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大事な場面で前衛としてポーチ、心構えで9割が決まる

目次

試合の中で、しびれるような場面でポーチに出る。

これが出来れば、アナタ自身は間違いなく勝てます。

まずは出ること、が大事。

でも、出るだけでミスしてくれないような相手、を倒したいですよね。

大事な場面で前衛として動くときに、意識したいことは何か。

技術じゃないです、心構えが大事なんです。

 

大事な場面で前衛としてポーチ、心構えで9割が決まる

 


 

1.その場で決めたこと、では無いということ

私自身、前衛の動きは自分のスタンスの中でも大事にしている部分。

競った試合、ダブルスの試合では「基本はポーチに出る」から、勝てて来たという自負があります。

そう、少し自信過剰くらいで良いんです。

その場で出る!と決めたことじゃない。

前衛として、ずっと必要と感じて動いて来たし、試合の前から決めていたこと。

だから迷わないし、相手が打って来たリターンが入っても慌てない。

いつも通りに、自分の仕事をするだけ、というスタンスです。

 

2.ミスは一切、期待しない

「ポーチに動けば、相手はプレッシャーになる」と、何度も書いて来ました。

でも、そこで期待してはダメ。

絶対にダメ、なんです。

「動いたら、ミスしてくれないかな・・・」と、思った時点でアナタの動きは鈍る。

相手のボールが入って来た時点で、「やば!」と思ってもう終わり。

試合に勝てない人は、こういうケースが本当に多いんです。

ポーチに出る心構えとしては、「よし!入って来い!」くらいで良い。

ミスを期待する、ようなことは一切しない。

結果的にミスならラッキー、くらいですね。

 

3.自分はボレーが得意、生きる道なんだと

言い聞かせましょう。

実際に、しびれるような場面で動ける前衛、そうはいません。

草トー会場を見て下さい、全て後衛任せの前衛ばかりじゃないですか。

ハッキリ動いて、自分からポーチに出る。

それが自分は得意なんだし、生きる道なんだと。

大げさに感じるかもしれませんが、これくらいの意識を持ち続けないと、試合の現場では動けないですよ。

この意識で、ポーチの9割は完成する。

私はそう考えていますし、実際の試合でそうやって来ましたから。

 

4.「大事な場面で」というのが、キーワード

これからのみなさんに、必要なこと。

それは、大事な場面で動けるかどうか、です。

リードしていたり、プレッッシャーが無いような場面では動けるんです、ある程度誰でも。

でも、落としたら負け、または40-40の1本勝負、のような場面。

ここで打てるかどうか、出られるかどうか、ですよ。

心構えは、すぐには完成しません。

何度も準備しては試合で足が止まり、それでも動く、動き続ける。

これしか無い、私たちがダブルスで勝ち上がっていくには、前衛のポーチを主軸に考えていく。

これくらいの覚悟があって、初めて試合で格上相手に決まるんです。

 

大事な場面で動く、相手のナイスリターンをポーチする。

これを何度も、イメージしましょう。

日々の練習から、しっかり大事な試合の大事な場面、を考えておく。

その場で考えた作戦じゃない、ような動きって、力強いですから。

ぜひ、意識して欲しいポイントです。

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