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「強い選手だけが特別扱い」される部活やサークルは、その選手も弱くなっていく

目次

皆さんの周りでも強いチーム、強い学校、サークル、いくつかありますよね。

特に「結果を出し続けている」チームは、何が違うのか。

毎年選手が入れ替えわるのに安定しているチームは、まずこの大前提があると思います。

個人種目、であるテニスだからこそ意識したい部分、ですね。

 

「強い選手だけが特別扱い」される部活やサークルは、その選手も弱くなっていく

 

1.個人競技に潜む、危険因子

私も、自分が頑張ればどんどん結果が出る。

それが自分だけのものになるから、テニスというスポーツを選びました。

間違ってはいないと思いますが、この考えはちょっと危険。

「試合に勝てば良い」、「結果を出せば全て正当化される」というような考え方、になってしまいがちですからね。

いつの間にか、テニス部やテニスサークル、チームの中で、選手を「戦績」で見るようになってしまう。

これって、相当危険な状態だと私は思います。

 

2.「平等に競争する」環境こそ、テニス選手にとっては大事

いつのまにか、この大前提が失われてはいませんか?

平等に、競争する。

アナタ自身、練習の中でしっかり「チャンス」をもらえているのか。

主将や部長のような立場の人なら、しっかり平等に全ての人を競争させることが出来ているだろうか。

「結局、シングルス1はあの人か・・・」と、何となくで周りも認めているような、認めていないような・・・感じのチームって、絶対に強くなれない。

強い選手は、いつでも周りのチャレンジを受け止める立場、にないとダメ。

部内での順位はハッキリしていて良いけど、それ以上に、その順位に透明性が無いと全体が強くなれない。

意外と、こういう部活やチームって少ないんですよね。

 

3.チーム内で役割が無い人、を作ってはいけない

「俺、部活止めようかな・・・」と、今日もどこかで悩んでいる人がいる。

きっと、練習がキツいからとかじゃないんですよね、理由は。

自分なんて、居ても居なくても変わらない、と思ってしまう。

だから辞めても良いか、何も変わらないし誰も気にしないか・・・となっていくんですよね。

誰かを特別扱いしたり、限られた人で部活や練習をしているチーム、ではこういう人が生まれてしまう。

アナタ自身、チームで練習していく中で、全員にしっかり役割がある、ことを認識しましょう。

もちろん、一人一人が頑張らないといけないですけどね。

メニューを考えたり用具を揃える、試合相手を探す・・・色々仕事は尽きない、ですから。

 

誰かを特別扱いするって、そうされている方も辛いですよ。

どこか本音で接してもらえていないんじゃないか、みんな自分と距離を置いているんじゃないか・・・って、考えますからね。

テニスが強いのは立派なこと。

だけど言ってしまえば、それだけです。

アナタのチーム、どこかにヒビが入っているとしたらこういう部分が原因、かも知れませんよ。

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