テニス メンタル

戦術

テニスを上達させるには、「何となく」を言葉にしていくこと

目次

テニスついて考えて、試合で勝つ為にプレーする。

出来そうで出来ない、何をやって良いのか分からい方も多いと思います。

私自身、ずっとそうでしたし、今でもそんな感じで模索は続いています。

そんな中で、何となく上手くなってきたかな、と感じたときに出来ていたのが、これ。

自分の感覚を言葉にするって、なかなか出来ないことですから。

 

テニスを上達させるには、「何となく」を言葉にしていくこと

 


 

1.面倒臭いから、誰もやらない

自分の感覚は、自分で分かれば良い。

だから、基本誰もやらないんですよ。

仕事でも何でも、マニュアルって作成者以外の人の為、にあるものじゃないですか。

自分の為の自分のマニュアル、なんて必要無い。

普通はそう考えますよね。

でも、実はここにテニスの上達のヒントがたくさん埋まっている。

自分の感覚や当たり前、を整理していくことで、実は上達スピードは上げられるんです。

この効果は、私が保証します。

 

2.「何となく」は、全てアナタ自身

例えば調子が良い日、その日は何で調子が良いのか。

何となく打点が前で打てている、準備が早い、ような感覚は分かると思います。

それを、どんどん掘り下げていく。

ではなぜ、打点が前に取れるのか、なぜ今日は違うのか。

その要因は、アナタ自身の変化にしかない。

準備が早いのは、何かを変えたから。

気付き、掘り下げてみて、言葉にしていく。

そうすれば、試合の日でも出来るだけ調子が良かった日、に近づけていける。

「何となく」を言葉にして整理していくと、今まで気づかなかったこと、たくさん見えて来るものですよ。

 

3.例えば、このT-PRESSでも・・・

私は毎日記事を書いていて、感じることが出来ます。

「今日は、良い感じだな」とか、「今日はダメだな・・・全然良い文章が書けない」とか。

これがあるのが当然、だと分かっていますが、出来るだけ良い感じで書ける日を増やしたい。

そう考えて、自分の生活を言葉にして見直してみると、改めて分かったことがあります。

それは、私自身が自分がテニスをしていないと、ダメなんだということ。

自分でラケットを持ってコートに立つ、試合出ているときは、良い感じで書ける。

でもそれから離れると、文章の精度は落ちる。

「何となく」感じていたことを整理すると、こんなことも分かって来ます。

更には、テニスをしている日でも新しい環境でやれている時、はもっと良い文章が書ける。

こういう気付き、もテニスをやれているからこそ、感じられることですね。

 

4.みなさん自身のテニスを、言葉で作って欲しい

私はこの場、T-PRESSで自分のテニスを書いているだけ。

みなさんには、みなさんのテニスがあり、それは異なって当たり前。

みなさんの日々のテニスの感覚、何となくの部分にこそ、強くなる要素は多く埋まっている。

ぜひ、言葉にして欲しい。

テニスノートに書いたり、人と話したり、自分の感覚をアウトプットして欲しい。

的外れなこともあれば、言葉に出来ないような感覚もあるでしょう。

でも、続けていけば必ず見えて来るもの、がありますから。

 

テニスを言葉にしていくこと、それこそ成長です。

試合に勝つことはもちろん、人生の中で自分を知ること、客観性を持つことにつながっていく。

テニスが無ければ、こういう機会はなかなか得られませんから。

みなさんはそのチャンス、が目の前にある。

人間臭い、汚い言葉でも良いと思います。

自分の感覚、を表現していくことをぜひ、楽しんで下さい。

ピックアップ記事

  1. 10/31(木) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in世田谷…
  2. いつからヨネックスのシューズは、こんなにカッコ良くなったんだろう
  3. メルマガ配信、登録を開始します!
  4. テニス選手のフットワークを支える、足首サポーター「ASO」
  5. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊

関連記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    安全に攻める、だけだと勝てない

    テニスには、セオリーが有ります。みなさんも、恐らく誰かから習…

  2. テニス 準備

    戦術

    テニスにおいても、「目に見えないもの」は軽んじられやすい

    「何だかよく分からないけど、強そうな相手」って、皆さん試合した…

  3. 戦術

    自分の試合の中で、「ここでテニスのギアを上げたい!」と思ったときに実践出来ること5つ

    錦織選手、見事にリオオリンピックで銅メダルを獲得してくれましたね。…

  4. テニス メンタル

    戦術

    頭の良いテニスは、決まった型がある

    頭脳プレーでやられた、みたいな試合。こういう試合って、ある程度…

  5. テニス ストローク

    戦術

    ドロップショット多用で泥試合、に持ち込んだペール選手に学ぶもの

    昨日の錦織選手の試合、凄い試合でしたね。予想された感じの苦戦の…

  6. テニス チャンス

    戦術

    「準備」の大切さを説くかと言えば、単純に誰でも出来ることだから

    テニスでは準備が大事。いや、テニスに限ったことでは無いと私は思…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス メンタル

    ストローク

    「お出迎えください・・・」テニスの試合で相手のアプローチショットを慌てずポイント…
  2. テニス ストローク

    ストローク

    ちょっと相手を追い込んで、すぐ安心する選手はいつまで経っても試合では勝てない
  3. テニス ストローク

    その他

    テニスの試合は「相手と会話するようにラリーを進める」と、リラックスして弱点も見え…
  4. 戦術

    テニスでも「ボールをキープする」という感覚が大事
  5. テニス ストローク

    リターン

    相手がダブルフォルトした後には、「入れにくるファーストサーブ」を遠慮なく叩きにい…
PAGE TOP