シングルス

シングルスの試合ではまず、「70点のショットを3連続」を意識しよう

シングルスの試合で、最初の入り方。

サーブからでもリターンからでも、出来るだけ安全にかつ攻撃されないようなラリーで入ることが大事。

そう考えると、私はいつもこの数値を頭の中に入れてラリーを開始するようにしています。

ラリーを作る前にミスが早い人は、一度実践してみてはどうでしょうか?

 

シングルスの試合ではまず、「70点のショットを3連続」を意識しよう

 


 

■70点のストローク、アナタはどんなイメージですか?

シングルスの試合は、自然とラリーが長くなる。

どうしても「早く終わらせたい・・・」と思ってしまいますよね。

根っからの粘りが身上のプレイヤー、であれば別ですが、普通はパパッとポイントを終えていきたいと考えてしまう。

そこをしっかりコントロールするには、「70%」という言葉が良いキーワードになる。

私の経験上、80%、でも少し強い。

60%だと、相手から攻撃されてしまう。

70%で3往復、が良いイメージなのです。

 

■4往復目からが、シングルスの真骨頂

当然強い相手であれば、そこまでで簡単にミスはしてくれない。

4往復目からどう攻撃していくのか、耐えるのか、が大事になってくる。

ですが試合の中で、まず70点のショットをしっかり続けていくことが出来るような実力、を養うことが大事なのです。

これが出来ないようでは、試合に勝つなんて無理。

でも・・・出来ない人、意外と多いですよ。

技術はあるのに、自分をコントロール出来ない人、アナタの周りにもいませんか?

 

■シングルスの試合では、「ミス待ちでも無いし、無謀な攻撃でも無い」ショットがほとんど

シングルスの試合では、ショットの加減が難しい。

ダブルスだと前衛、後衛とある程度攻守の役割がハッキリしているので、分かりやすいし自分をコントロールしやすい。

ですがシングルスは、全部を自分一人でやらないといけないから難しい。

自分のミスを、自分でコントロールする。

その為には、準備にも具体性が欠かせないのです。

ただつなぐ・・・攻める・・・のではなく、まず70%で3連続、しっかりミスしない。

この意識、オススメです。

 

恐らく試合で勝っている選手は、自然にこういった作戦で臨んでいる。

無意識のうちに出来ているリスク管理、アナタの中でもきっとあるはずです。

試合に勝つ為には、アナタのテニスをどんどん数値化、可視化していきましょう。

そうすれば改良も出来ますし、負けたときにも立ち戻れる。

シングルスの試合前に、ぜひイメージして入ってみて下さい。

ピックアップ記事

  1. 40歳からポリストリングにする、という選択肢を
  2. テニスの試合に持参するジャグボトルは、「サーモス スポーツジャグ 1.9L」くら…
  3. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  4. 読者のみなさんへ、アンケートのお願いです
  5. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品

関連記事

  1. テニス 準備
  2. テニス ダブルス

    シングルス

    テニスのシングルスの試合では、「これでもか」という粘りを見せて初めて、相手は崩れていく

    粘り強い相手に、シングルスで負けてしまう。皆さんも何度か、経験…

  3. テニス メンタル

    シングルス

    「テニスのシングルスの試合でドロップショットを活かす」打った後のポジショニング5箇条

    シングルスの試合でリズムに変化を付けたいとき、あなたはどんな武器を持っ…

  4. テニス スマッシュ

    シングルス

    シングルスの試合、まずは前に出て相手にパッシングショットを打たせよう

    シングルスの試合で、相手の実力や特徴を測ってみる。それには、序…

  5. シングルス

    シングルスの試合で、体力温存したければ?

    シングルスの試合に出場しているみなさんに、必要なこと。それは間…

  6. テニス ストローク

    シングルス

    シングルスの試合でネットに出るアプローチショットは、打った後のポジショニングが大事

    シングルスの試合、私は何度も「ネットに出よう!」と書いてきました。…

特集記事

  1. テニス サーブ

    サーブ

    男性でサーブが安定しない人は、「無意識のうちに上半身が前に突っ込んでいる」人がほ…
  2. テニス 準備

    その他

    コートに慌ててギリギリに入るとき、アナタはもう負けている
  3. テニス 不器用

    メンタル

    「試合慣れしていない人」とは、いつも同じ景色しか見慣れていない人
  4. テニス ボレー

    ダブルス

    ダブルスの試合で2バックの陣形から、「浅いボールに対しては2人で一気に」前に出て…
  5. 戦術

    フォローして来る相手を、外す技術を
PAGE TOP