テニス メンタル

戦術

暗くてボールが見えない、ときのテニスの試合の戦い方について

今はまさに、日が長い時期。

日照時間が長いので、テニスの試合も結構遅い時間まであったりしますよね。

そんな時に、「暗くなって来て、やり辛い・・・」と感じると、弱気になってしまう。

見え辛い、のは相手も同じですからね。

どうやってこういう試合を乗り切るのか、を準備して考えておきましょう。

 

暗くてボールが見えない、ときのテニスの試合の戦い方について

 


 

1.試合は一方的に、終われない

「暗くなったら、止めればいいじゃない」と、思う方も多いでしょう。

ですが、テニスの草トー大会では、片方の選手、ペアの意志だけではなかなか打ち切れない。

「暗くなってきたので、もうここで中断しましょう」と言っても、「まだ見えます、やりましょう!」と言われてしまう。

当然、リードしている方はこのまま押し切りたい、と考えますからね。

レフェリーが止めるケースを除いて、基本的にはテニスの試合は多少暗くても、継続される。

そう覚悟しておいた方が良い、です。

 

2.暗い中でのボールコントロールのコツ、は?

まず、私が意識しているのはテイクバックを小さくすること。

距離感が掴み辛いので、大きなテイクバックで待っていると、振り遅れる可能性も高い。

それから、フォロースルーも小さく、とにかくラケットの真ん中に当てることを第一にする。

小さく引いて、小さく合わせる。

これが暗い中でのテニスの基本、になると思います。

 

3.ネットプレイヤーは、狙い目

暗い中では、ボレーの方が難しい。

ですので、ダブルスなら相手の前衛は狙い目だと思います。

特に、ローボレーなどの低い位置ですね。

どこかに照明がある場合には、上って見えやすいんです。

だから、より暗い足下、を狙う。

相手は、それだけでかなり嫌だと思いますよ。

 

4.2人の中心を狙って、譲り合ってもらう

暗い中での試合は、消極的になりがち。

ダブルスなら、相手2人の間を狙って、譲り合いも狙いたいですよね。

お互い、出来れば触ってミスしたくない、と思っているでしょうから。

だからこそ、狙い目はセンター。

雁行陣なら、後衛の前の浅い場所も狙い目ですね。

2人で譲り合って、何とか触った後にはスペースを突けるはず。

ここも、暗い中ですから丁寧に攻撃していきましょう。

 

薄暗い中でのテニス、本意ではないですがやらないといけない時、はあります。

何か策を準備しているのか、そうでないのかは大違い。

ここでも、やっぱり試合巧者の人は強いんですよね。

「暗くて見えなかった・・・」と、思っているのはアナタだけかも。

考えておかないと、大事な試合で勝てないですよ。

ピックアップ記事

  1. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  2. テニス選手の筋肉に必要なプロテインは、ささみプロテインバーでの補給が最適
  3. テニスフリークなら必携のタオルは、「作戦ボードタオル」で決まり!
  4. ベイビーステップ 46巻 は、シングルスの試合の駆け引きの描写が秀逸
  5. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず

関連記事

  1. テニス 環境

    戦術

    「自分のテニスを変えていく」為には、目先の勝利にこだわらない勇気も大切です

    今、目の前にある試合、1ポイント1ポイントはもちろん大切。です…

  2. テニス メンタル

    戦術

    テニスにおける戦術とは、「今ある技術だけを使って勝つ為の方法論」だと考えると割り切れる

    テニスに戦術って、必要なの?というご質問も、よく頂きます。…

  3. 戦術

    テニスでも「ボールをキープする」という感覚が大事

    テニスは、相手から来たボールを打ち返す競技。サッカーやバスケ…

  4. テニス 確率

    戦術

    テニスの試合で一番嫌なのは、「何かを仕掛けて来る選手」じゃないですか?

    対戦していて、嫌な相手。それは、何かを仕掛けてくる相手、でしょ…

  5. テニス 感覚

    戦術

    今いるテニスのカテゴリーから、抜けることが出来ない方へ

    どうも最近、自分の成長が止まっている気がする。今いるカテゴリ、…

  6. テニス 格上相手

    戦術

    タイブレーク、意外と先行した選手が逆転される

    なぜだか、私はこういう傾向が強いと思います。タイブレークの試合…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. 戦術

    相手は強いんじゃない、合っているだけ
  2. テニス ボレー

    スマッシュ

    試合の中でロブが上手い選手は、抜こうとはせず「どこでスマッシュを打たせるのか?」…
  3. テニス 粘り

    その他

    テニスの試合で、相手に攻撃される!と感じたら慌てずに、「逃げのコース」をイメージ…
  4. テニス 雨

    メンタル

    テニスの練習で「自分は怒られてばかり・・・」と愚痴を言っている人は、怒られて成長…
  5. リターン

    相手がクイックサーブで、リターンに苦労するときには?
PAGE TOP