テニス サーブ

サーブ

テニスの試合で勝ちたければ、「サービスごとのポイント獲得率」をしっかり意識しましょう

試合に強い選手は、数字に強い。

試合内容で自分が把握している数字をしっかり記録している選手もいれば、それを感覚的に捉えて把握し、試合の中で活かしている選手もいる。

やり方は様々ですが、まずは誰にでも出来る「自分のサービスゲームでの、ポイント獲得率」に着目してみましょう。

ファーストサーブ、セカンドサーブごとに、入ったときにどれだけの確率でポイントが獲れるのか・・・を、意識してみて下さい。

 

テニスの試合で勝ちたければ、「サービスごとのポイント獲得率」をしっかり意識しましょう

 


 

■プロ選手の試合記録を見てみよう

プロテニス選手のスタッツ、つまりは試合記録にこういった数値は詳細に記録されています。

ビッグサーバーと呼ばれる選手、例えばカロビッチ選手なんかはファーストサーブが入れば90%以上のポイント獲得率を叩き出し、錦織選手はセカンドサーブになっても50%台後半を維持。

これはなかなか両方とも、高い数値になっています。

自分の参考にはならないかも・・・と、逃げてはいけません。

なぜならアナタの対戦相手はプロ選手ではなく、ほぼ実力も近しい選手なのですから・・・。

 

■計算式を使って、ポイント獲得率からゲーム獲得率を導き出す

全ての確率が把握できれば、アナタ自身が「サービスゲームをキープできる確率」も算出することができます。

この計算式、ここでは公開しませんのでぜひアナタ自身で考えてみて下さい。

理系の得意な友達に聞いて、計算してもらうのも良いでしょう。

大事なのは、「どれくらいの確率でサーブを入れれば、どれくらいの確率でポイント、ゲームが取れていくのか」を把握することです。

ぜひ自分自身で考えて、実践に活かしていって下さい。

 

■いかに「ダブルフォルト」が試合の中で影響が大きいか分かる

この計算をすれば、いかにダブルフォルトが痛いことか分かるはずです。

特に格下相手の試合では、ほぼ間違いなくセカンドサーブからの失点で最も高い確率なのは「ダブルフォルト」です。

どうも実力では勝っているのに、試合に勝てない・・・という方は、このダブルフォルトを減らさないといけない

その必要性を感じる為には、しっかり数字で把握するのが一番。

ただテニスについて漠然と考えるのではなく、あくまで客観的な視点と数字が必要なのです。

 

テニス部内で、こういった記録係りを作ってみましょう。

試合や練習マッチでも、スコアカードを用いれば全ての記録が残ります。

アナタ自身、ぜひ他の人の記録を手伝ってあげて下さい。

そこにはきっと、テニスに対して思わぬ発見があるはず。

データテニス、実践すれば必ず、誰にでも出来るようになります!

ピックアップ記事

  1. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  2. 高音質で防水仕様のワイヤレスイヤホンは、テニストレーニングに最適
  3. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  4. 雨が多い時期の試合は、防水スプレーは必須アイテム
  5. テニス部・テニスサークルとして勝てる集団になりたいなら、「スコアシート」は欠かせ…

関連記事

  1. テニス ボレー

    サーブ

    「今の時代だからこそ、シングルスでサーブ&ボレーで挑む」ことのメリット4つ

    サーブ&ボレーの選手が勝てなくなって久しいと言われていますが、…

  2. テニス サーブ

    サーブ

    テニスの試合で力んでサーブが入らないときは、ほとんどが「上から押さえ込み」過ぎている

    試合でサーブがなかなか入らない。サーブに自信がある選手ほど、こ…

  3. サーブ

    サーブを打った後に構え直しが遅れる人は、「下までラケットを振り下ろす」のを止めてみよう!

    サーブを打った後、皆さんはどんな態勢になっているかイメージ出来ています…

  4. テニス サーブ

    サーブ

    風が強く吹く中で、「サーブを安定させる」ために必要なコツ4つ

    強風の中での試合、テニスなら多いですよね。これが苦手だと、アナ…

  5. テニス ボレー

    サーブ

    伸びのあるサーブを打つには、「膝と肘を落として沈み込むタイミング」が必要です

    試合で求められるサーブ、それはバウンド後の伸び。しっかり下から…

  6. テニス 確率

    サーブ

    ダブルフォルトが多い人は、「ファーストとセカンドの差」が大き過ぎ

    テニスの試合でダブルフォルトが多い人の特徴として、「差」があり過ぎる人…

特集記事

  1. テニス 錦織圭

    フットワーク

    テニスの試合で「守備が苦手・・・」な人は、自分が打ったコースと守るテリトリーを意…
  2. ストローク

    今一度考えて欲しい、「速くて低いストロークと、山なりで深いストローク」は、どちら…
  3. テニス ストローク

    ストローク

    ライジングショットを打つのも大事、返せるようになるのも大事
  4. テニス 練習

    Q&A

    Q&A 「部活で人数が多過ぎてテニスコートが足りない。ランニング以外に、…
  5. テニス知識

    テニス選手に必要なプロテイン摂取は、便利なブレンダーボトルで
PAGE TOP