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ミスが怖い、という発想が一番怖い

目次

試合の中で、怖いもの。

それは相手でも無いし、負けた後のコーチでも無いでしょう。

一番怖いのは、間違いなくこれ。

これが怖いから、みんな試合に出たくないし、メンタルがやられていく。

この怖さ、を知ったところからすべてが始まります。

 

ミスが怖い、という発想が一番怖い

 


 

1.恐怖心は、全てを壊していく

実際に、怖いです、試合でのミス。

試合では、得点か失点、しかないですからね。

だからこそ、しっかり打ってミスを減らしたい。

でも、そう考えて試合に入っても、気付けば恐怖心は全てを壊していく。

ちょっとしたミスが気になりだすと、試合ではどうしようも無いくらいに壊れていく。

まずはこれを知っておくこと、ですね。

ミスが怖いと感じた時点で、試合ではもう勝てない。

これをどう乗り越えていくか、です。

 

2.ミスをどう自分で処理するのか、を考えておくこと

ミスの無い人、なんていません。

どう試合で捉えるのか、考えるのか次第です。

ミスが怖いと感じる人に、私がアドバイス出来るとすれば・・・ミスって、やり方次第。

良い戦術を見せたようなミス、は相手の印象にも残るし自分の手応えにもなる。

何も考えないで、結論が出ないミス、が一番嫌じゃないですか。

ミスして失点しても、それで得たものが感じられるかどうか。

こう考えると、ミスが怖いという発想も無くなるはず。

それに、一番後悔するミスはこれですよね。

 

3.「やらなかったミス」が一番後悔する

例えばダブルスで、ポーチに出ると決めていたのに出れなかった。

サーブ&ボレー、怖気づいて前に出れなかった。

こういう、「出来なかったミス」は痛い、本当に痛いんです。

それを自覚しているから、怖くなる。

怖くなって、ミスしそうなこと、ちょっとしたチャレンジが出来なくなってしまうから、試合でも負けてしまう。

ミスが怖い人って、結局こういう失敗体験が重くのしかかっている人、なんですよね。

 

4.ミスを怖がっている人は、結局チャレンジしなくなる

試合を見ていても、ミスが少ない人っていますよ。

でも、そういう人が勝っているかというと、そうでも無い。

だって、チャレンジしていない訳ですから。

無難なこと、自分が出来ることしかしない、ような人多くないですか?

それよりは、多少ミスしてでも、恐れないで試合をリードしていく姿勢がある人の方が強い。

結局、テニス選手ってここで分かれていく気がします。

アナタ自身が、ミスが怖いという恐怖に勝てるかどうか。

それが選手として、大きな境目になるはずです。

 

メンタルが強い、弱いとか、そういう問題じゃない。

自分の中でどう整理出来ているかどうか、です。

恐怖心に打ち勝つには、自分で理屈を作るしかありません。

ミスが怖い、その恐怖心ほど怖いものはありませんから。

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