テニス メンタル

テニス知識

「この暑さを乗り越える!」テニスの試合で必要な熱中症対策5つ

毎日暑い日が続いてますが、この夏こそテニスの強さが問われるシーズン。

猛暑の中でのシングルス、激しい運動量のダブルス・・・。

テニスは本当に過酷なスポーツですよね。

そこで今回は、この暑さを乗り切る為の対策をまとめてみました。

 

「この暑さを乗り越える!」テニスの試合で必要な熱中症対策5つ

 


 

1.基本中の基本、こまめな水分補給

テニスに限らずあらゆるスポーツで必要な習慣です。

とにかく試合のチェンジコート時はもちろん、試合の前日、当日の朝、試合後も、積極的に水分を摂るようにしましょう。

暑い時期は、ある程度冷やしたドリンクで身体を冷やすのも大切。

そして糖分の多いスポーツドリンクは必ず薄めて飲むようにしましょう。

リフレッシュの意味も込めて、たまには自分の好きな味を選ぶのも有り。

柑橘フルーツ系ジュースも、疲労回復に繋がるのでお勧めです。

2.クーラーバッグ、アイスノン、氷嚢はもはや必須のアイテム

少し前までは、どこかを怪我している方は別として、テニスでクーラーバッグ、アイスノン、氷嚢を持参する必要はありませんでした。

しかしここ最近の気候は、異常です。

時間があれば身体を冷やす、特に首回りや腋の下などの太い血管が走っている部位を冷やすことは、もはや必須の時代となりました。

特に、ドラッグショップでも売っている柔らか目のアイスノン(氷枕)はお勧めです。

かなり重たいかも知れませんが、そこは試合に勝つ為に必要なギア。

しっかり準備して、自分のコンディションケアに注力しましょう。

3.帽子、アンダーウェア、サングラスで陽射しを避けて疲労を軽減

最近のテニスコートでは、高校生もサングラスをかけている光景をよく見ます。

また、出来るだけ陽射しが当たるのを避けるように長袖のアンダーウェアを着用する選手も。

これ、大正解なんです。

眼から入る太陽光は大きな負担になりますし、肌への直射日光は肌の日焼けだけでなく、体温を上げることで疲労度を増してしまう怖れもあります。

最近のテニスグッズは、軽くて発汗性に優れた素材も多く、以前のように身体を締め付けたりするような動きにくさはありません。

サングラスや帽子もとにかく軽いものが出てきてますので、一度試してみることをお勧めします。

4.会場に到着したら日蔭スペースを計算して確保しておく

試合会場では、屋根があったりする場所は限られています。

早く到着してレジャーシートを拡げて、良い場所を確保することも勝利への第一歩です。

また陽射しは時間帯によって変化してきますので、その計算もできるとベストでしょう。

但し、本部近くに居座っては迷惑になりますし、冷房が効いたクラブハウス内にずっといても体調を崩します。

お勧めは、外で日蔭の場所を確保しつつ、たまにクラブハウス内で体を冷やしておくというルーティーンを作ること。

あくまで大会運営の妨げにならないように、注意しましょう。

5.暑さ対策は、何よりも正しい食事から

暑い時期につい見落とされがちですが、正しい夏の食事を理解して実践することが勝利への絶対条件です。

夏野菜をしっかり摂って体温をコントロールし、当日はクーラーバッグの中にカットフルーツなどを忍ばせて備えましょう。

テニスの大会では、つい昼食をコンビニで済ませてしまいがちですが、そこに一工夫加えることで試合へのモチベーションも大きく上がります。

前日にはなるべくエネルギーを溜めれるような高タンパク、低カロリー、消化に良さそうな豆腐や鶏肉などを食べておくとベスト。

食事もテニスの作戦の一部として自分なりに考えて、準備することが大切です。

 

改めてまとめてみると、当たり前じゃないか・・・と思うことも多いかと思います。

それでも、この対策ができていない中で敗退していく選手を、プロ選手でもたくさん見てきました。

突発的な怪我は仕方ないにせよ、痙攣や脱水といった夏の「魔の手」は防げます!

まだまだ大丈夫、と思っている間にしっかり準備することで、勝てる試合をしっかり勝つ、さらには勝ち抜いていくことに繋がります。

猛暑の中でのテニス、しっかり準備して臨みましょう!

ピックアップ記事

  1. iphoneでテニス動画を撮影するなら、三脚ホルダーのスマホスタンドを使おう!
  2. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール
  3. テニス選手のフットワークを支える、足首サポーター「ASO」
  4. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い
  5. 読者のみなさんへ、アンケートのお願いです

関連記事

  1. テニス 持ち物

    テニス知識

    「テニスの遠征・合宿に持っていくのに、忘れがちなアレ」をまとめてみました

    テニスに遠征は付きモノ。部活では合宿もありますよね。私…

  2. テニス 振動止め

    テニス知識

    テニスラケットに振動止めって、必要?不必要?

    いくつか、ご質問頂きましたので、私も考えてみたいと思います。皆…

  3. テニス知識

    試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊

    ダブルスの試合、戦術や配球をで勝ち上がっていきたい。これは、一…

  4. テニス 前衛

    テニス知識

    将来テニスの指導者になりたい人は、「言葉」にして発信していこう

    読者の皆さんの中にも、今は現役選手だけど将来は指導者になりたい、と思っ…

  5. テニス サーブ

    テニス知識

    スピンサーブ習得の秘密兵器に、「スピンサーブマスター」を使ってみない?

    スピンサーブは、「屈強な男性が打つサーブ」というのが、一昔前のテニスで…

  6. テニス 部活

    テニス知識

    部活で頑張る高校生、大学生の皆さんにオススメしたい「部活前の栄養補給」について

    夏休みも、もうすぐ終わり。これから秋にかけて、テニスの試合や練…

特集記事

  1. テニス フットワーク

    スマッシュ

    スマッシュは無理なくバックハンド狙い、でちょうど良い
  2. テニス ミス

    スマッシュ

    スマッシュがスロート部分に当たる人は、準備のラケット位置を高くスタート!
  3. テニス ストローク

    ストローク

    「オープンスタンスでの守備的なストローク」は、軸足をしっかり意識して体重を乗せる…
  4. テニス 準備

    その他

    テニスの草トー団体戦で見かける「対戦したくない迷惑なチーム」の特徴5つ
  5. テニス メンタル

    サーブ

    セカンドサーブのポイント奪取率こそ、試合の結果を左右する
PAGE TOP