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冬の寒い時期、みなさんの中にも怪我に苦しんでいる方、多いと思います。
体調も崩しやすいし、厳しい時期ですよね。
私は、だからこそ、と思います。
冬のこの時期に、試合に出続けることが出来るかどうか。
これは、試合に勝てる選手になるうえで大事なポイントだと思いますよ。
万全でなくとも、試合に出ましょう
1.万全な時、なんて一生来ないかも
私は、こう思います。
私自身怪我が少ない方だと思いますが、それでもどこかしらは痛かったりするもの。
それが当たり前、小さい怪我や不調と付き合っていくのがテニス選手、だと思っていますから。
自分の全てが万全な時、なんて一生来ないかも知れない。
それくらいの意識、で良いと思いませんか?
もちろん、無理は禁物ですけどね。
自分の怪我や体調が、多少悪くても試合に出る、ゲームを作る。
この意識が、アナタ自身を強い選手へと成長させてくれるでしょう。
2.ただし一切、言い訳はしない
これが、なかなか出来ないんですよね。
まず、試合中に自分に言い訳したくなる。
無理して出ている、勝てなくても仕方ないじゃないか、と言いたくなる。
考えてみれば、どこも痛くない、万全な状態で試合を出来たことなんてありますか?
年齢を重ねれば、きっとそれは難しくなる。
プロ選手だって、そうですよ。
痛い素振りを見せないだけで、相手に隠しながら、必死で試合に出続けている。
この姿勢は、私たちも学ばないといけないと思います。
3.試合に勝ちたいなら、試合に出続けないと
テニスの試合って、不思議なもの。
試合に出続けること、こそが、実は試合に勝つ為の一番の近道だったりします。
経験を積む、ことはもちろん大事ですが、「苦しい試合を勝つ経験」はなかなか出来ない。
それこそ、万全じゃない時に試合に出ること、が少ないと難しいですよね。
だからこそ、万全じゃなくても試合に出る。
そうするからこそ、テニス選手として工夫が身に付いていくんですから。
4.どうしようもない困難は、人を変える
かつて、両足が痙攣したプロ選手がアンダーサーブ、を打ったこともあります。
それと比較するのもどうかと思いますが、どうしようもなく困難な状況は、きっとアナタ自身を変えていきます。
工夫して、勝ちたいともがく。
これは、万全じゃなくても試合に出続けている人が、自然と身に付けていることでしょう。
怪我じゃなくても、ですね。
すごく強い相手と対戦したときに、少しでも勝てる可能性が高い策を探せるかどうか。
万全でなくとも、試合に出る、もちろん無理のない範囲で。
この姿勢は、私たちに必要なことでしょう。
当然、怪我のケアや体調管理、が第一です。
その上で、の話ですのでご理解頂ければと思います。
自分の困難と上手く付き合っていく、その姿勢は、きっとテニス以外にもつながるはずです。
まぁ、それでも冬場に試合に出続けることは大変ですから。
ぜひみなさん、挑戦していく姿勢、は持ち続けて下さい。
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