テニス メンタル

その他

「社会人になって、プロを目指す訳では無いけど・・・」テニスを頑張る、その理由について

「そんなにテニスを頑張って、これからプロでも目指すんですか?」

と、結構本気で聞かれることがあります。

確かに、テニスを頑張っている社会人、主婦の方は多いですよね。

土日も練習や試合、平日も1日くらいはどこかで練習したり・・・。

そこまでして頑張る理由、皆さんは何か思い当たることはありますか?

今回は抽象的ですが、こんなテーマで考えてみたいと思います。

 

「社会人になって、プロを目指す訳では無いけど・・・」テニスを頑張る、その理由について

 


 

■テニスの試合なんて、辛いことしかない・・・

テニスの大会に出て試合をする。

これって、本当に大変だし辛いことだと思います。

優勝以外は負けて会場を去る、悔しい想いをしないで終わることなんてほとんどない・・・けど。

それでも練習をして試合に出て頑張る。

大人になってもこれを続けていけるモチベーションの根源って、どんなものがあるんでしょうか?

 

■試合は「新しい自分」に出会える場所

仕事や家事をしていると、ほぼ毎日が同じようなルーティンで過ぎていく。

「新しいこと」にチャレンジしたいと思っても、なかなか難しいし1歩踏み出す勇気が出ない。

私自身、そんな毎日の繰り返しです。

でも・・・テニスなら・・・。

試合に勝ちたいと思って、自分を変えていくことが出来る気がする。

色々と試行錯誤でトライしてみて、結果が出てくる。

そうなると、仕事やプライベートの生活にも、何か変化が訪れる。

私自身、そんな人をたくさん見てきました。

自分自身も含めて・・・。

 

■テニススクールだって、自分を変えることが出来る

印象的なエピソードが一つ、私の中であります。

テニススクールでアルバイトをしていた頃、入会してきたある男性がいて、すごく黙々とテニスを頑張っていました。

あまりに無口で、同じクラスの女性とも話さない感じだったのですが・・・それが半年、一年と経つと、少しずつ変わってくる。

女性相手のテニスでも、しっかり自分も練習出来るし、優しくラリーも続けられる。

ある日言われた御礼が、「テニスを通じて女性と話せるようになり、仕事も上手くいくようになりました」という言葉でした。

私はそれほど何もしていないのですが・・・と思いながら、「きっと、テニスに真剣に取り組んで来た結果ですね」とだけ、お伝えした記憶があります。

テニスにはそれだけ、自分を変える力がある。

テニスを通じて新しい自分に出会うことが出来れば、それは仕事や家庭、プライベートでも大きな財産になる。

プロ選手になることよりも大事で、価値があることだと私は思うのです。

 

なんだか説教臭いような内容で、何が言いたいのか・・・という感じになってしまいました・・・。

このT-PRESSのサイトは、よく「学生や競技者の為のサイトですよね?」と聞かれます。

そんなことはありません。

私も一人の社会人ですし、大人の方、主婦の方や会社員の方、テニスのお仕事をされている方、みんなに見て欲しい。

少しでも、「自分にテニス一つあって、良かったな」と思える人を増やしていきたい。

そんな気持ちで、今年度も頑張って更新していきます!

ピックアップ記事

  1. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
  2. フットワークを磨きたい!なら、足指トレーニングは欠かせない
  3. 読者のみなさんへ、アンケートのお願いです
  4. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  5. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう

関連記事

  1. その他

    「試合に出続けながら苦しもう」スペインテニス界のトーナメント事情

    スペインのバルセロナで練習していた時、月に3大会ほどのペースで大会に出…

  2. その他

    「結果の出せるコーチであれ」試合で勝てるテニス選手を育成する為に

    テニスコーチを最初に始めたのは高校2年生の時なんだけど、当然それまでは…

  3. その他

    良いフォームが必要という、危険な発想

    綺麗なフォームこそ、上級者の証?いえ、それは「そういう人もいる…

  4. テニス 読書

    その他

    その瞬間、瞬間を必死に戦えば、同じような場面でいずれ余裕が出てくるはず

    きっと、上達を感じられる時ってこんなとき。なかなか、自分の上達…

  5. テニス ボレー

    その他

    テニストーナメント大会は、「強いシード選手」が優位に作られている

    テニスの試合、大会は、誰もが平等に扱われる真剣勝負。本当に、そ…

  6. テニス 粘り

    その他

    テニスの試合で、相手に攻撃される!と感じたら慌てずに、「逃げのコース」をイメージしておくこと

    相手の攻撃を、どう凌ぐか。テニスはネットを挟んで打ち合うスポー…

特集記事

  1. テニス ダブルス

    フットワーク

    ピンチの場面では、相手が打つ前に動いちゃおう
  2. メンタル

    「頑張れ!100球ラリー!」テニスの試合で勝つには、ただ繋げるだけでは意味が無い…
  3. テニス 雨

    テニス知識

    なぜ雨の日は、「ボールが弾まない、遅くなる」のかを硬式テニスの特性から考えてみる…
  4. メンタル

    フラットな目線を保つ
  5. テニス ストローク

    サーブ

    前に踏み込んで来るリターナーには、ボディサーブを!
PAGE TOP