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テニスの試合は、孤独。
コートの上では、基本的に一人で戦っていかないといけない。
ダブルスだと2人?
でも、自分を鼓舞していけるのは、結局自分自身しかいない。
その為に、私はタイミングを決めて声を出して鼓舞する、事をお勧めしたい。
団体戦でも、同じです。
長いラリーのポイントを獲った後には、声を出して鼓舞していこう
■デビスカップで観たときの、日本選手のおとなしさ
今回フランスには、残念ながら敗退が決まりました。
もちろん、錦織選手が出場していない日本チームが苦しいのは、誰の目にも明らか。
だからこそ、格上に向かっていくには自分を鼓舞して「何かを興さないと」勝てない。
でも・・・やっぱりダニエル選手も西岡選手も、おとなしいんですよね。
長いラリーが終わった後、そのポイントを取ったときなんかはもっと、大きな声を出して良い。
それは、感情的に、ではありません。
せっかくの日本のホーム、なんだからもっと地の利を活かさないと。
周りを乗せていくには、長いラリーで観客を引き込んで、そしてそのポイントを取って「大きく盛り上げる」ことが必要なんだと思うのです。
■観客が少なくても、やることは同じ
「僕らの試合は、観客なんていないけど・・・」と思った方、本当にそうですか?
きっと、観ている人は観ている。
それに、他ならぬ「自分自身が、自分を観ている」ことを意識しないといけない。
自分自身が、「応援したい選手」なのかどうか。
長いラリーが終わった後に、試合の流れを動かすような声、出せていますか?
少し殻を破るきっかけ、が必要だと思いますよ。
■要所で声を出すことは、自分に対しての「責任感」になる
声を出せば、そこに責任感が生まれます。
「え・・・?よく分からないけど・・・」と思った方は、周囲に対して「自分は勝つ!勝ちたいんだ!」という意志表示が足りないはず。
声を出す、ということは、負けたく無いという意志表示なんですよね。
どんな選手だって、負けるのは怖いから「余力を残しているフリ」をしたいじゃないですか。
そんな弱い自分に、退路を断つのが「声を出す」という行為。
毎回のポイント毎に出しても、それはうるさいだけだし、抑揚が無い。
長いラリーを制したとき、きっと大きなチャンスがそこにはあるはずです。
「自分はテニス弱いのに、そんな声を出すなんて・・・」と思った方、弱いのはアナタの心です。
学生だけの話?
いえ、違います。
ベテランの方、女性の方、シニアの方だって、良いと思う。
その声は、「カモン!」という声でも自分に対しての声。
相手に対して、では無いはず。
ちょっとだけ、意識してみて下さい。
きっと試合が、より強く進めていけるはずです。