ダブルス

前衛は後衛のボールを、「奪って」OK

ダブルスで活躍出来る、前衛の考え方。

自分から動いて、ボールを触りにいくときに、しっかり意識したいのがこれです。

優先権が、自分にはあるんだ、という自覚が大事。

前衛は、もっともっと、味方のボールを奪いにいきましょう。

 

前衛は後衛のボールを、「奪って」OK

 


 

1.まずは、動画でチェックしてみましょう

説明するよりも、こちらをご覧ください。

3:30 あたりのポイント、を見てみみましょう。

前衛にいる杉田選手が、飛び出して後衛のボールを奪っていく。

その中で、錦織選手よりも前でボールを捕らえてスマッシュ、してますよね。

これ、なかなか試合で出来ないんですよ。

どうしても、「スマッシュ、決めてくれ!」と願うだけの前衛になってしまいますからね。

しっかりと奪う、最後は自分が決めるんだという意識が大事です。

 

2.チャンスは前衛が決める、のがテニスの基本

動画を見ても、相手は結構粘ってます。

何とかロブを上げて、後衛の錦織選手にスマッシュを打たせている。

その次も、なんとか上げてまた後衛の錦織選手に・・・というところで、杉田選手が飛び込んでいく。

「そうはさせないぞ!」という意図、が見えます。

チャンスは、最後はしっかり自分で決めるんだという前衛の意志、が見えるので試合では最後に差になる。

大事な意識としては、しっかり「奪う」という意識です。

 

3.奪いたいなら、センター寄りに立とう

「しっかり決めたい!」と思っていても、意志だけなら何も出来ない。

しっかり、ボールが触れる場所、に立っておかないとダメですよね。

それは、つまりはセンター寄り。

センター近くに立っているから、奪うことが出来るんです。

後衛の選手が打っても、悪くないような場面。

でも、それを前衛が打つからこそ、ポイントがフィニッシュする。

どうでしょう、イメージ湧きますか?

しっかりと奪いにいかないと、ずっと後衛が粘っているだけ、のダブルスになってしまいますよ。

 

4.リスクを冒す、前衛になろう!

当然、相手から切り返される場面もあるでしょう。

ストレートに打たれたりすること、失点もあると思います。

でも、それは必要なポイント。

相手からすると、ギリギリのプレーなんですよ。

安全に後衛に逃げていく、方がずっと楽。

でもそっちを通させない、という意識がアナタ自身には必要なんです。

多少ストレートを抜かれても、気にしない。

どんどん、後衛のボールを奪っていく、アグレッシブな前衛でいきましょう!

 

後衛の選手は、基本つなぐ、粘るのが仕事。

そこに任せておけば、ある程度の安定は望めるでしょう。

ですが、それでは勝てない試合も多い。

遠慮なく奪いにいく、その姿勢を持った前衛、になっていきましょう!

ピックアップ記事

  1. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  2. 「プリンス キャスター付きボールカゴ」が、やっぱり一番使いやすい
  3. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  4. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  5. 【最大6名少人数制】10/1(水) 八木コーチ 女子ダブルスレッスン inSEN…

関連記事

  1. ダブルス

    「ダブルスの試合で相手前衛にポーチされまくり・・・」アナタのテニスを助ける技術とは?

    ダブルスの試合で、「相手の前衛がとにかく邪魔!」と感じたことはありませ…

  2. ダブルス

    ダブルスペアを背中で引っ張る、時間帯も必要です

    ダブルスをしっかり、強くなりたい人。技術的な問題解決ももちろん…

  3. ダブルス

    ダブルスでネットに詰めて良い場面5つ

    思い切って、ネットに詰めたポジションを取る。これが出来るよう…

  4. ダブルス

    並行陣を潰すには、リターン側の前衛の動きにかかっている

    ダブルスの試合で、強い並行陣を相手にした時に必要な意識。私は、主役…

  5. テニス ダブルス

    ダブルス

    Iフォーメーションが上手く機能しない人は、「前衛の態勢が低くなり過ぎている」かも知れません

    ダブルスで、「Iフォーメーション」にトライしている皆さん、ポイントにつ…

  6. テニス ストローク

    ダブルス

    雁行陣でドロップショットを打たれたら、どちらの選手が拾うのが良い?

    ダブルスの試合、まず基本は雁行陣。初心者の方も、最初に習ってや…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス サーブ

    サーブ

    試合で使えるサーブ&ボレーに仕上げる為には、「打点を踏み込んだ前足の少し…
  2. テニス メンタル

    ダブルス

    ダブルスの試合は、「アレーコートにバウンドするボール」に狙いを定めよう
  3. テニス メモ

    メンタル

    「苦しみながら勝った試合」こそ、テニスノートに記して自分の財産にしていこう
  4. テニス 戦術

    ストローク

    スライスストロークで相手を追い込むには、「相手に背中を向けて肩を入れる」くらいの…
  5. テニス ボレー

    ボレー

    ボレーでいつも「アウトボールを触ってしまう」のは、自分の膝が伸び切っているから
PAGE TOP