テニス ダブルス

ダブルス

「テニスのダブルスで、組み慣れたペアと即席ペアの違い」が一番現れる部分とは?

テニスのダブルスの試合には、皆さんどんなペアと組んで出ていますか?

ずっと同じプレイヤーと組んで試合に出ている方、毎回ペアを変えている方、色々な方がいると思います。

今回は、この「組み慣れたペアと即席ペアの違い」に着目してみます!

 

「テニスのダブルスで、組み慣れたペアと即席ペアの違い」が一番現れる部分とは?

 


 

◼️ダブルスのペアは、「やっぱり変えない」方が良い

よく質問されますが、ダブルスのペアを変えるか変えないか…もちろんこれは、難しい問題です。

新しいペアとの可能性を試したい気持ちもあり、今までのペアとのコンビネーションも崩したくない。

そんな考え方が、試合に勝ちたいと思うなら自然です。

 

◼️「組み慣れたペア」の強みとは?

組み慣れたペアの強みについて、考えてみましょう。

共通意識が持てる、お互いを知っているからこそプレーで補え合える、色々あると思います。

私が考える一番の強みは、長いラリーのポイント奪取のイメージの共有、だと思います。

即席のペアでも、「ポーチに出るね!」「リターンをストレートに打つよ」という最初の動き出しの場面は打ち合わせできますが、ラリーが展開され出すと個人の感覚頼みになってしまいます。

長く組んでいるペアは、攻撃を後衛から組み立てて、前衛がそのイメージを共有してネットに詰めて決めることができます。

長いラリーを制すると、試合も勢いに乗れますよね。

そういう意味でも、ペアでのイメージ共有は大切です。

 

◼️「即席ペアのメリット」も考えてみる

即席ペアは、ある意味無限の可能性を秘めています。

初めて、または久々に組んだパートナーと、もしかしたらショットの相性が非常に良く、いきなりコンビネーションが合う可能性もあります。

何より、パートナーをカバーしよう、または自分で決めないと、と考えることで自分自身に新たな発見があるかも知れません。

また男子ダブルスなら、思い切った縦割り作戦で、シングルスの延長のように戦うのも有り。

細かい作戦は省いて、個の力をのびのび発揮させたほうが若い選手は楽だったりもします。

 

テニスのダブルスに強いプレイヤーを目指すのであれば、長く組むにせよ即席ペアを探すにせよ、自分自身のテニスを持っていなければなりません。

時に相手をカバーし、自分がペアを引っ張り、また弱い部分は正直に伝えて試合に挑んでいかなければなりません。

ダブルスのペアを考える、ということは、自分自身について考えるということ。

曖昧な結びになりましたが、ダブルスの試合に出続けている方は意識してみてください。

ピックアップ記事

  1. 大人のトレーニングは「DNS プロエックス」を使って効率的に
  2. 寒くなっても清潔感は保ちたい、テニスプレイヤーのみなさんに
  3. テニスの試合に持参すると便利な、折り畳みチェア3選
  4. 多動力こそ、これからの時代のテニス選手に必要だと思う
  5. 読者のみなさんへ、アンケートのお願いです

関連記事

  1. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスの試合、「ストレートを守っている相手」にこそ、ストレートを打っていこう

    ダブルスの試合で、一気に相手の雰囲気を悪くする。自分たちに流れ…

  2. ダブルス

    バレないでポーチに出られる!にはコツがある

    ダブルスの試合で、前衛で動けない!と、お悩みの方に、今回はシン…

  3. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスにおいて「ショートクロスはあくまで見せ球」、センターへの突き球と組み合わせて並行陣を崩す

    学生の皆さんのダブルスを観ていると、並行陣に対してショートクロスで攻撃…

  4. テニス 環境

    ダブルス

    ダブルスの試合で効果的なチェンジプレーは、基本的なプレーで誰でも出来る!

    Iフォーメーションに、オーストラリアンフォーメーション・・・。…

  5. ダブルス

    ミックスダブルスは、女性の前のスペースでチャンスメイク

    ミックスダブルスの試合での、鉄板パターン。それは、どのレベルに…

  6. テニス ストローク

    ダブルス

    並行陣を相手にしたら、真ん中を狙って相手にボレーさせればOK!

    ダブルスの試合、「並行陣」を相手が繰り出してきたときに、どうするのか。…

特集記事

  1. テニス メンタル

    その他

    テニスの上達の為に、「事実を伝えるということ」は残酷だけど、本当は優しい行為です…
  2. テニス 客観視

    スマッシュ

    なぜ私は深い位置からのスマッシュ、にこだわり続けるのか?の理由について
  3. 戦術

    テクニックを否定する人は、自分を守りたいだけ
  4. テニス ハードコート

    戦術

    「正直、団体戦が苦手・・・」な人こそ、私はチャンスがあると思います
  5. テニス 練習

    練習メニュー

    テニスの練習では、「何を身に付けていつ使うのか?」を常にイメージしよう
PAGE TOP