テニス メンタル

戦術

テニスにおいて延長戦は、他種目以上に日常茶飯事です

夏の高校野球、今年も熱戦でしたね。

毎年思うのが、野球って延長戦が大変そう・・・ということ。

差が付くまで果てしなく続くし、再試合になったりもする。

では、テニスはどうでしょうか?

この「延長戦」って、もっと意識を向けるべきポイントだと思うんです。

 

テニスにおいて延長戦は、他種目以上に日常茶飯事です

 

テニスにおける延長戦って、どんなとき?

1セットマッチなら5-5、になった時点で延長戦、だと私は思っています。

6-4で終わらないセット、5-5になった時点で・・・どうでしょう。

試合の雰囲気が、一気に変わると思いませんか?

5-4からゲームを落とした側は、それが相手のサービスゲームであってもやっぱり悔しい、気落ちする。

追い付いた側も、ノリノリかと言えば・・・まだまだ先は長い。

次のゲームを獲っても、6ゲーム先取の形式でない限りは、6-5では試合は終わらない。

そう考えると延長戦って、本当に日常茶飯事ですよね。

 

「延長戦大歓迎」のスタンスでいこう!

私は、一時期自分のテニスノートを見返したときに、あることに気付きました。

5-7や6-6のタイブレークで負けた試合、はすごく少ないんじゃないかということ。

当然、負けた試合はたくさんあるんですが、「延長戦」に持ち込むと結構強い。

それって、絶対に理由があるんです。

まず、自分自身で延長戦は大歓迎のスタンス、で試合に入る。

なぜなら、ある程度自信があるからです。

テニスの実力・・・というよりも、延長戦の戦い方に、です。

 

5-5の次のゲーム、タイブレークは最初の3ポイントが勝負所!

私が考える延長戦の作戦は、これだけです。

5-5になった時点で、相手は絶対に一息つきたくなる、この隙を逃さない。

こっちははなから延長戦を望んでいるので、5-5からが本番、くらいに覚悟しています。

相手は、「まだ先は長いな・・・タイブレかもな・・・」と思ってるケースが多い。

そしてタイブレークに入ったとしても、「7ポイント目を取るまでは、長いな・・・」と、出だしは絶対にセーブしてくる。

ここの出鼻、をくじけば、相手は試合自体を諦めてくれるケースが多い。

「延長戦までいったし、もう良いか」と試合を諦めてくれる。

ように仕向けること、をアナタにもお勧めします!

 

「そんな上手くいくかよー!」と思いますよね。

でも、結構図星な感じ、じゃないですか?

延長戦に入った瞬間、の心の変化を見逃さない。

これだけで、絶対に勝率は上がります。

試合前から、5-5に持ち込んでやるぞ!くらいの気持ちで良いでしょう。

タイブレ上等、でいきましょうよ。

ピックアップ記事

  1. 高音質で防水仕様のワイヤレスイヤホンは、テニストレーニングに最適
  2. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える
  3. テニス選手に必要なプロテイン摂取は、便利なブレンダーボトルで
  4. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート
  5. リアクションボールを使って、イレギュラーバウンドへの対応力を磨こう!

関連記事

  1. テニス シングルス

    戦術

    大事なテニスの試合の中で、「やって良いミス、悪いミス」を分けて考えよう

    試合の中で、失点は避けられない。どんな名選手でもミスはするし、…

  2. 戦術

    試合のリズムは、「デュースサイドは堅実に、アドサイドで冒険」を

    私が試合の中で、サイドごとに意識していること。もう、無意識に近…

  3. テニス メンタル

    戦術

    テニスコートで怪我が多い人の特徴5つ

    12月に入り気温も下がり、テニスでは怪我が多い時期になりましたね。…

  4. テニス メンタル

    戦術

    知っておいて損は無い、「全員から負けにくくなるテニス」はある

    年末年始に、たくさんご質問を頂きました。「どうしても勝ちたい相…

  5. テニス 練習

    戦術

    相手に向かって打つ、のは2往復までで良い

    試合でも練習でも、ここを意識して欲しい。テニスの試合では、実際…

  6. 戦術

    「ネットを挟めば敵なんだよ」テニスの試合は技で相手をねじ伏せる競技です

    皆の普段の練習メニューはどんな感じだろう。ボール出し練習も入れ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. リターン

    相手のサーブを予測する、ことに貪欲になろう
  2. テニス 錦織圭

    メンタル

    「自分のテニスをやり切ること」を勘違いしていると、結果的に試合で勝てないことが多…
  3. テニス ミス

    メンタル

    「1本集中!」ばかり口癖にしていては、狼少年になる
  4. 戦術

    試合前に集中力と自信を高める、7つの行動
  5. テニス ボレー

    ボレー

    ボレーに苦手意識がある人は、「無意識のうちに、身体が逃げていっている」ことに早く…
PAGE TOP