テニス リターン

ストローク

ストロークの打点までは手首を固定して、フィニッシュでリラックスして解放しよう

目次

ストロークに安定感や伸び、が無い人は、どこか手首が不安定。

改めてこの基本、見直してみませんか?

アナタ自身、きっと新しい感覚で打てるようになると思いますよ。

試合で、つい「入れにいくストローク」の癖が付いてしまった人は、この機会に確認して欲しい。

手首の安定なくして、テニスの安定はありません。

 

ストロークの打点までは手首を固定して、フィニッシュでリラックスして解放しよう

 


 

1.手首がグラグラしていて、安定する訳が無い

これは、ボレーでもそうです。

ストロークでもそう、基本的に、手首とラケットの角度、はしっかり固めておくことが大事。

ガッチガチに固めると力が入りますが、グラグラしない、ラケットと腕の角度が変わらないような意識、はすごく大事です。

ストロークなら、テイクバックから打点まで。

例えばフォアハンドなら、私は腕とラケットがほぼ一直線、になるような感じ。

角度で言えば、170度くらい、限りなく180度に近い、まっすぐな感じです。

低い打点なら、180度を超えるかもしれませんね。

少しだけ、ラケットヘッドを下げて打つ、こともあるでしょう。

これを維持したまま、テイクバックして打点、まで運ぶ。

その後のフォロースルーでは、リラックスして解放する、感じで良いと思います。

 

2.バックハンドは、少しだけ角度を変えるのがオススメ

私は、バックハンドは角度を変えます。

片手バックハンドですが、120度くらいにして、ラケットヘッドが立ったような感じの手首を作ります。

この角度、基本は変えないで打っていく。

打点までしっかり手首の形を維持して、そのまま打っていく、フォロースルーでは解放する。

この微妙な角度の差は、きっと両手バックハンドの方でも同じだと思います。

フォアハンドとバックハンド、あなたが打ちやすい角度、が必ずあるはずです。

 

3.手首で調整するから、おかしくなるし安定しない

そもそも、ストロークで安定しない人はこの手首がグラグラ。

最後に、何とか調整しようと必死なんですよね。

それでは、いつまで経っても試合では安定しないですよ。

細かいところでの調整、はその場しのぎ。

しっかり、手首を固めて振り切る、振り切ることが大事、なんですよ。

手首をしっかり意識出来れば、ストロークは安定します、間違いなく。

今一度、自分の形を確認してみましょう。

 



 

4.手首の形は決めるけど、グリップはゆるゆる

リラックスして、基本はゆるゆる。

打つ瞬間だけ、しっかりギュッと握る。

握り続けるんじゃなくて、テイクバックのときにしっかりリラックスする。

本当に、ゆるゆるな感じ、で良いと思いますよ。

手首の角度を、自分でパッと作れるように。

ストロークの安定感、もっとこの部分をしっかり意識してみましょう。

どんなに良い打ち方、フットワークが出来ていても、最後の手首で全てが崩れてしまう。

これは、もったいない話ですから。

 

170度、120度、これはあくまで私の目安です。

ぜひ、素振りしながら自分で探してみて下さい。

フォアハンド、バックハンド、自分の角度はこれなんだと。

意識出来るようになれば、試合の中で調子が悪いときにでも修正出来る。

ハッキリさせておく、ことをオススメします。

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