目次
試合の中で、緊張した場面で力を発揮する。
これが出来る、自信がある人は当然試合でも強いですよね。
試合では、どんなに準備しても緊張するもの。
だったら、その場面でどう力を発揮すれば良いのか、を考えておきましょう。
読者のみなさんなら、大丈夫。
力を引き出すには、日々の工夫と準備が大事です。
試合と練習を、近づける
練習を試合に近付けていく
練習で、ミスが当たり前になっている人。
こういう人ほど、試合で緊張します。
なぜなら、いつもと違う、あまりに慣れない環境に自分がいる、そのことに耐えられなくなってしまっているから。
ミスしても何も気にしない、問題意識が無い人が、試合で得点・失点を急に意識し出しても混乱するだけ、でしょう。
練習から、小さいミスを許さない
例えば、球出し練習やラリー練習のような時に。
こういう練習では、絶対にミスをしない。
基本のショットをコントロールする練習であれば、本当に試合のようにミスが即失点につながるようなイメージで、自分に厳しくする。
これが出来るのは、アナタ自身ただ一人です。
練習で小さいミスを気にしている人は、試合でも感覚が近くなるんですよね。
だから、近い感覚でプレー出来る。
自然と、緊張しないで練習に近い心理状態でプレー出来るようになるんです。
ミスして良い練習、と分けよう
本当に自分の中で新しい技術を取得する、挑戦する練習は別です。
こういう練習では、ミスを気にしない。
もちろん、ミスしないように必死でやりますけどね。
基本練習、ラリー練習では、もっと自分のミスに神経質になっていきましょう。
速く鋭いボールを打って満足、しているようでは試合では緊張するだけ。
どんなに良いボールも、相手コートに入らないと失点にしかならないですからね。
あれだけやって来たんだから、と思えるように
練習の質、で勝負しよう
私なりに、自分の練習には自信を持っています。
なぜなら、絶対にミスをしない、小さいミスを許さない姿勢で挑んでいるから。
自分の厳しく、時間は短いですけど中身が濃い練習を出来ている、という自信がある。
「あれだけ練習で自分に厳しくしてるんだから」と、試合の現場では思えるようになるはず。
そうなると、緊張するような場面でも力を発揮出来るはずです。
試合になったら、楽しむだけ
練習で自分にプレッシャーをかけていく、その自分が当たり前になると。
試合では、もう楽しむだけ、じゃないですか?
練習で苦しんでおけば、試合では緊張しなくなる。
あれだけやって来たんだから、と自分で思えるようになると、楽しまないと損な気分になるんです。
練習は時間や量より、その質が大事
私たちは、練習の時間は限られている。
週1~2回、2時間くらいが平均的じゃないでしょうか。
この中で、どういう質を求めていくのか。
自分の中で、ミスに厳しくなれるかどうか。
どうすれば、練習でミスを意識出来る?
方法①:動画で撮影する
練習から、動画で撮影してみる。
スマートフォンをセットして、撮りっぱなしでも良いと思います。
動画で撮影していると、ミスも全て残りますからね。
記録に残っている、というだけでも緊張感が違いますから。
ぜひ、練習から気軽に撮影、という習慣を付けて欲しいんです。
方法②:落ちているボールの数を意識
ラリー練習で、ネットにかけるミスを減らす。
私はいつも、自分の側のコートに落ちているボールを絶対に少なくしたい、と考えています。
相手側と、自分の側。
絶対に落ちているボールの数は、自分の方を少なくしたい。
アウトミスもあるので一概には言えませんが、自分の側のコートに落ちているボールは絶対に少なくする、のを意識しています。
方法③:練習を、しっかり振り返る
練習が終わったら、もう忘れてしまう人。
これは絶対に強くなりません。
しっかり振り返ること、が出来るだけでミスは自然に減る。
ミスをどれくらい、自分はどの練習でしてしまったのか。
それはなぜなのか、を自分で考えながら記録する。
当たり前のようですが、昨日の練習をも思い出せない人が多い訳ですから、みなさんはチャンスです。
練習を、自分の中で変えていく。
試合で緊張して、どうしようも無い場面で、「もっとちゃんと、練習しておけば良かったな」と思う瞬間、あるじゃないですか。
また同じことを繰り返すのか、それとも試合は楽、に変えていくのか。
全ては、アナタ次第です。
この記事へのコメントはありません。