戦術

不測の事態でもテニスの大会を勝ち進む、「試合会場での対応力」を身に付けよう

目次

テニスの大会、公式戦や草トーナメント、様々な大会に皆さん出場していると思います。

自分の実力を発揮する、その為には「不測の事態」にも慌てず対応したい。

大会はスタッフがいて、しっかり準備されていて、予定通りに進行・・・なんてことにはならない。

アナタ自身がどう心の準備をしておくか、が大事です。

 

不測の事態でもテニスの大会を勝ち進む、「試合会場での対応力」を身に付けよう

 


 

■いつも天候に左右させるのが、大会運営本部

天候の問題は、インドアコートで無い限りは絶対に付いて回る。

大会運営の本部、に振り回されるのは覚悟しないといけません。

「雨で中断があったり、試合の間で休憩がもらえなかったから、負けた・・・」なんて、情けない言い訳でしかない。

正直天候は水物ですが、大会運営を行うのは人間。

その心理を考えれば、「自分がいつ頃試合に入りそうか、中断になりそうか・・・」は何となく見えてきます。

 

■予備日はあるのか?残り試合は?対戦相手の試合は?

例えば雨が降りそう、なときに大会自体の予備日があるのかは確認しておく。

予備日があるのであれば、中断や延期の決断も早い。

無ければ多少の雨では、強引に試合を続けさせられるケースもある、と考えておくのが自然です。

また午後になると、大会側で消化しないといけない残り試合数、についても計算してみましょう。

進行が想定よりも遅いようだと、間の休憩を空けないでどんどん試合に入れられる可能性も高い。

対戦相手がまだ試合中で待機、のときには終わればすぐ試合になるし、自分の対戦相手が先に試合を終えているときには・・・疲れていても、すぐに次の試合に入る可能性が高い。

この辺まで頭に入っていると、もう不測の事態ではなく想定の範囲内、ですね。

 

■大会運営の側の気持ち、になってみると見えてくる

試合に慣れている選手、落ち着いている選手は運営側の気持ちを読んでいる。

読んでいるから協力的だし、自然に良い情報も流れてくる。

あまり馴れ馴れしく運営の人に話しかけるのもどうかと思いますが、しっかりコミュニケーションをとることは大事。

何かもめごとや困ったことが起きても、顔と名前を憶えてもらっているだけで印象は違います。

相手も同じ、人間ですからね。

 

選手として試合に出ることに慣れたら、一度客観的に大会全体を観てみましょう。

きっと見えてこなかったものが、見えてくる。

もし機会があれば、テニスの大会の運営や進行にも携わってみても面白い。

面倒だなと思う選手、気持ちよく協力してくれる選手、色々見えてきます。

試合の強さって、こういう部分も結構大事だと私は思います。

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