戦術

試合前に集中力と自信を高める、7つの行動

試合前に過ごす時間、みなさん何かきまったことはありますか?

試合に入るコートが決まって、あと1時間くらいで試合開始。

この時間をどう過ごすのか、で試合の序盤のプレーの精度は決まる。

アナタ自身、何となくでいつも過ごしているなら、それはチャンス。

決まったルーティーンを入れていくことで、序盤の安定感につながると思いますよ。

 

試合前に集中力と自信を高める、7つの行動

 


 

1.必ず、1人になる

私は、団体戦でもダブルスでも、必ず1人になる時間を作ります。

1人で5分、10分だけでも過ごす。

1人で自分と向き合って、しっかりやるべきことを確認して無心になる。

試合会場って、どうしても仲間と群れたがるじゃないですか。

本当の試合前は、少しでも1人で過ごす時間を作った方が良いですよ。

 

2.好きな音楽を聴く

ストレッチをする時に、いつも決まって聞く音楽、曲を用意しておく。

そうすると、不思議と落ち着くし身体が戦闘モードになるんですよね。

ただストレッチをするよりも、音楽と併せてみることでリラックス度が増します。

これは私のお勧め、です。

 

3.自分の動画を見る

良い時、のプレーの動画を見る。

これは、結構プロ選手はやってますね、控え室で。

自分の良い時の動画、を少し見て試合に入るだけで自信がみなぎって来る。

もし自分の動画が無い方は、好きなプロ選手の動画でも良いでしょう。

ちょっとしたことですが、試合前から試合勘を取り戻すのに、すごく使えます。

 

4.リターンの後ろで試合を観る

サーブに目を慣らしておく、ことも大事な準備。

私はいつも、リターンの選手の後ろのフェンスから観ることが出来る時に、なるべくチェックするようにします。

もちろん、試合の邪魔にならないように。

リターンに立っているつもりで、予測も立ててサーブを見る。

特に男性の試合は、目をしっかり慣らしてコートに入ること、大事です。

 



 

5.トスアップの練習

試合が始まって、いきなりアナタのサーブから始まるかも知れない。

ですから、トスアップだけはしっかり10回以上、練習しておきましょう。

その試合会場での風、太陽の位置、をしっかり確認しておくだけでも、かなり楽になれるはず。

私たちの試合は、サーブ4本のウォーミングアップですぐに試合開始、ですからね。

しっかり事前のトスアップ練習、が大事です。

 

6.試合で「やらないこと」を決める

やることを決める、と考えるとどうでしょう。

実は不安になったり、集中出来ないで試合に入る、ようなことにもなりかねないですよね。

私はいつも、試合前には「やらないこと」を決めます。

ポーチに出る!というよりも、「ストレートを守らない」と決めるんです。

ちょっとしたニュアンスの違いですが、よりスッキリした形で試合に入れると思いますよ。

ぜひ、アナタらしい項目を選んで、決めて試合に入りましょう!

 

7.感謝の気持ちを確認する

「は?何それ?」と思う方も多いでしょう。

でも、よく考えてみて下さいよ。

私たちがテニスが出来る、試合で戦えるのは、色々な人の支えあってこそ。

この感謝の気持ちを確認しておくだけで、テニスの試合ってすごく良い試合が出来るんです。

「なんでこんな朝から試合を・・・」という気持ちがあると、まずスタートからつまずくでしょう。

青臭いかもしれないですけど、私たち大人にこそ必要じゃないですかね、この感謝の気持ち。

試合前に、少し意識してみて下さい。

本当に、変わりますよ。

 

自分なりに、毎回決まったルーティーン、を意識してみて下さい。

アナタ自身でカスタマイズして良い、色々試してみて良い。

何となく友達としゃべって待っているだけ、よりはずっと効果があるでしょう。

強くなるには、何かを変えないと。

試合前の過ごし方、短期決戦の私たちの試合ではここで大きな差になる気がします。

ピックアップ記事

  1. 汗でグリップが滑りやすい人は、「Prince Grip Plus」がオススメ
  2. 大人のトレーニングは「DNS プロエックス」を使って効率的に
  3. 何度でも消して使える、ウェアラブルメモはテニスでも使えそう
  4. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について
  5. テニス選手のフットワークを支える、足首サポーター「ASO」

関連記事

  1. 戦術

    テニスの試合で意外と多い、「ノーアドバンテージ形式」での必勝法、を考えてみた

    ノーアドバンテージ形式、とは、通常のゲームカウントでデュース、になる場…

  2. テニス フットワーク

    戦術

    試合でしか養えない力、がテニスにはある

    不思議なもので、あるんですよ。どんなに練習しても、練習しても…

  3. テニス ミス

    戦術

    調子が良くも悪くも無い状態、とは「良い状態」であると意識しよう

    気にしないようにしても、どうしても気になるもの。それはアナタ自…

  4. 戦術

    死んだボールは、打ち込まない

    みなさんも試合の中で、経験があるじゃないでしょうか。相手の死…

  5. テニス 格上相手

    戦術

    テニスの試合では、「引き出しが多い選手は作戦が立てやすい」から強いし結果を出せる

    どんなスポーツでも、試合が上手い選手は武器が多い。それは攻撃出…

  6. テニス リーダー

    戦術

    毎年団体戦3回戦止まりの学校なら、「シングルス3本+ダブルス2本」の団体戦の戦い方は・・・?

    もうすぐ各地区では、高校生なら秋の地方大会が始まる。春の全国選…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. その他

    「テニス初心者の方」を、どんどん成長させていく為の優良記事7つ
  2. テニス メンタル

    メンタル

    強いテニス選手になりたいなら、「ドローを見て自分の行く末を予想する」癖を無くしま…
  3. スマッシュ

    スマッシュのコースは「どのタイミングまで変更可能か?」を覚えておくと試合で使いや…
  4. テニス ボレー

    ボレー

    ボレーを一歩で動いて打つ人は、「ほとんどが腰が残ったボレー」になっちゃってる
  5. テニス ドロップショット

    練習メニュー

    本当に勝ちたいライバルがいるなら、そのライバルを軽くひねれる相手と練習しよう
PAGE TOP