テニス ストローク

ダブルス

前衛は後衛を褒め、後衛は前衛を褒めるから強くなる

テニスの成長が早い人は、毎回試合ごとに強くなっていく。

どこか、自信に満ちていくような感じ、ありますよね?

だからこそ、アナタ自身に意識して欲しい、ダブルスペアとのコミュニケーションがあります。

それは、「褒める」ということ。

これが出来る人は、なかなかいないんですよね。

 

前衛は後衛を褒め、後衛は前衛を褒めるから強くなる

1.何が良かったのか、言葉にしよう

ただ、「ナイス!」だけだと足りない。

具体的に、何が良かったのか、を言葉にして伝えることってすごく大事です。

男性なら、結構恥ずかしい感じはあると思います。

でも、騙されたと思ってやってみて欲しい、パートナーを褒めるという行為。

意識するだけで、テニスに対する取り組み方、も変わるでしょうから。

ちょっとしたこと、で良いんです。

何が良かったのかを言葉にすると、アナタ自身の成長にもつながるはずですよ。

 

2.言葉にしようと思えば、客観性が身に付く

例えばアナタが後衛で、前衛の選手が動いて決めてくれる。

「ありがとう!」よりも、「すごく速い動き出しで、ナイスプレッシャー!」という言葉に変えてみる。

全然感じ、が違いますよね。

パートナーの選手も、自分の動き出しに自信が持てる、客観的な視点が欲しいんですよ。

アナタ自身も、こういうコミュニケーションを続けていると、相手もよく見えるようになる。

そして自分が前衛のときには、どんなプレーが効果的なのか、を判断出来るようになる。

それこそ、まさに成長だと思いませんか?

 

3.おだてるのではなく、しっかりと褒める

よくジュニアの指導でもそうですが、ただおだてても良いことは無い。

子供だって、気付きます。

心が無い、具体性が無いような褒め言葉は、マイナスでしかないでしょう。

「この人、本気で言ってるのかな・・・」と、逆に不安になって疑心が生まれる。

しっかりと、相手に感謝を伝える。

それから、自分自身の決意ですね。

パートナーに褒めるということは、もっと自分頑張れ!ということですから。

ダブルスで強いペアは、そうやって支え合い、刺激し合っているから成長が止まらないんです。

 

4.人が喜ぶこと、を自分の喜びにしよう

こういう人は、自然とテニスのネットワークも広がる。

ダブルスでも引っ張りだこ、の人気者でしょう。

言葉やコミュニケ―ションが苦手な人も、ぜひ殻を打ち破る意味でも頑張って欲しい。

人の良いところを探して褒めるって、テニスコート以外でも絶対に使えるテクニック、なはずですから。

客観性を持って、具体性を持つということは、大事なこと。

ぜひ、まずはダブルスのパートナーから始めてみて下さいね。

 

私も苦手でした、人を褒めるの。

でも、自分を褒めること、よりは得意になったかも知れません。

よく見ていると、色々なことに気付くようになりましたよ・・・本当に。

ダブルスの試合、パートナーに自信を持たせれば勝てる。

それくらいの意識で、ぜひ取り組んでみて下さいね。

ピックアップ記事

  1. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  2. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  3. テニス選手の筋肉に必要なプロテインは、ささみプロテインバーでの補給が最適
  4. 読者のみなさんへ、アンケートのお願いです
  5. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう

関連記事

  1. ダブルス

    ダブルスでネットに詰めて良い場面5つ

    思い切って、ネットに詰めたポジションを取る。これが出来るよう…

  2. テニス 準備

    ダブルス

    ミックスダブルスの試合を優位に進めたければ、「早めに男性を狙ったポイントを作る」ことが大事

    私自身、最近はミックスダブルスに出る機会が多く、色々と研究する毎日です…

  3. ダブルス

    バレないでポーチに出られる!にはコツがある

    ダブルスの試合で、前衛で動けない!と、お悩みの方に、今回はシン…

  4. テニス ダブルス

    ダブルス

    初中級プレイヤーでも実践出来る、「並行陣からの得点パターン」5つ

    ダブルスの試合、初中級の方でもぜひ実践して欲しいこと、それは並…

  5. テニス ダブルス

    ダブルス

    「ダブルスパートナーとの話し合い」テニスの試合で必要な、情報共有のポイント5つ

    強いダブルス、というと皆さんはどんなイメージを持ちますか?私は…

  6. テニス サーブ

    ダブルス

    ミックスダブルスの撮影で、感じたこと

    先週にて、YouTube用にミックスダブルスの撮影を行って来ました!…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス リターン

    ストローク

    「ゆるゆるテイクバック」が、テニスの基本です
  2. リターン

    リターンのストレートアタック、アウトはOK
  3. テニス ボレー

    シングルス

    シングルスの試合で、浅いボールをしっかり決める為に必要な意識5つ
  4. スマッシュ

    スマッシュの構えは、横向きよりも〇〇
  5. 日々の雑記

    サンタの恰好をするテニスコーチ、に一言
PAGE TOP