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空気を読まない、だけど思いやりのある人が強くなる

テニスでもプライベートでも、私は一緒だと思います。

仕事の成果、信頼感でもそうでしょう。

周りとのコミュニケーションに悩んでいる人のヒントに、少しでもきっかけになれると嬉しいです。

 

空気を読まない、だけど思いやりのある人が強くなる

 

1.テニスの試合は、残酷なモノ

シングルスでもダブルスでも、引き分けは無い。

勝てば次に進めるし、負ければそこで終わり、というトーナメント形式の試合がほとんどですよね。

相手に、「負け」の烙印を突き付けないといけない、のはアナタ自身の仕事なんです。

自分を主張し、相手を倒す。

この日常生活からかけ離れたことを、土日は頑張らないといけないという方も多いでしょう。

並大抵の精神力、じゃ難しい・・・ですか?

私は、考え方次第だと思いますよ。

 

2.空気を読まない、という意識も大事

試合で、空気なんて読んでいられない。

むしろ、相手にはしっかり感情的になってもらって、イライラし続けてもらわないといけないですから。

ダブルスなら、自分のパートナーにだってしっかり意見を伝えないといけない。

空気を読まない、ということを恐れてはいけないんです。

言い方を変えれば、空気を読んで八方美人、自分だけ勝負の世界に入らないというスタンスですから。

周りのことを考えるのは、それが試合の勝利につながるから。

必要だと思ったことは、しっかりやる、やり切ること。

これが私は大事だと思いますよ。

 

3.思いやりがあるからこそ、かも知れない

「勝つためなら、何をやっても良いの?」と、思う方も多いでしょう。

私は、ルールの中なら何をやっても良い、というのが基本の考え方です。

ただ、じゃあマナー違反はどうなんだ・・・と、なりますよね。

ここに、「思いやり」という言葉を加えたい、というのが私のスタンスです。

相手、パートナー、周りの人に対して、空気は読まないながらも、思いやりは絶対に忘れてはいけない。

難しい、矛盾しているようですが、思いやりがあるからこそ厳しいことも言うし、思い切り戦えるんだと私は思います。

対戦相手がいなければ、パートナーがいなければテニスは試合が出来ません。

だからこそ、この場にいてくれることに対して感謝する。

思いやりを持ちつつ、だからこそ本音で応えて自分も周りも成長していくような環境、を作っていく。

難しいようですが、アナタの行動一つで変わり始めることだと思いますよ。

 

4.「空気を読んだ」は、言い訳でしかない

私もよく、この言葉を聞きます。

営業でのプレゼン、社内での会議、そしてテニスでの試合・・・。

「あの時は、空気を読んで・・・」と、当時のことを言い訳し出す人、多くないですか?

私から言わせれば、そもそも実行する勇気がなかっただけ、その言い訳でしかない。

空気を読んで?

その空気って、何でしょう。

ましてやテニスの試合では、何かを興さないと動かない、のが当たり前。

格上相手だったら尚更、じゃないですか。

試合の空気というのは、最初から最後まで「居づらい」もの。

それを読んで行動したところで、みんながハッピーになんてなれない。

思いやりを持って、壊していく。

この覚悟、アナタにはありますか?

 

アナタ自身、空気を読むことを言い訳にして欲しくないんですよね。

もちろん、壊したら本当に全てが壊れていく、ような関係や場もあると思いますよ。

でも、そういうモノって、遅かれ早かれ崩れていくことでしょう。

また、作り直せば良い。

空気は自分で作り出していく。

その方が、楽しくないですか?

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