その他

高校生のテニス部員なら、インターハイより全日本ジュニアより「全国選抜高校テニス大会」を観に行こう!

目次

来月に開催が目前に迫った、全国選抜高校テニス大会、通称「センバツ」。

毎年福岡で行われる、この団体戦の全国大会。

私はインターハイより全日本ジュニアより、この大会が好きです。

シングルス3本、ダブルス2本の団体戦には、その高校・地域の特徴が本当によく出て面白い。

今回はその魅力について、少し熱く語ってみたいと思います。

 

高校生のテニス部員なら、インターハイより全日本ジュニアより「全国選抜高校テニス大会」を観に行こう!

 


 

■シングルス重視の関東勢、個性派ダブルスの関西勢

毎年観ていて面白いのが、関東と関西のテニス観の違い。

大げさな話かも知れませんが、関東の強豪校のシングルスの選手には「テニスは個人競技だ!」と言わんばかりの、個性と強さがある。

それに対して関西勢、九州勢は、「鍛錬されたダブルス」でそのシングルスプレイヤーにもプレッシャーをかけてくる。

男子選手以上に、熱いのは女子選手の試合。

とにかく・・・ラリーをミスしないので長い!

冗談かと思う話ですが、1ポイントで30分近くを要した試合もあるのがこの大会。

合計5本の団体戦が2~3面で進行されていきますので、試合の流れが目まぐるしく変わっていく様は本当に面白い。

応援にもつい、力が入ってしまいます。

 

■スーパーな競合校ばかりでは無い、個性派な学校も

「きっと全国の高校は、自分たちとは世界が違う」と、考えている人もいるでしょう。

そんなことはありません。

各地区で上位に入る、しかも団体戦5本を戦うには「チーム力」が求められます。

1人や2人、地元のクラブで育ったジュニア上がりの選手だけでは、この団体戦は勝ち上がれません。

例えば、中国地区代表・広島県の崇徳高校は、部員34人でコート面数は2面、照明施設は無し。

冬の時期は1時間もすればボールが見えなくなってしまうこの環境で、彼らは5年ぶりに全国大会へ出場を決めました。

話を聞いてみると、練習メニューを考えるミーティングには1年生も参加し、積極的に意見しているんだとか。

そしてコート面数が無い分、学校の前の川の土手を上手く活用し、チーム全体で力を付ける工夫がされている。

副キャプテンの平山選手は、高校から硬式テニスを始めたばかりで立派なダブルスのレギュラーです。

そんなチームがどんなテニスをするのか・・・考えただけでも、ワクワクしてきませんか?

■会場となる「博多の森公園」はアクセス抜群!

会場となる福岡県の博多の森テニス競技場は、福岡空港、博多駅からのアクセスはハ抜群!

会場はほぼ空港の裏側に位置していますので、タクシーでも簡単に行けちゃうんです。

ギリギリまで試合を観ることが出来ますし、博多の中心地にも近いので宿泊場所までもストレス無く通うことが出来ます。

遠方の方は交通費がかさみますが、現地の会場までのアクセスは良いのでオススメです!

 

卒業生の方はもちろん、ぜひ現役の選手にも「生」で観戦してもらいたいこの大会。

全国選抜高校テニスは、春休みが始まる3月20日から福岡で幕を開けます。

新しいチームとして、どんなテニスがしたいのか悩んでいるキャプテン、選手、そして顧問の先生やコーチの皆さん。

そのヒントはきっと、春の福岡にあるはずです。

■テニスデイリー特集サイトはコチラ

ピックアップ記事

  1. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  2. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  3. Note はじめました
  4. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…
  5. 雨でコートが濡れていてもテニスがしたい!方にお勧めの「ウォーターバキューマー」

関連記事

  1. テニス ダブルス

    その他

    テニスにおける一球の重みは、実はすごく分かり辛い

    テニスの試合、私はいつも危機感を覚えている。他の競技よりも、試…

  2. テニス 準備

    その他

    「自分の球出しって、もしかしてみんな打ち辛い・・・?」と感じた方は、試して欲しい特効薬

    読者の皆さんの中には、部活の中で球出しをしたり、テニススクールでアルバ…

  3. テニス メンタル

    その他

    テニスの試合は、皆さんも経験してきた「定期テスト」に似てると思う

    皆さんも経験してきた、定期テスト。中間、期末と、まさに今学生の…

  4. テニス 観察眼

    その他

    テニスにおいて、「ボールをよく見て!」と言われるけど、実際どれくらい見れば良いの?

    テニスやボールスポーツの基本は、ボールを良く見ることが何より大事と言わ…

  5. テニス トレーニング

    その他

    テニスに必要なトレーニングは、「ショット別に目的を落とし込む」ことで意欲も高まる!

    学生の皆さんは部活の前後、社会人の皆さんは、もしかしたら自宅でトレーニ…

  6. テニス メンタル

    その他

    なぜテニスプレイヤーのみなさんは、最初から完璧を求めてハードルを上げるんだろう?

    真面目なのか・・・どうも、こういう考えの人は多い。気付かないう…

特集記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    過去の栄光にしがみついて生きる選手、が多い
  2. テニス メンタル

    メンタル

    メンタルに原因を求める人こそ、メンタルが弱い人
  3. その他

    「サッカーの方がきつかったよ」テニスの試合では実力差が僅差で初めて、持久力が問わ…
  4. テニス ボレー

    ボレー

    バックハンドボレーの準備は、「利き腕では無い方の手のひら」を使えば抜群に安定しま…
  5. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスでポイントを失った時は、「ペアにゴメン、ではなく次にどうするか!」を伝え…
PAGE TOP