その他

テニスの試合で必要な、「ボールを動かし、相手を動かす」感覚を養う練習メニュー

今回、ご紹介するメニューは、今までのメニューとは一味違います。

遊び心があって、みんなと盛り上がりながら出来る。

細かいスライスのタッチを磨きながら、試合で必要な感覚が養えるのでお勧めです!

 

テニスの試合で必要な、「ボールを動かし、相手を動かす」感覚を養う練習メニュー

 

■人数:4~8人

■レベル:初級~中上級

■目的:ボールを動かして相手を動かす、視野を広げる感覚を養う

【練習方法】

まずは上の図を見て、黄色いマークのところにテニスボールを1つずつ置いていきます。

半面に8個、全面で16個セットして、1対1でシングルス形式でラリーをする。

ラリーをしながら、両選手は協力してこのコート上のボールを足で蹴って外に蹴り出す。

ただし、1回打つごとに1つまでしか外に蹴り出せない、というルールがあります。

まずは8往復以上ラリーしながら、しっかり全ボールをミスする前に蹴り出すことが大事。

慣れてきたら、全てのボールを蹴り出すまでの時間を競ってみましょう。

意外とノーミスでやり切るの、難しいと思います。

コツは、スライスを上手く使うこと。

スピン系だと、なかなか精密なコントロールが難しいケースも多いでしょう。

 

【発展練習】

外に蹴り出す順番を、予め決めて限定してみる。

コートの端から端、を順番に組み込むと、より実践的にコートを対角線に使うことがイメージ出来るでしょう。

あとは、必ずノーミスで8往復でクリアする、しかも時間を速くしていく、で競うのも面白い。

あくまで、赤と青の選手は協力者。

出来るだけ両選手で速く、正確にコート上をお互いで動かす意識を持ってみましょう。

 

【ポイント】

まず当然、ボールを踏んで怪我しないように注意する。

そして必ず、タイムを計りましょう。

どうやったら短縮出来るのか、効率化出来るのかを考えるのも良いテニスの勉強になる。

実際の試合でも、相手コートを見ながら狙いを定める、それも前のラリーをしながら次を考える・・・ことが大事ですよね。

最初は難しければ、ボールの数を減らしてもOK。

レベルに応じて、調整しながらやってみて下さい。

 

遊び心があるメニュー、私は大好きです。

だって、テニスも突き詰めていけば遊び、相手を動かして楽しむスポーツ。

実際の試合では・・・ここまで上手くいかないと思いますが、その感覚は養えるはず。

部活やサークルで、盛り上がりながらやってみて下さい。

ピックアップ記事

  1. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について
  2. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  3. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール
  4. これからの暑い時期にあると便利な、「高速製氷機」とは?
  5. テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」

関連記事

  1. その他

    今の状況になって、気付いたこと

    しばらく更新が滞っておりまして、すみません。みなさんは、いか…

  2. その他

    同じコースに打ち続ければ、相手も眼が慣れるのは当たり前

    普段の練習、試合と何が違うのか。それって、大前提としては「慣れ…

  3. その他

    T-PRESS CUP を開催してみて、感じたこと

    先週の23日(金)にて、T-PRESSとしての初めての取り組みである…

  4. その他

    相手選手へのマナーとして、「1stサーブがフォルトしたときには、ボールを深追いしない」ことを意識しま…

    悪気は無いんだけど、相手の印象を悪くするマナー違反、のようなことがテニ…

  5. テニス 格上相手

    その他

    テニスでの用具選びは、「練習と同じくらい大事な要素」という覚悟で知識と情報を蓄えましょう

    テニスは必要となる道具が多い。ラケットにガット、ウェアにシュー…

  6. テニス テニスボール

    その他

    オリンピック開幕直前!今振り返りたいテニス競技の名勝負動画

    錦織選手も出場するリオデジャネイロオリンピック。テニス競技では…

特集記事

  1. 日々の雑記

    自分を知ってもらおうと、必死だった時代
  2. テニス サーブ

    サーブ

    人は不安になると、早くボールを手放したくなる
  3. テニス サーブ

    サーブ

    サーブのトスを前にするというのは、「着地で完全にコートの内側に入る」ということで…
  4. テニス コントロール

    その他

    一人のテニス選手として、「自分に対する批判」に、しっかり目を向けていこう
  5. ダブルス

    「ダブルスで格上ペアを倒したい!」と思うなら、テニスでクロスの勝負はあえて捨てま…
PAGE TOP