テニス 練習

戦術

テニスの試合では、精神的なプレッシャーはデュースサイドの方が少ないはず

今回も、あくまで私の考え、です。

異論反論、賛否両論あるでしょうが、ダブルスでリターンのサイドを決めたりするのに、参考になるかも知れないので。

デュースサイドと、アドバンテージサイド、テニスではこの2つのサイドからプレーは始まる。

そのときのカウントの状況、も決まってますよね。

これって、精神的な負荷がだいぶ違うと思いませんか?

 

テニスの試合では、精神的なプレッシャーはデュースサイドの方が少ないはず

 

1.テニスのプレッシャーって、要は数字との兼ね合い

まずはゲームカウント、ですね。

当然、0-0の序盤よりも4-4の状況、の方が緊張する。

それが5-5、6-6のタイブレーク・・・になったら、どんどん緊張感は増していく。

そして、ゲームの中でのカウント、もありますよね。

15-15より30-30、40-40のデュース、アドバンテージ・・・と、ゲームは進んでいくにつれてカウントは変化していく。

同時に、緊張感も変わっていく。

その場面場面、に応じて考えてみませんか?

 

2.デュースサイドは、イーブンカウントの場面が多い

当たり前ですが、デュースサイドは「イーブン」なカウントが多い。

0-0、15-15、30-30、デュース。

この場面、もちろん緊張はしますけど「落としても、リードされる」くらいで収まってくれる。

逆に、アドバンテージサイド、はどうでしょう?

30-40、40-30のような場面、リードしていてもされていても、緊張する場面は多いですよね。

40-0、0-40だって、ちょっとプレーし辛いですよね・・・特に負けているときに、ポイントが3つ、同じ側に入っている流れを変えるのは難しい。

そう、私の考えではデュースサイドって、気楽なんですよ。

もちろん、15-40、40-15のようなカウントでも回って来ますけどね。

それでも、緊張感が求められる場面はアドバンテージサイド、の方が多いと思います。

 

3.アドバンテージサイドでは、「強気なプレー」がモノを言う

ダブルスの試合でも、私はアドバンテージサイドに「強気」な選手をリターンに置きたい。

シングルスでも、アドバンテージサイドでは思い切って、ハッキリしたプレーをしたい。

なぜなら、緊張感がある場面、カウントをモノにした選手が、結局は試合に勝つからです。

結果的にミスする、にせよ、大事な場面で「ハッキリ、攻撃的に意図のあるプレーが出来る」選手はその後も挽回出来る。

テニスの試合って、そういうものです。

 

「だから、何?」と思う方も多いでしょう。

でも、こういう視点で見てみると、結構テニスって面白くないですか?

デュースサイド、アドバンテージサイド、何が違うのかを自分で考えてみる。

考えない人に、未来は無いですよ。

今回のも、私の一つの意見、でしかないのですから。

ピックアップ記事

  1. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  2. 飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう
  3. テニス選手のフットワークを支える、足首サポーター「ASO」
  4. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
  5. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品

関連記事

  1. テニス 練習

    戦術

    前衛でプレッシャーをかけるときは、必ずウォッチの準備を

    自分がネットで、プレッシャーをかけるとき。相手の視界に入って、…

  2. テニス メンタル

    戦術

    何でも出来そうな時に、決断が遅れがちなのがテニスの試合

    傍から見ていると、テニスって申し訳ないくらい「簡単そう」に見えること無…

  3. テニス メンタル

    戦術

    「頭の良いテニス選手」に共通する5つの特徴

    テニス選手としての頭の良さ。これって、皆さんはどんなところに感…

  4. テニス メンタル

    戦術

    陽射しが強い屋外コート、での戦い方は?

    私は、昔すごく苦手でした。もともと、目が悪く眩しいのが苦手。…

  5. 戦術

    ケガこそ神様が与えてくれた、「自分が変われる機会」です

    テニスを長く続けていると、どうしても「ケガ」する機会が増える。…

  6. テニス 構え

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ストローク

    ストローク

    フォアハンドのパワーアップ!をしたいなら、「肩の入れ替え」を意識してみよう
  2. テニス知識

    テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」
  3. テニス ボレー

    ボレー

    「あえて、前に踏み込まない」ボレーを鍛えておくと、粘り強いネットプレーヤーになれ…
  4. テニス 練習

    シングルス

    「初めてシングルスの3セットマッチの試合を戦う」うえで、気を付けたい5つのポイン…
  5. テニス 準備

    その他

    「一般のテニスの試合に出て恥をかかない」為に、学生の皆さんに身に付けておいて欲し…
PAGE TOP