テニス マナー

戦術

自分の直感を大事にしないと、感性が磨かれず成長も無い

私自身、すごく最近意識していることがあります。

色々な理論、基本、考えがあるにせよ・・・やっぱりコート上での「生の感覚」は大事。

この感覚が鈍ってしまうのが、すごく怖いんですよね。

だから、私はなるべく週に1回はコートに立ってボールを打つようにしています。

少ないかも知れないですけど、自分がボールを打たなくなったら終わりだなと。

理論ばかり先行しても、私は自分の感性が鈍るようで怖いんです。

 

自分の直感を大事にしないと、感性が磨かれず成長も無い

 

1.「理論慣れ」していないか?

何かを教わる、こともそうですよね。

人から教わったことは、正しいと思い込みがち。

「あ、これはあのとき、教わったことだな・・・」と思うと、考えること、感じることを止めてしまう。

これはすごく怖いこと、なんです。

私自身、このサイトを運営しながら記事を書きながらも、「例外はあるよ」ということを常に意識して来ました。

私が書いているのは、あくまで「あるある」なことばかり。

それに当てはまらないケースや、特殊なショット、シチュエーションはたくさんあるでしょう。

でも、それがテニスなんです。

何かを教わって、理論武装しようとばかり考えていると、自分の感性が磨かれない。

この危機感、アナタにあるでしょうか?

 

2.「教わる」よりも「感じる」ことが100倍大事

コート上で、人と接する中でこれが出来るかどうか、です。

何かを感じて、何かを変える。

作戦変更だって、私はありだと思いますよ。

試合前に準備していたことはあるけど、いざ試合をしてみたら感覚として違う、このままいくとまずい・・・ような試合、あるじゃないですか。

コートの上では、どんどん試合は進んでいきます。

アナタ自身に感じる力が無いと、それだけで危ないということ。

相手のちょっとした雰囲気、狙い、目線、会話・・・全てから「感じる」ことが出来るかどうか。

これは選手として、非常に大事な部分だと思いますよ。

 

3.テニスをやるのは、全て人間だということ

ロボットじゃないですから、ボールを打つのは人間。

だから感じることが出来るんです。

「あの人、次なんとなくストレート来そうなんだよな・・・」というのを、察することが出来るかどうか。

ちょっとした根拠、で良い。

悔しそうにしている、焦っている、ような雰囲気を感じて、自分の感覚で予測する。

こういうのって、試合の中でみなさん実行出来てますか?

自分たちのプレーでいっぱいいっぱい、だと感じられないですよ。

アンテナをしっかり相手、そして自分のパートナーに向けておく。

感じる準備、を常に試合中は続けておく。

そうすると、思わぬ発見があるのがテニスの試合です。

人間ですから、何か動き出すにはその根拠があるはずなんです。

 

4.日常生活こそ、最高のトレーニング

これも何度も書いてきましたが、普段の生活の中で周りの人をよく見ておく。

観察して、感じておくことが大事。

「この人、何だか今日は機嫌悪そうだな・・・」と思ったら、やっぱり怒り出したとか。

無意識のうちに、みなさんも実践していることだと思います。

これと同じこと、テニスコート上でもよく起きている。

起きてから気付く、では遅いんですよね。

起きる前から感じて、準備しておく。

小さいことですが、結果的にこれが大きな差になっていくのがテニスの試合です。

 

人に興味関心を持って、試合に臨む。

この感覚があると、自然と試合も強くなると思いますよ。

「今日の相手は、どんな感じかな・・・」と、観察に意欲的になりましょう。

そして、みなさんの普段の周りの仲間に対しても。

日ごろの小さい変化に気付ける人、が試合でも勝てる人です。

繰り返しますが、テニスは人間がやるスポーツですから。

自分の感性を鍛えないと、自分自身が成長していきません。

だからこそ、最高に面白いんですけどね。

ピックアップ記事

  1. テニスに必要な筋力トレーニング、リストウェイトが効果的です
  2. 大人のトレーニングは「DNS プロエックス」を使って効率的に
  3. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  4. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…
  5. いつからヨネックスのシューズは、こんなにカッコ良くなったんだろう

関連記事

  1. 戦術

    優勢になってこそ、攻める

    最近私自身が試合をしていて、いや練習から、大事だなと思うこと。…

  2. テニス ストローク

    戦術

    カウンターパンチャーの選手に対しては、「あえて自分からは攻撃していかない」という選択肢が有効

    試合の中で、こういう相手は結構多い。相手の攻撃を、「反撃する」…

  3. 戦術

    前衛のストレートケア、は意識だけで充分です

    ダブルスの試合で、いかに前衛として活躍出来るのか。それは、どう…

  4. 戦術

    上手い下手、強い弱いなんて簡単には分からない

    つい、私たちはすぐに判断してしまいがち。試合で対戦する相手、…

  5. テニス 戦術

    戦術

    「なぜ、テニスの試合は初心者相手だと、辛くなる」のか

    試合で自分より下、というかほぼ初心者の人と対戦する・・・。どう…

  6. テニス 上達

    戦術

    アナタにとっての強み、弱みは、対戦相手によって変わってくる

    試合の中で、アナタの強みや弱み、弱点や武器。それは、対戦相手に…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    「声を出してうるさい相手」ほど、黙らせれば楽に勝てる
  2. 戦術

    相手を動かすショットで、ミスをしない
  3. テニス 不安

    その他

    テニスの部活やサークルの中で、「周りが自分に合わせてくれる」ことをどこかで期待し…
  4. メンタル

    動いて来ない前衛を、気にする必要は一切無し
  5. テニス フットワーク

    その他

    テニスの試合で、「厳しいボールを追いかけるときに声を出す」ことで自分をプッシュで…
PAGE TOP