テニス 構え

その他

「テニスの試合が上手い人」はココをチェックしている!対戦相手を観察するポイントとは?

テニスの試合で、一番緊張するのは皆さんいつですか?

私は試合の前のウォーミングアップが、実は一番緊張します・・・。

サーブ4本だけならまだ良いのですが、5分間でストロークからボレー、スマッシュまでのときは、もう自分の調整どころでは無いのです。

「どんな風に相手に見られているんだろうか・・・」ということ、すごく気になります。

そこで試合が上手い、勝ち上がっている人に聞いた「対戦相手のチェックポイント」を今回はご紹介します!

 

テニスの試合が上手い人はココをチェックしている!対戦相手を観察するポイントとは?

 


 

1.どんなテニスギアを使っているか

ラケット、シューズ、ウェア、どんなものを使っているかが最初に分かるポイント。

例えば派手なウェアを着ているようであれば、もしかしたら目立ちだがりかも・・・。

ラケットが薄くフェースが小さい場合は、本格派かハードヒッターか・・・など。

ここではあくまで仮説ベースですが、色々イメージすることでその後の判断に役立てつことができます。

 

2.グリップはどんな握りか?

ストロークとボレーのグリップはどうか、グリップチェンジはスムーズかを見ます。

最初のウォーミングアップでは基本的に平常時より薄めのグリップで身体を慣らして、徐々に厚くしていく人が多いので、そこもチェック。

たまにこちらから強く打ったり、遠くに走らせたりしたときにどんな球種を打つのかも、ウォーミングアップ時にチェックしておくことが大事です。

 

3.前後左右で、不得意そうな場所を探す

試合の序盤でもなるべく前後と左右に動かしてみて、少し窮屈そうなポイントを探します。

これも漠然と探すと難しいので、「バックハンドのストロークが両手打ち」の人であれば、「バック側の浅いボールの処理が苦手かも」という、ある程度の仮設を持って検証していくのが大事。

自分の経験を思い出してみると、テニスというスポーツはショットにかなり得手不得手があるスポーツ。

強そうな相手でも、根気よく探してみましょう。

 



 

4.セルフジャッジはクリーンかどうか

これも試合の序盤でチェックすべき項目。

なぜなら試合の終盤の大事なポイントで判明しても、対策の立てようが無い場合が多いので。

もし怪しい人がいれば、早めに本部と連携を取りロービングに付いてもらうなどの対策をしましょう。

また最初にジャッジがおかしいと感じたら、率直に「今どこにボールが落ちましたか?」、というのを聞くのも良いでしょう。

 

5.試合へのモチベーションは高いのか低いのか

実はこれがすごく大事、という方が多いです。

一般のテニスの試合では、みんながみんな100%のモチベーションで臨んでいる訳ではないのです。

実は諦めが早かったり、コンソレで落ち込んでたり、ペアで喧嘩してたり・・・。

それとは逆に、何が何でも勝ちたいと思っている人もいます。

それをいち早く察知し、相手がどういう心理状況なのかを把握することで、先手を打てます。

もちろん勝ちにこだわっている人を倒すのは、簡単ではありません。

その覚悟を決めるには、やはり早い段階での観察がとても重要になってきます。

 

いかがでしたでしょうか。

言われてみると当たり前のことも、文章にしてみると重い・・・そんな感じがしたのは私だけでしょうか。

テニスは初対面の人と対戦する機会も多いスポーツですので、ポイントを抑えてその「人」を見ていくと、より楽しみが増しますよね。

皆さんも、ぜひトライしてみて下さい!

ピックアップ記事

  1. 11/13(木) 女子シングルス練習&ゲーム会 in世田谷レクセンター
  2. 雨が多い時期の試合は、防水スプレーは必須アイテム
  3. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム
  4. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える
  5. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く

関連記事

  1. テニス ミス

    その他

    「来年はどうなっているか、想像できない」選手を、私は応援したい

    少し早いですが、皆さんは今年一年どんな年でしたか?思うような結…

  2. テニス メンタル

    その他

    「ラケットバッグの汚れ、どう落とす?」数か月に1回くらいはキレイにしましょう!

    学生の皆さんは、テニスの試合のときだけでなくもしかしたら通学もラケバと…

  3. その他

    「甘ったれるな!トレーニングしろよ!」テニスのトーナメントを勝ち抜くには持久力は絶対必要!

    テニスを頑張っている皆、トレーニングはやっているだろうか?そう…

  4. テニス 主将

    その他

    「全国で頑張るテニス部のキャプテンの皆さんへ」部員から好かれる、よりも大切なこと

    私自身、中学と高校時代に、テニス部の主将を務めさせてもらいました。…

  5. テニス メンタル

    その他

    【保存版】「テニスノートを活用して試合に勝つ!」ために必読な10記事

    今回は、テニスノートに関する記事を人気アクセス順にまとめてみました。…

  6. テニス メンタル

    その他

    テニスの技術は、「人それぞれ、個性的で良い」はテニスコーチの責任放棄だと思う

    日本には「基本を大事にする」という文化が、スポーツ界には根強い。…

特集記事

  1. テニス メンタル

    ダブルス

    「ダブルスの試合で求められるストローク」は、シングルスと何が違うのか?を考えてみ…
  2. テニス メンタル

    ダブルス

    「サーブが強い、ボレーも手堅い・・・」そんな強豪ダブルス並行陣ペアを倒すのに、必…
  3. テニス ストローク

    ストローク

    ストロークを安定させたいのに、「低い打点でこすってばかり」の人、いませんか?
  4. サーブ

    パートナーのサーブを、いかに盛り上げていくか
  5. テニス ボレー

    ロブ

    意外と使える、ネット近くからのロブの使い方について
PAGE TOP