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「引退」高校テニスを振り返ってみて

高校3年生の時、引退掛けた最後の大会のことはまったく覚えていない。

大阪のインターハイ予選だったと思うんだけど、全然記憶にないんだよ・・・。

もう引退してから17年経過しているからか・・・・?

いやいや、その頃の他の記憶は残ってるぞ。

文化祭のこととか体育祭のこととか・・・。

でも試合のことはあまり鮮明に覚えていないのだ。

なんで思い出に残らないかというと・・・多分そんなに思い入れが無かったんだと思う。

「どうしても勝ちたい!!死ぬほど勝ちたい!!」

そんな気持ちで試合前の練習を行い、結果が残らなかった時には悔しさで思わず涙がこぼれる・・・それほどまで自分はテニスはまっていた訳では無かったのだ。

しかし現在、全国各地でインターハイ予選、しかも団体戦が開催されている。

今俺が見ている色んな高校の生徒達の中には、3年生で引退が掛かっている生徒が多くいて、それぞれがその結果に対して勝ち残って喜んだり、凄いショックを受けて泣いたりと殆どがこの3年間のテニスを背負って臨んでいる。
 



 
そうやって、心の底から感情が溢れ出せるって、俺の思い出が薄い高校の時のテニスと照らし合わせると本当に羨ましい。

試合が終わって引退決まった選手たちは、その悔しさを忘れないようにしながら、次のチャレンジに繋げて欲しい。

まだ引退が先の選手は、今の自分を信じて、残った試合を全力で戦ってもらいたい。

是非ともこの3年間の集大成を発揮できるテニスを行い、一生の思い出となる素晴らしい結果になるよう期待してます。

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

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