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サーブ

最初のサービス練習4本、丁寧に入れれば相手は・・・何を感じますか?

目次

ほとんどの試合、ウォーミングアップでサーブ練習くらいですよね。

片サイド、2本ずつ。

この4本を、なんとまぁ「適当に」打っている人が多いことか。

練習だし、ウォーミングアップだから入らなくても良い・・・と思っているアナタ、甘い。

この4本をしっかり打つことが出来れば、アナタ自身試合の勝率は変わるはず。

何より、相手にかかるプレッシャーが違うはずなんですよね。

 

最初のサービス練習4本、丁寧に入れれば相手は・・・何を感じますか?

 

1.審判時代に思っていたこと

私も過去に、プロツアーの主審をしていた頃、感じたことがありました。

プロ選手の試合は5分間、ストローク、ボレー、サーブとウォーミングアップの時間があるのですが、この5分間に「ノーミス」の選手は試合でも強い。

当然、相手の打ちやすい位置に返球し続ける5分間なんで、ミスが少ないのは当たり前・・・と思うかもしれませんが、すごく良い緊張感があるんですよね。

勝てる選手は、ウォーミングアップから雰囲気が違う。

もう、何んて言うか、ミスする雰囲気が無いんですよね。

皆さんにここまでなれ、とは言いませんが、4本のサーブをしっかりインで揃えることって、大事だと思いませんか?

私が対戦相手だったら、「ブレイクチャンス、少なそうだな・・・」と思いますね。

 

2.ミスしない選手、は最高のプレッシャーを武器に出来る

サーブなんて、特にそうですね。

ファーストサーブが入る選手は、やっぱりプレッシャーを武器に出来る。

ただ速いサーブ、より私は絶対に嫌です。

コンスタントに、ファーストサーブをしっかり入れてくる、揃えて来る相手は確実に強い。

リターン側にプレッシャーを与えて、ミスを誘うことが出来るのはこういうプレイヤーです。

ミスをしない、少ないということ。

これは、試合をするうえでこの上ない武器になるのです。

 

3.ウォーミングアップ、甘く見ないこと!

実際には、身体を動かして温まった状態でコートに入っていきたい。

そこで打つ4本のサーブは、もう本番仕様で。

それでも意識して、確率重視で4本入れる事。

そうすれば、きっとアナタも良い自信になって、乗っていけると思うんですよね。

ウォーミングアップは、コートに入る前。

コートに入ってからは、全てが見られる真剣勝負。

このことだけは、肝に銘じておいて損は無いです。

 

4.セカンドサーブ4本、で良いんじゃない?

私はいつも、このアップで試合に臨みます。

4本セカンドサーブを打つ。

もし1本でもミスしたら・・・「アップで良かった!」と、ここは前向きに。

セカンドサーブですから、しっかり入れて相手のリターンの反応を見る。

フォアとバック、グリップは?どちらで待っている?ポジションは?

こういう部分をチェックしますから、自分のチェックという感じでは無いですよね。

試合前の4球のサーブ、結構奥が深いと私は思いますよ。

 

毎回同じウォーミングアップ、どういうスタンスで臨むのか考えておくこと。

何も考えないと、何となくで終わって、何となくで試合に入る。

そんな試合は、絶対に勝てません。

4球をしっかり揃えて、相手にプレッシャーをかける。

自分自身は、乗っていく。

これを意識して、最初のウォーミングアップに臨んでいきましょう!

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