テニス ダブルス

ダブルス

ダブルスの試合、ハンデ戦はこうやれば盛り上がる!

目次

チームやサークルで試合をする、ときに、どうしてもレベル差がある組み合わせってありますよね。

テニス歴が長く実績もあるペアと、初心者に近い方のペアが試合をする。

私は、こういう時にはハンデ戦を提案します。

普通に手加減、なんて真剣勝負じゃないし、面白くない。

そうは思いませんか?

 

ダブルスの試合、ハンデ戦はこうやれば盛り上がる!

 

1.手加減試合なんて、止めてしまおう

あくまで、私からの提案です。

勝負は、真剣勝負だから面白い。

ゴルフの試合ならハンディキャップ制度がありますから、下手な人でもチャンスがある。

上手い人だって、油断出来ない。

だから試合って、面白くなる。

私が提案したいのは、「ハンディを付けて、あとは全力」で試合をすること。

実はこれ、強い側にもすごく練習になるんですよ。

 

2.例えば、どんなハンディが考えられるだろう?

基本的には、「強い側のペアの出来ること」を制限します。

例えば・・・

①ファーストサーブ禁止→セカンドサーブからのみ

②フォアハンド禁止→バックハンドのみ

③ストローク禁止→リターン以外は、ボレーのみ、コートにバウンドした時点で失点

④ボレー禁止→ストロークのみ

⑤卓球形式→必ず両選手が交互、に打たないといけない

どうでしょう?結構面白いと思いませんか?

私の感覚ですが、①のハンディだって結構キツイですよ。

サーブがセカンドのみ、ですからいきなり入らないとすぐ失点。

これって、相手が弱くても非常にプレッシャーになるし、良い練習になる。

③や⑤のハンディもキツイですね。

上手く頭を使えば、弱いペアにもチャンスがある。

だから盛り上がるし、テニスの試合が楽しくなって、勝ちたいと思えるようになる。

初心者の方こそ、こういう仕掛けに組み込んであげる。

これが強いサークル、部活の試合に対する考え方でしょう。

 

3.「勝つチャンスがあるんだ」と思えれば、人は頑張れる

思い出してみて下さいよ。

過去の部活、サークル、テニススクールで、やる気が無い人って諦めてる。

どんなにやっても、自分は勝てない、強い人とは住む世界が違うと思っている。

試合をしても、「手加減されたのに、負ける」から、テニス自体が嫌になってしまうんですよね。

だったら、ハッキリとハンディを付けてお互い必死になる。

ハンディを頭に入れて、考える、どうすればポイントが取れるのか。

これって、実は本番の試合でもすごく活きて来るし、自信になることなんです。

 

4.「試合をしてあげる」という感覚は、捨てよう

何より、アナタ自身の練習になりますから。

悲しいかな、テニス界には初心者の人を見下している上級者の人、たくさんいます。

もう、情けないというか、見てられないんですよね。

こういう人こそ、ハンディを相手に与えて自分も全力になれば良い。

負けたくない、と思って必死になれば、きっとアイデアも生まれてくるはずなんですよね。

「試合をやってあげている」という空気が、テニス界が初心者を遠ざけている一番の要因。

さぁ、お互い本気で戦いましょう。

色々なハンディ、ダブルスの試合でぜひ試してみて下さい。

 

こういうのって、強い側が怖い。

実際に、やってみると分かります。

頭を使うことに慣れていない人は、もうハンディの弱いところを突かれて終わりですよ。

そんな人は、きっと試合でも勝てていないはず。

試しにやってみて下さい、きっと丸裸になりますから。

ピックアップ記事

  1. 暑い夏のテニスの試合に備えて、瞬間冷却パックの準備は欠かせない
  2. ご質問頂いた件につきまして
  3. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  4. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  5. 【ご報告】YOUTUBEチャンネル、公開しました!

関連記事

  1. ダブルス

    ダブルスでネットに詰めて良い場面5つ

    思い切って、ネットに詰めたポジションを取る。これが出来るよう…

  2. テニス ダブルス

    ダブルス

    テニスのダブルス中級者から身につけたい、「前衛がサーバーに出すサイン」の基本を覚えよう

    ダブルスの試合で、よく前衛がサーバーにサインを出しているケース、ありま…

  3. テニス ダブルス

    ダブルス

    「隙が無いダブルスを崩す為に」必要なセンターセオリーと連続攻撃について

    ダブルスで2人が横に並ぶような陣形、並行陣やダブルバックの陣形のダブル…

  4. ダブルス

    ミックスで女性に打てない男子、覚悟が足りない

    読者のみなさんからのお悩み相談で、多いのがコレ。男性の方から、…

  5. テニス ストローク

    ダブルス

    困ったときのロブ頼みの癖を直さないと!

    ダブルスの試合、一般やベテランの皆さんの試合を観ていると感じること。…

  6. テニス ダブルス

    ダブルス

    ストレートケアしている前衛ほど、抜かれていく

    決して皮肉ではなく、事実だと思いませんか?ダブルスの試合で、「…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. その他

    「この程度で良いかな」と思った時点で、テニスの成長は止まる
  2. テニス リターン

    その他

    テニスの試合中に、「ラケットを強く握り過ぎて握力が無くなる人」は、下3本の指で支…
  3. テニス サーブ

    リターン

    シングルスの試合で、「リターンゲームこそネットプレーを入れていきたい」4つの理由…
  4. 戦術

    ケガこそ神様が与えてくれた、「自分が変われる機会」です
  5. テニス ボレー

    ロブ

    ミックスダブルスの試合に勝てるペアの、ロブの使い方はココが違う!
PAGE TOP