テニス メンタル

メンタル

自分への疑いが晴れれば、自信に変わる

試合の中で、自分に自信を持ち続けること。

難しいですよ。

それは、当然の話。

だって、みなさん自身、自分自身のことをよく知っているから。

自分自身を信じる為に、乗り越えないといけないのはこの壁でしょう。

 

自分への疑いが晴れれば、自信に変わる

 

1.自分を疑うことは、成長への大事なステップ

一番経験するのは、サーブじゃないですかね。

「俺のサーブ、入るのかな・・・」と、不安になる。

自分で自分を疑って、試合の中で委縮していく。

メンタルが弱いとかって言うよりも、自分に対する疑いが晴れないんですよね。

これは当然、だと思います。

普段の練習からあまり入っていないのに、試合の大事な場面で入るのか、と。

そうやって考える思考、システムを、どこかで変えていかないといけないですよね。

 

2.自分への疑いを晴らすのに、必要なことって何だろう?

私は、「数字」だと思います。

自分は「こういう打ち方をすれば、8割は入るな」という事実、があるかどうか。

感覚、じゃダメです。

練習から記録して、「この形のセカンドサーブなら、8割は入る」という事実を、しっかり確認しておく。

私なら、打点を少し低くしたスライスサーブですね。

このサーブなら、8割入ってきたという事実があります。

残りの2割、になったらもう仕方ない。

その次からは4球連続で入る、今までそうだった、と考える。

これでしか、私は自分に対する疑いって晴れないと思うんですよね。

 

3.練習通り、に出来る人は2割しかいない

私は、試合会場でそう感じます。

みなさん、練習ではきっともっと、出来るはず。

なのに試合で力を発揮できないのは、自分自身を疑っているからです。

それを、晴らす方法を知らない。

「自分を信じろ!」というアドバイス、あんまり意味無いと思いますよ。

だって、自分を知っているからこそ、信じられない訳ですから。

知っている、というのは、何となく知っているというだけ。

事実をしっかり、整理しておくことが一番です。

 

4.練習とは、数値作りです

ただ、黙々と練習する。

それは、数値を作る為に。

確率という分かりやすい数値で、自分の実力を整理しておく。

サーブやリターンは、打つ前にしっかり自分の時間が取れますから、オススメです。

試合の中で、自分に対する疑いを晴らすために、数字ほど強力なものは無いですよ。

「練習でこの数値が出ているから、大丈夫だ」と思える何か、アナタにはありますか?

 

難しく考えると、面倒になります。

まず、普段のサーブ練習、リターン練習から、自分で記録していくのが良いでしょう。

上手くいくパターン、を具体的に数値化して試合に持っていく。

これも面倒だという方は、まずテニスノートをつけるところから始めてみて下さい。

人は、書いたことは覚えます、絶対。

騙されたと思って、やってみて損はないと思いますよ。

ピックアップ記事

  1. ご質問頂いた件につきまして
  2. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  3. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!
  4. 11/13(木) 女子シングルス練習&ゲーム会 in世田谷レクセンター
  5. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを

関連記事

  1. テニス ミス

    メンタル

    「粘り続ける技術と体力」テニスの試合で格上との対戦で競る為には・・・?

    スポーツと言えば体力が重要になるんだけど、テニスって体力必要?…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    トーナメントで良い成績、すぐに0に戻してまた練習再開

    良い成績、というのは人それぞれ。でも、目標を達成したときには、…

  3. テニス 客観視

    メンタル

    自然と結果が付いて来る人、いつまでも他人と比べたがる人

    昨年、アンケートや問い合わせ、直接お会いした読者のみなさんの何名かか…

  4. テニス メンタル

    メンタル

    テニスにおいて能力以上に大きい「熱意の差」について、アナタの認識はまだまだ甘い

    テニスの能力差、にばかり目がいって気にしてしまう。私が思うのは…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合では、「ゲームポイントの1つ前のポイントに、全精力を注ぎたい」その理由について

    ゲームポイント、セットポイント、マッチポイント。ポイントと名前…

  6. テニス メンタル

    メンタル

    「勝ち上がる気、あるのかっ?」テニスのトーナメントを勝ち抜くために

    高校卒業してから上京してテニスコーチになったんだけど、そこでコーチしな…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 戦術

    ダブルス

    ダブルスの並行陣では、「片方の選手が詰めたら、パートナーはT字まで下がる」ことで…
  2. テニス サーブ

    サーブ

    「サーブは軸足でコートをキック!」して着地することで、しっかり縦回転がかかって安…
  3. フットワーク

    浅いボールに横向きで入っていく、ことが全ての攻撃の基本です
  4. サーブ

    改めて見直したい、サーブの基本中の基本5つ
  5. ストローク

    ストロークで横に流れながら打つ人は、「最後で調節する癖」を無くそう
PAGE TOP