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お盆も過ぎ、涼しい日も少しずつ増えてきましたが、まだまだ暑い時期が続きます。
ましてやテニスの試合ともなると、体感の暑さは尋常ではないですよね。
恐れず逃げず、どんな準備ができるのか・・・を、改めてまとめてみました。
まだまだ必要!基本から応用まで「テニスの試合での暑さ対策」まとめ
1.ドライ生地のウェア、アンダーウェア
暑さ対策は、しっかりしたテニスウェアを着ることが基本。
注意したいのは、下着も出来るだけ競技用のものを選んで着ること。
普段着のコットン生地だと、最新のテニスウェアの機能も半減してしまいます。
2.着替えをたくさん用意、濡れた衣類を入れる袋も
テニスウェアはとにかくたくさん必要。
よく上のウェアしか着替えない男性がいますが、試合の合間にはパンツもしっかり履き替えましょう。
フットワークの妨げになる「濡れ」は、出来る限り除くのがベストです。
3.クーラーボックスは自前で!
暑い中の大会を乗り切るには、大き目のクーラーボックスが必携です。
電車で会場入りする人も、ガラガラ転がすタイプであれば、運ぶのも少し楽に。
あるだけで精神的にも少し楽になる、夏には欠かせないアイテムです。
4.水分、塩分補給はこまめに普段の生活から
水分補給は、こまめに少しずつが基本です。
試合会場だけでなく、普段の生活の中から習慣付けておくようにしましょう。
喉が渇いた・・・と感じては、既に手遅れです。
5.アイスノンをチェンジコートで活用
首回り、大動脈、太ももなど、大きな血管が通っている身体の部位を意識して冷やしましょう。
夏場の試合では、チェンジコートの時間をしっかり使うこと。
疲労が溜まる前に、血液を冷やして出来るだけ軽減することが長丁場の試合を勝ち抜くには必要なことです。
6.サングラスに慣れよう
最近ではジュニア選手でも身に付けるプレイヤーが増えてきました。
眩しさ対策だけでなく、眼からの疲労を抑える効果もあり、お勧めです。
試合でいきなり付けると違和感を感じますので、夏前から普段の練習で身に付けて慣れておきましょう。
7.熱中症のサインを知る
テニスにおいてはどんなに対策を打っても、熱中症になってしまうこともあるかも知れません。
その前兆を自分で把握しておくことが大切。
「グリップチェンジができない「寒気がする」など、経験したことはしっかり覚えておいてケアしていきましょう。
8.ヒートルールも試合前に確認
プロテニスの試合ですと、暑さの度合いに応じて独自のルールが設定されます。
ファイナルセットに入る前に休憩が5分設けられたり、ローカル的なルールが有る可能性がありますので、運営側に確認するよにしましょう。
9.痙攣しても慌てない
夏場のテニスの試合では、痙攣は付きもの。
自分が痙攣しても、相手が痙攣してもまずは慌てないことが大切です。
対戦相手が痙攣した場合は様子を見つつ、試合に勝つことも大切ですので、容赦無くいく部分はいくのも大事。
本当に危ないようでしたら、すぐに試合を中断してレフェリーを呼んで対応しましょう。
10.不安があれば、休養する勇気を持つ
どんなに暑さ対策をしても、アナタ自身で身体に異変を感じたら休養することが大切。
その勇気と決断力も養いましょう。
自分の身体の声を感じることも、強いテニスプレイヤーへの第一歩です。
「試合は始まる前から、勝負は付いている」という言葉も、スポーツの世界にはあります。
正しい準備、それに勝る対策は無いのかも知れません。
最近の暑さは、まさにその「差」が一番大きく現れる、残酷なもの。
逆を言えば、しっかりした準備さえできれば、アナタ自身にも勝ち上がるチャンスがあるのかも知れません。
まだまだテニスは自然の中で、その影響を受けながら闘うスポーツ。
受け入れて、覚悟を決めて準備して臨みましょう。