テニス 並行陣

戦術

試合後半で相手が攻め急いでるときは、体力切れを起こしている可能性大

目次

試合の後半、疲れてきても・・・・ぜひ、冷静に相手を見て欲しい。

一見強い相手、自分が劣勢に立たされていても、相手が攻め急いでいるような雰囲気だったら、チャンスはある。

そういう時の、相手の考えを読み取ってみましょう。

 

試合後半で相手が攻め急いでるときは、体力切れを起こしている可能性大

 

1.2-5からでも、チャンスはある!

スコアは2-5でも、残っている体力はどうでしょう?

実は相手はもう体力切れ、自分自身はまだエネルギーがある、というような時もあるはず。

こういう試合、相手は2-6で終わりたい、早く試合を締めて休みたいと思っている。

シングルスの試合なんて、まさにこういう試合が多いんですよ。

試合の序盤にスパートして、そのまま5-2にしても・・・そこで体力が尽きてしまう人。

または、勝ちビビりを起こしてしまう人も多いですからね。

まずは冷静に、攻め急いでいる相手に気付くことが大事です。

 

2.強引なショットを打って来る!と覚悟しておく

疲れた相手は、強引なショットを打って来る。

サーブもリターンも、結構「入ればエース級」なショットを繰り出して来るでしょう。

ここで必要なのは、1本返すということ。

まず1本返球すれば、2本目が同じ精度で入ってくることは少ない。

1本返球すれば、体力切れしている相手は落ち込み、また強引になってミスしてくれるはず。

「まぁ、もう少しで終わりだろ・・・」と思っていたのに、数ゲーム続いていく・・・ような試合展開にもっていくのが大事、です。

 

3.攻め急いでいる相手は、どんどん動かそう!

私のオススメは、前に動かすこと。

なんちゃってのドロップショットで良い、んです。

相手は疲れている、疲れている相手が一番嫌なのは「前」に走ること。

前後に走るとテニスでは異常に疲れますからね・・・こうやって相手を動かしていけば、試合の流れも変わってくる。

幸い、テニスは全てのゲームを0-0から開始出来る。

だからこそ、ゲームの序盤のポイントで相手を動かして、疲労度をさらに溜めてゲーム後半に活かしていく。

意外と勝っているのに疲れている相手、テニスの試合で多くないですか?

 

スコアが離されても、テニスではチャンスがある。

長いテニスの試合では、同じようなプレーが後半も出来る、とは限りませんからね。

アナタ自身が諦めなければ、きっとチャンスはあるはず、です!

ピックアップ記事

  1. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  2. 雨が多い時期の試合は、防水スプレーは必須アイテム
  3. 急激に乾燥する季節に、喉とオーラルケアは欠かせない
  4. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  5. みなさんに感謝の気持ちを込めて、新しい取り組みを始めます!

関連記事

  1. テニス ストローク

    戦術

    ボールを諦めるのが早い選手は、相手を乗せやすい最高の鴨になる

    テニスの試合、諦めるのが早い選手っていますよね。遠くのボール、…

  2. テニス スマッシュ

    戦術

    ストロークとボレー、どっちで対抗していく?という話

    テニスの試合、ラリーになったらボレーかストローク。これで、相手…

  3. テニス メンタル

    戦術

    アイツに任せておけば大丈夫!と頼られる選手は、どんな選手ですか?

    練習でも団体戦でも、「アイツに任せておけば大丈夫!」と思われている選手…

  4. テニス 評価

    戦術

    どうやって勝ったのか、よりも、どうやって負けたかの方が大事

    試合の中で、動いて試して、それでも勝てなかった試合。これは、間…

  5. テニス メンタル

    戦術

    「挽回っ!」という言葉だけ出す癖、負け癖への第一歩

    テニスの試合会場でよく聞く言葉。ダブルスの試合で、ペアと一番掛…

  6. テニス 客観視

特集記事

  1. テニス 練習

    サーブ

    「楽チン&安定感抜群サーブの正体とは!?」テニスのアンダーサーブを見直してみよう…
  2. テニス ドロップショット

    ストローク

    バックハンドがいつも浅くなる人が、見直したいストローク5つの基本
  3. ダブルス

    雁行陣の弱点を突いた攻撃の、基本的な考え方について
  4. テニス メンタル

    メンタル

    どんなに相手が強敵でも、人間の力に大差は無い
  5. テニス リターン

    ストローク

    「打つコースがバレないように隠す」ことが、本気で求められている
PAGE TOP