テニス フットワーク

その他

「新人を大抜擢する」ことの重要性

今年の箱根駅伝、終わってみれば青山学院大学の圧勝でしたね。

混戦と目された中での、V4達成。

私は、その要因からテニスにも大事なこと、を再度教えられた気がします。

駅伝とテニス、全く関係無いようで、実は教わる部分も凄く多い。

今回感じたのは、「新人を使う」という怖さと強さ、そして必要性です。

 

「新人を大抜擢する」ことの重要性

 

1.誰もが怖いと思うことを、やるから勝てる

青山学院大学の今回の箱根駅伝出場メンバーの中には、初出場の選手も。

他大学にも、もちろん初出場の選手はたくさんいる。

でも、青山学院の新人ランナーは、本当に素晴らしい走りを見せていましたね。

誰もが、怖いと思うこと。

特に、駅伝では一人のミスを取り返すのは簡単なことではありません。

他9人が必死で走っても、1人の失敗でチームは負ける。

だからつい、無難な選手を選択したくなる・・・のが普通じゃないでしょうか。

でも、それだと相手に対する「怖さ」が無くなる。

私はここが、勝負の分かれ目だと思います。

 

2.最近テニスの試合で、新人を抜擢しましたか?

アナタ自身、どうでしょうか?

最近試合で、新人=新しい技術、を使った機会はありましたか?

私自身、なるべく半年に1回は何か新しいこと、新人を使いたいと思って試合を準備しています。

もちろん、すごく怖いです。

ですが、本当に怖いのは恐怖心に負けてしまう自分、がどんどん弱くなっていくということ。

そうならないように、常に危機感を持って新人を使っていかないといけない。

何より、相手にとって「新しい力」って怖いはずですから。

 

3.新人には、ミスを問わない

もちろん、この大前提があるから出来る。

それに、試合でも落ち込まないんですよ。

だって、新人ですからね。

ミスするのが、最初は当たり前。

まず実行することが成功、その次に、その精度を高めていく。

試合で使ってみないことには、何も始まらない。

練習して鍛えてから使う、なんて言ってたらまた数年が経ってしまいますよ。

出番が無い新人、みなさんのテニスの中でもたくさんいるはずです。

 

4.新しいことは、実はアナタ自身の過去にあり

実は、そうなんです。

新しいことは、実はもう今までみなさん自身がやってきたこと、の可能性が高い。

私自身、最近試したポーチボレーの技術は、昔バレーボールをやっていた頃に考えていたブロックの技術に近い。

それを使うようになってから、すごくポーチがシンプルに打てるようになって、今では新しい技術として大活躍してくれています。

「前は、何を考えてやってたっけ・・・?」と、思い出してみて下さい。

きっと、その中から新しい技術の芽が生まれて来るはず。

温故知新、実はみなさんの足元に、たくさんのヒントがあると思いますよ。

 

誰もが怖い、と思うことをやる。

こんな相手って、やっぱり試合で強いし結果を出す。

だからこそ、しっかりアナタ自身が大抜擢していかないといけない。

試合で使うから、成長も速い。

今年は、ぜひアナタ自身の中での新人、に出場機会をたくさん与えてみて下さい。

きっと結果につながっていくと思いますよ!

ピックアップ記事

  1. テニスフリークなら必携のタオルは、「作戦ボードタオル」で決まり!
  2. 大会シーズンに準備したい、サンバイザー5選
  3. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ
  4. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊
  5. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…

関連記事

  1. テニス ボレー

    その他

    優秀な学生ほど、なぜテニスに伸び悩むのか?

    皆さんの周り、もしかしたら皆さん自身が、こうなってはいませんか?…

  2. テニス ミス

    その他

    テニスの試合に強くなる為に個性を無くす、のではなく、個性をカスタマイズしていくことこそ大事

    試合に勝てるようになりたいけど、その為には自分の「良さ」を消さないとい…

  3. テニス ストローク

    その他

    テニスの試合で相手にボールを渡す、ときの4つの基本マナー

    これからテニスの試合に出ていく、出始めたみなさんに、意識して欲しいこと…

  4. その他

    「テニスコートで花粉症抑制!?」試合で勝つ為に普段から必要なトレーニング

    花粉症のシーズン・・・。辛いと感じる人も、多いんじゃないだろう…

  5. その他

    テニスの試合を終えた時点で、「自分を実力が分かった」と思えたら絶対、強くなれる

    試合が終わったときに、アナタ自身何を考えるのか。感じる力が非常…

  6. テニス ボレー

    その他

    大会のエントリー費が高いか安いかは、アナタ次第

    テニスの試合の、エントリー費。これって、みなさんどう感じますか…

特集記事

  1. テニス 指導

    戦術

    対戦相手がいじけてくれる、そんな戦術が効果的
  2. 戦術

    ラリーが続くと力んでくる、のはまだまだ試合中級者
  3. テニス スライス

    戦術

    準備とは守りではなく、武装である
  4. テニス ミス

    日々の雑記

    世界トップクラスの選手のコーチ、はもちろん凄いけれども
  5. テニス スマッシュ

    スマッシュ

    スマッシュでネットミスが多い人は、「ラケット面下半分」にボールが当たっている可能…
PAGE TOP