いの為に良い練習にならない」という強い意志がある。

良い練習って、こうやってチーム全体の雰囲気から創り出していくものなんですよね。

プロ選手だからといって、難しいことだけをやる訳じゃないんだなと。

改めて、大事なことを教わったような気がします。

全員が、同じ方向を向いているかどうか

良いチームは、これがある。

みんなの中で、たとえ多少の実力者があっても、みんなが同じ方向を向いている。

試合で勝ちたい、結果を出したい、もっともっと自分を強くしていきたい。

なかなか、社会人サークルやテニススクールでは、ここが難しいじゃないですか。

来ている人も、目的も様々。

でも、私は改めて感じました。

「みんな、本当はどうなりたいの?何が欲しいの?」というのを、確認するのは大事なんじゃないかな、と。

ただ楽しくラリー出来れば良い、と思っているような人でも、実は心の奥底では「試合に出てみたい、勝ちたい」と思っているかもしれませんし。

みなさんも、まずは自分自身の中で考えてみて下さい。



ベースとなるのは、「打った後」の動き

これが練習の精度を決める!

打った後に、構え直す、素早く戻る。

こんな当たり前のこと?と、みなさんは思いますか?

私は、テニスという競技は本当にこれが全てだと思います。

これが高いレベルで出来れば、良い練習が出来る。

ほとんどの勝てないチームの練習は、「戻れていない」「構えていない」というのが、根本の問題としてありますから。

本人たちは気付かないんですよ、これ。

粘れないのは、技術不足

フットワークの技術、それから思考の技術。

これで、テニスの打った後の動作のスピードと精度は間違いなく変わります。

プロ選手は、もう「打った後の動き」が打つ前からセットになっている感じ。

だから、特別な動きではなく、本当に自然な動きとして出来ている。

これ、技術で変わります。

もちろん足の運び方のような、フットワークの技術は大事。

でもそれ以前に、思考の技術の方が大事です。

「打った後に、自分はどういう態勢で、何をしないといけないのか?」を確認しておく。

それも織り込み済で、打つことがテニスでは大事なんです。

自然と、各ショットはシンプルになる

プロ選手の練習を見ていると、ショットが本当にシンプル。

凄い、というよりも、無駄がない。

無駄がないから次への動作が早いし、疲れない。

ミスも少ない、そもそも、ラケット自体が動いている幅が小さい。

こういうイメージ、私たちのテニスにも大事な要素じゃないかなと感じています。

準備や構え直し、のことを考えると、最初は頭がパニックになりますよね。

でもその先には、きっとシンプルで強いテニス、が待ってますよ。

   

私たちの改善、「練習」に有り!

何となく、試合ばかりになりがち…

どうしても、こうなりますよね。

仲間でコートを確保して、何をやるかと言えば試合になる。

私も、そうです。

でも、「良い練習」ってまだまだあるんじゃないかな、と思っています。

学生のみなさんはもちろん、社会人で頑張るシニアやベテランのみなさんまで。

練習を改善すること、考えていくことに未来がある。

私は、そう考えるようになって来ました。

当たり前のこと、に強さのヒントがある

1球でも、ムダにしない。

しっかりボールを追う、決められても強引なミスはしない。

プロ選手の練習を見ていると、本当に大事な練習の基本について、考えさせられます。

みなさんも、きっと足下を見ればたくさんのヒントがある。

当たり前と思うようなことに、実は物事の本質って詰まってるんです。

やっぱりプロは凄い、もっと知りたい

今後も、T-PRESSではプロ選手の「練習」にフォーカスを当てていきます。

練習だけでなく「何を考えているのか」など、試合を見るだけでは見えて来ない部分。

そこをぜひ、読者のみなさんにもご覧頂きたいなと。

今回の男子プロの練習会の取材、少しずつYouTubeでも公開しておりますので、お時間がある方はぜひご覧ください!

試合だけでは見ることの出来ない、プロの強さ、たくましさ、そして実直さが伝わると思います。



新しい取り組みは、たくさんの刺激をもらえます。

まだまだこれからですが、今回は本当に男子の選手会のみなさんに良くして頂きました。

いや本当、日本のトッププロのみなさんは、凄いだけでなく面白い!

この面白さ、期待感を伝えていけるように、これからも頑張ります。

ぜひ、ご期待下さい。

ピックアップ記事

  1. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  2. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…
  3. 寒くなる季節の変わり目に、テニスの試合で折り畳み式ブランケットは欠かせない
  4. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  5. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール

関連記事

  1. テニス メンタル

    練習メニュー

    テニスの練習、基本的な考え方は「試合よりも難しい環境」の中に身を置いて鍛えることです

    強いテニス選手、学校、チームの選手は、口を揃えてこう言います。…

  2. テニス イベント

    練習メニュー

    「毎日のテニスの練習が楽しい」と思えたら、それは危険なサインだと自覚しよう

    「苦しいことを強要する」つもりは、毛頭ありません。ですが、アナ…

  3. テニス ストローク

    練習メニュー

    何がキツイって、毎回同じ練習の繰り返しが一番キツイはず

    キツイ練習、楽な練習。皆さんは、何をもってキツイ、楽だと判断し…

  4. テニス メンタル

    練習メニュー

    試合で出し切った選手じゃないと、練習で新しいことは身に付かない

    練習に対して意識が低い人。それは、試合の中でどこか出し惜しみし…

  5. テニス 準備

    練習メニュー

    球出し練習で上手くなる人は、そもそも発想からして違う

    単純な球出し練習。これって、「意味あるの・・・?」と思いながら…

  6. テニス チャンス

    練習メニュー

    大事だと分かっていても、練習出来ない技術5つ

    練習って、難しい。だって、なかなか出来ないじゃないですか、自分…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス リターン

    メンタル

    相手のサーブの調子が良い試合こそ、焦ってはいけない
  2. テニス ストローク

    スマッシュ

    スマッシュが苦手な人は、「どこかで落ちてくるボールを怖がっている」から上半身が折…
  3. テニス スポーツ

    メンタル

    自分を持ってさえいれば、どんな試合の結果でも受け入れることが出来る
  4. テニス 準備

    ストローク

    ストロークに必要な速い準備とは、「相手が打ったボールがネットを越える前」までが勝…
  5. ストローク

    今一度考えて欲しい、「速くて低いストロークと、山なりで深いストローク」は、どちら…
PAGE TOP