テニス ミス

Q&A

Q&A「強くなるために、プライドは持った方が良い?持たない方が良い?」

目次

アンケートにお答え頂いたみなさん、ありがとう御座いました!

お忙しい中、すごく長文で送って下さる方が多くて、今回も隅から隅まで、読ませて頂いております。

その中で、3人の方から頂いたご質問がこちら。

試合に勝つために、プライドって必要?あったら邪魔にならない?

という問題について。

私自身の考え、をここでは書いてみたいと思います。

Q&A「強くなるために、プライドは持った方が良い?持たない方が良い?」

1.プライドは内に秘めて、自分で育てていくもの

私自身は、プライドは持った方が良い、と考えています。

持つ、というよりも育てていく。

自分の内側に、常に火を付けて育てていく・・・ようなイメージでしょうか。

厳しい練習を積むことで、「これだけやったんだから、簡単に負けるのはもったいない」と思えるようになる。

これも一つのプライド、ですよね。

ですが、このプライドは簡単に表に出してはいけない。

私はそう思いますよ。

2.プライドがマイナスに作用するのは、自分を守りたいと考える時

みなさんも、経験あると思います。

私だって、たくさんあります。

自分自身のイメージを守りたい、恥ずかしい想いをしたくない、と考えている時にはプライドがマイナスに作用するでしょう。

結局、小さいことを気にして損をすると思います。

「一緒に練習して下さい」の一言が言えないで、上達が遅くなる。

逆に言えば、自分自身へのプライドをしっかり持っているからこそ、こういうコミュニケーションが取れる。

「プライドを捨てて」とは違うと思います。

勝ちたいというプライド、があるからこそ、小さいことは考えない。

これが大事だと思います。

3.シンプルに「人を不快にさせることを、しない」と心がけてみる

プライドが高い人って、みなさんイメージどうでしょう。

きっと、悪いですよね・・・すぐに「この人と、あの人と・・・」と浮かんでくると思います。

気を付けないと、内に秘めているプライド、間違った方向に出てしまうとすぐに人は離れていきます。

「人を不快にさせること」を、しないと心がけてみる。

これだけで、かなりアナタ自身得をすると思いますよ。

プライドを持っている自分を、認める。

認めたうえで、そのプライドが間違った方向に出ないように、自分をコントロールする。

難しいことですが、そのコントロール力も、大事なテニス選手としての実力です。

4.アナタ自身のプライドは、試合で最後のエンジンになってくれる

試合で、苦しい場面。

どうしても最後、自分をプッシュしていきたいとき・・・最後のパワーになってくれる。

最後のエンジンは、アナタ自身のプライド、でしょう。

「俺をなめるなよ!」という気持ち、が無いと、試合の最後は難しい。

冷静に、でも内側に秘めた想いを醸成させておくこと、私は大事だと思いますよ。

少なくとも、このT-PRESSを日々読んで頂いているみなさんは、それだけでかなりの努力、をしていると私は思います。

毎日考えるきっかけ、に自分から飛び込んでいくことを繰り返している訳ですから。

「これだけのことを、やってきた」と自分を認めてあげて下さい。

それがアナタ自身のプライド、になるはずです。

ちょっと、まとまりの無い文章になってしまいましたが・・・。

色々な意見があって良いと思います。

プライドなんて全く持たない方が良い、という人もいるでしょう。

プライドは高ければ高いほど、周りも寄せ付けないくらいで良い、という意見もあると思います。

ある意味、私の考えは真ん中の道、なのかも知れません。

でも、プライドが高い人、私は嫌いじゃないですよ。

自分の内に秘める闘志、が無い人は、テニスの上達も難しい。

不器用でも、良いじゃないですか。

T-PRESSは、そんないびつな一般プレイヤーを、これからも応援していきます。

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