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正確に試合を記憶する、テニスノート術

目次

テニスの試合を、正確に記録する。

それが理想かもしれませんが、セルフジャッジの試合では詳細なスコアまではなかなか記録出来ませんよね。

だったらせめて、「記憶」出来るようなテニスノートの仕上げていきませんか?

試合後のちょっとした工夫で、みなさんの試合は脳裏にしっかり記憶出来る。

そして、記憶出来たことは確実に強さに変わる。

本当に、ちょっとしたことを楽しんでやる、だけで良いんです。

 
 

キーワードを3つ、にまとめる

試合後に、絞り出してみる

私がお勧めする方法は、これだけです。

みなさんが終えた試合、その試合を3つのキーワードで表してみる。

勝っても負けても、この作業をすぐにやる。

ノートに書くのが面倒なら、スマートフォンのメモに残しておいても良い。

大事なのは、試合の後に冷静になって、すぐに絞り出すこと。

正直に、率直に、やってみて下さい。

最近の私の試合なら…

ミックスダブルスで、6-3で勝った試合。

これは、相手の男性は実力者なのに、どこか集中力を乱してくれているうちに、試合を終えることが出来た試合でした。

私が試合後にメモしたキーワードは

・序盤

・女性にスライス

・男性は利用する

こういう3つのキーワードでした。

何となく、みなさんもイメージ出来るんじゃないでしょうか。

これ、言葉にしてメモしておくだけで、かなり記憶に刻まれるはずです。

記憶に刻めば、同じような試合が出来る

テニスの試合では、同じように勝てる試合も多い。

この3つのキーワードの法則、を身に付けておくと楽なんです。

どこかで、「あれ?こんな試合前にもあったな」と思えるようになる。

これは、自分でキーワード化しているからこそ、出来ること。

記憶力が良い人、はこういう作業は必要ないのかもしれないですけど。

私たちは、謙虚に地道に、でも効率的にいきましょう。



試合こそ、もっと活用すべき

試合は、宝の山

もっともっと、有効活用出来る。

それが、試合です。

みなさんの上達の種、原石、いっぱい転がっているのが試合。

なのに、何となく終えて、何となく次…という感じになっているのがもったいない。

この宝の山を活かさない手は無いんです。

最初から、アウトプットを意識して試合が出来る

私は、もう毎回試合をキーワード化してますから。

試合の序盤から、「今日のキーワードは、何になるかな…」と考えながら、試合に入る。

もちろん、仮のキーワードは試合前に考えておきます。

でも、そのままそのキーワードが、試合終了まで継続するとは限らない。

最初から、アウトプットするキーワードがある、と思えたらどうでしょう。

すごく、冷静に試合を運べると思いますよ。

勝っても負けても、しっかりキーワード化

勝った試合、負けた試合、両方しっかりキーワード化しましょう。

そうすると、特徴が見えて来るはずなんです。

私もそうですが、負けるときには同じワードが必ず1つ、2つは入る。

・弱気は最大の敵

・怖いポイントで、前に

こういうワードが出て来る時には、大抵私は勝てていない。

ネットプレーが持ち味なのに、それを出せていないんですよね。

だからこそ、良い記憶と反省、が出来る。

あとは自分次第ですから。

   

慣れて来たら、6個、9個に

増やしていけば、それは力になる

ただ、増やせば良いという訳ではありません。

しっかりと客観性を持った言葉、にしないといけない。

そうなると、気付くはずです。

勉強しないといけない、研究しないといけない、ということに。

語彙力も必要ですし、それはつまりテニスの力、になるはずです。

テニス語、で自分を表現しよう

つまりは、これが大事なんです。

テニスの言葉で、自分の試合をまとめる。

テニスの言葉で、自分を表現する。

試合の後に、ほんの数分で終わることですから。

これが、しっかり継続出来れば強くなれるはず。

いや、確実に強くなれますよ。

キーワードから、練習へ

昇華させていきましょう。

しっかり、キーワードを自分のものとして受け止めて、練習に活かす。

常に、自分を中心にテニスを考えることが出来るはずです。

キーワードから練習へ、試合から練習へ。

その道筋を作って、ルーティーン化すれば良いんです。



試合を客観視する、ということはこういうこと。

何かを形にする、外に出すということが大事。

まずは、試合をまとめるキーワードを3つ。

不格好でも良いじゃないですか。

しっかり、自分のものにしていきましょう。

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