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テニスの試合で必要な、タッチプレー。
「本当に必要?」と思っている方は、きっとネット近くであまりプレーしない方でしょう。
ベースライン近くから、バンバン打って勝てるなら良いですけどね。
きっと、それだけでは勝てないし、試合も面白くない。
だったら、ネット近くでタッチプレーを磨く、それもみんなで盛り上がりながら、楽しく!
ぜひ、部活やサークル、仲間で取り組んで欲しいシンプルな練習です。
テニスのタッチプレーを、ゲーム感覚で練習する方法
1.やり方は、すごく簡単!
ネット近くに、小さいテニスコートを作ります。
横幅はシングルスコート。
立幅は、1メートルくらいに短くする。
マークとしてミニカラーコーンや、テニスボールで小さい山を作って置くと良いでしょう。
踏まないように、注意して下さいね。
その「小さいテニスコートの中で、勝負する」形でやってみる。
ボレーは禁止、必ずワンバウンドで返球。
人数が多ければ、負けたら交代、でどんどん回っていきましょう!
イメージ動画は、こんな感じです。
2.アングルショット、ドロップショットが磨かれる!
この練習、見るからにきつそうですよね。
アングルショット、ドロップショットを駆使して、相手を左右に動かしていくイメージですね。
ちょっとでも力んだり、速いボールを打とうとするとアウトしてしまう。
だからこそ、アングルショットやドロップショットが上手くなるんです。
試合で求められる力加減、走っていって自分の打点を作ること、が出来るようになりますからね。
3.全力で走って繊細なタッチ、がテニスは難しい!
実際の試合に近いのは、本当に疲れる!ということろ。
それから、全力で走っているのにタッチはゆったり繊細に、優しさが求められる部分ですよね。
身体の勢いをぶつけてしまうと、ボールはアウトします。
自分でしっかり、どこでボールを触るのか、その為にどのあたりから減速して近付かないといけないのか、を考えるようになる。
これが大事な進歩、ですね!
球出し練習だけだと、実際にこういうラリーの感覚が養えない。
ネット際の攻防って、まさに駆け引き、じゃないですか。
4.お互いに予測し合い、けん制し合うから楽しい
こういうゲーム、が上手い人は試合でも強い。
相手の打つコースを予測し、自分は出し抜いていく。
ミニゲームですが、すごく熱くなりますよ。
ぜひ、お互いにけん制し合う心理戦、を楽しんで欲しい。
実際の試合では、これをほぼ初対面の相手とやる訳ですからね。
練習から心理戦、駆け引きに慣れておくには最高の練習ですよ。
5.どうやればポイントを取れるのか、自分で考えよう
みなさん、あの動画を見て「自分なら、どう戦う」と思いますか?
ハードコートなら、滑るようなフットワークは使えない。
だからこそ、自分で考えないと。
考えて実践してみて、効果があるのかどうか調べてみる。
こういう工夫って、普通の試合よりもこういうミニゲームの方がやりやすい。
ネット際の攻防に、強くなったと想像してみて下さいよ。
自分からドロップショットを打って、相手も自分も前に出る。
そんな勝負が、どんどん仕掛けていけると思いませんか?
ネット際でのタッチプレーの駆け引き。
シングルスの試合、をイメージしながらぜひ、みなさんの仲間でやってみて下さい。
きっと、試合に強いチームが出来上がっていくと思いますよ!