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「家でも出来る練習は無いですか?」とよく質問を受ける。
素振りが一般的だけど、俺は実際現役の頃あまり家で何かをやったことがない。
だって家に帰るとも「のんびりモード」になって、テニスの事は頭の中から消えるから・・・。
でも学校の試験中や陽が短い冬場なんかは、やっぱり「もっとコートに立っていたい!」って思うことが多いでしょ?
そんな時に何か有効なものはあるだろうか・・・。
「おうちで出来る練習」は工夫次第でテニスの上達の助けになります!
あった!ラケッティングだ。
ラケッティングとはラケットでボールをポンポン上とか地面についたりすること。
サッカーで言うとリフティングみたいなもんだな。
もちろんただ上につくだけでは簡単すぎる
そこでまずやってもらいたいのは、スライス回転をかけるラケッティング。
意外とボレーなんかでスライス回転を掛けられない人が多いので、このラケッティングでボールをポーン、ポーンとつきながらそれにスライス回転を徐々にかけていくのは、練習になると思う。
もちろん、フォア側(手のひらが上側)だけじゃなく、バック側(手のひらが下側)も出来るように!
そしてこれをフォア側、バック側と交互に打ったりすると良い感覚が身に付くと思う。
でもこれが出来なかった人、もしくは回転が不十分な人は一度グリップを確認してみよう。
フォアハンドストロークで持つようなグリップしか握れない人は、このスライスのラケッティングがしにくいはず。
さぁ今すぐラケットとボールを持ってその場でやってみよう!
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ